「いい年をして、何かの初体験のことを書くの?」と、期待を持たれた読者の方には申し訳な いが、ご期待とは一寸違う内容である。
昨夜は名古屋で講演だった。そのまま名古屋のキャッスルプラザに泊まった。 3時に目が覚めてしまい、そのままなにやら仕事をしていた。ようやく朝7時となり、朝食をとりにレストランに行った。団体で洋食バイキングは満席、しかたなく和食の方に行ったのだった。しかし、ここで「初体験」をしたのである。
この店では当然和朝食だったが、机のあいだに調理器具が置かれている。すると板前さんが出てきて、なんとそこで出汁巻き卵を作り始めたのである。よく洋食で、というか海外のホテルなどでも、朝食にオムレツなど卵料理を作ることはままある。
しかし、和食でしかも目の前で卵焼きを作るのをみたのは、生まれて始めての体験である。醤油がしみこんだ大根おろしが添えられ、出汁巻き卵が運ばれてきた。四角い卵焼き器で作り、そのまま持ってくるので大きい。しかも熱い!。箸を入れると、蟹の身が現れた(「カニ風味かまぼこ」ではない。本物!)。
とてもおいしい卵焼きだった。朝から、なんだか暖かい気持ちになったのである。