長崎のグループホームで火災があり、多くのお年寄りが亡くなった。
大変不幸な出来事だが、いくつかの問題点が見てとれる。
ひとつは宿直体制だ。
1名の担当者が宿直をしていたようだが、果たして1名が適切なのかどうかだ。
9名の入所者に対し、1名の宿直でも基準には合致し、人数比率からすれば妥当なのかも知れないが、万一のとき、1人の宿直者で、火災の場合に消火、通報、避難誘導ができるかどうかは疑わしい。
グループホームは、2ユニット18名までしか作れなくなっているが、1ユニットのところも少なくないだろう。
この4月から小規模多機能型居宅介護が新設されるが、これも「小規模」である。
果たして小規模で充分な体制がとれるのか?
小規模施設に誘導しているのは、地域に密着させることと、施設側が大規模施設建設によるスケールメリットの享受を防ぐことにあるのだろう。
しかし、今回のようなリスクを考えると、小規模が是、と言えないのではないか。
ある程度の人員体制をとれるだけの規模も必要であるとの考え方も出てくるだろう。
もうひとつの問題は入所者の喫煙である。
所内は禁煙であったというが、タバコの火の不始末が原因である可能性が浮上している。
健康増進法が施行されたいま、公共の場での禁煙が基本であるが、まだなかなか守られていないところがあるだろう。
禁煙ルールが守れない入所者に対しては、強制退所くらいのケジメが必要になるだろう。
明日10日から沖縄出張である。
羽田からANA123便で那覇に飛ぶ。