4時に起床、PCに向かい原稿を書く。
ホテルのレストランは朝6時から開いており、6時過ぎに早い朝食。
ここのバイキングはとても料理の種類が多い。中国料理、西洋料理、一度ではとても食べきれない。
茄子やジャガイモ、きゅうりにインゲンなど、野菜料理が美味しい。野菜本来の味がするのである。朝から炒飯も食べる。
8:30に迎えの車が来て、瀋陽市内観光に向かう。
まず瀋陽故宮博物院へ。清朝の最初の頃の宮殿である。
この1636年にできた王宮は、清朝の初代皇帝ホンタイジも住んだという。
ここで小トラブル。デジカメにSDメモリを入れ忘れ、本体のメモリも一杯になってしまった。
以降、写真が撮れなくなった。
次に遼寧省博物館へ。翡翠や瑪瑙、琥珀などを用いた昔の工芸品の数々を見る。
そしてホンタイジの陵墓である北陵公園(昭陵)へ。とにかく日本とはスケールが違う、とてつもなく広い陵墓である。
あまりに広いので、入り口から電気自動車に乗って行く。
金毘羅さんには石段を登れない人のために駕籠があるが、こちらは平地なので電気自動車だ。
ここも故宮と同様、世界遺産になっている。
ガイドブックではつまらなそうなところと思っていたが、行ってみるとそんなことはない。
やはり百聞は一見にしかずである。
次は土産物屋に連行される。ここでも大連と同様、コピー商品や、薬等も売っている。順にショーケースを見ていくが、ぴったりと店員がついてくる。
薬のケースの前では、「これ中国産のバイアグラ。ヤスイヨ」と勧めてくる。
いらないと断ったが、いらないの意味が誤解されたかもしれない。店員のお姉さんがニヤニヤしていた。
翡翠、瑪瑙、琥珀のアクセサリーをしつこく勧められるが、どうにか逃げ切って車に戻る。
「王朝酒店」というレストランで昼食。
麻婆豆腐、木耳卵炒め、インゲンと豚肉の炒め、きゅうりと海苔のスープに炒飯。
インゲンがもっとも旨かった。
12時過ぎにホテルに戻り市内観光終了、午後はフリータイムとなる。
気温は26度まで上がっており、父も気温の変化の大きさに疲れたようなので、午後は部屋で休息とする。
私は1人でホテル内のスパでマッサージをしてもらう。中国式のマッサージが48元(720円)。
まずサウナで着るような前開きで紐で腰をしばる上着と、短パンに着替えさせられる。
マッサージ室は、薄暗いサウナの休憩室のようなところであった。
白衣のおばさんが来て、この人が按摩師と思っていたところ、誰かを手招きをしている。
するとセーラー服にミニスカートをはいた若い女の子がやってきた(あとでわかったが、これがここの制服である)。
なんかやばそうな気がしてきたが、ホテル内のサウナでそういうことはないだろう。
女の子がうつぶせに寝ろという手振りをする。
寝るとマッサージが始まり、肩、背中をけっこう強く、上手に揉んでくれる。
しばらくすると、女の子が私の上着の紐に手をかけてほどき、上半身を裸にされた。
もしもの時にはなんと言ったらいいのだろう。
「私は疲れている」とか「元気がない」と言って断ったらいいのだろうか。
中国語の文法はまったく分からないが、「我没有元気」などという漢字が頭に浮かんだ。
裸の背中から腰までを、揉んだり、叩いたりしながらうまく凝りをほぐしてくれる。
15分くらいたっただろうか。剥ぎ取られた上着が背中にかけられた。
不安と期待は無駄に終わった。
(あとでガイド氏に聞いたところ、市中にあるスパは「そういうところ」だそうだ。)
薄暗く涼しい隠微なマッサージ室から気温26度の外に出るとくらくらする。目の前は中国医科大学付属第一医院である。
医院といってもこちらでは病院。大きな大学病院で、旧満州医科大学の建物も使用されている↓。日本ならDPC対象病院だろう。
ホテル近くの食品店で、瀋陽の地ビール「雪花ビール」と食品店のおじさんのお勧めの「ハルピンビール」を買って部屋に戻る。
缶ビールはいずれも1本5元。
夕食は「老辺餃子店」という180年続く瀋陽一の餃子の老舗。
様々な餃子料理が出るが、量が多すぎて食傷気味になってきた。
まあまあの満足度でホテルに戻る。