川地塾XCキャンプ | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>

初めての試みとして、XCキャンプを行なう予定だった。

対象者は塾生OB+現役塾二年生。

しかし、新入塾生のみならず、塾生以外の方々からも問い合わせがあった。

残念ながら、この方々は断るしかなかった。空中指導に慣れていないからだ。


少ない言葉から「川地が何を伝えようとしているか」をOBは理解してくれる。

また、逆に分からない事があれば聞いてくるし、

何を求めているかを川地も良く分かるからだ。


しかし、この初の試みは天気の前に脆くも崩れ去った。

XC(クロスカントリー)初心者が多く含まれるこのキャンプにおいて、

前日の天気予報が余りにも風が強い予報が出てしまったからだ。


万一の可能性を信じて、ネット上の様々なデータを川地なりに解析したが、

余りにも危険が高いので、やむなく中止を決定した。

それは既に時計の針が22時を回った後だった。


朝はとても天気が良かった。

今日は半日家族サービスをすることにした。

私もジーンズが欲しかったので、買物に付き合った。

翔はパパママがそろったので、超ご機嫌だった。