通勤途上に、神田駅で山手線の電車をふと見ると、車両の前面に「ありがとう205系」というパネルが付けられていた。205系というのは、今まで活躍していた車両で、新型のE231への置き換えが進み、どうやら最後の1編成になったもようだ。
このE231系という車両は、非常に高性能である。山手線や総武緩行線のように駅間の距離が短く、高い加速、減速性能を求められる線区にも投入されているが、現在では東海道、湘南新宿ライン等最高速度も120キロと高い線区でも使用されている。
高速性能と加速力の両方を兼ね備えた車両ということになる。今までは高速性能をとるか、加速力をとるかで、別々の形式の車両が作られていたが、現在ではE231一種類で対応している。
すなわち、パフォーマンスが高くなれば、いろいろと応用が利くということだ。これは経営でも同じだ。
経営者のみならず、従業員の質が高ければ、業態転換や、新規事業への参入も比較的容易である。
そのために従業員の質を高めるように努力するのも経営者の重要な役割である。