BMWのニュー3シリーズ(E90)が発売となった。
現行モデル(E46)に比べ、ひと回り大きくなったという印象を持っていた。
そこで話題となったのが全幅である。
当初の情報では、現行モデルよりも8cm広がるということだった。
「8cm広がったら駐車場に入らない」、「道が狭いので困る」という声があちこちで聞かれ、私も非常に否定的に考えていた。
「日本の道路事情をわかっていないのかな?」というのが第一印象だった。
この情報は独り歩きし、E46の最終モデルは予約が殺到したという。もっとも海外の車の場合、フルモデルチェンジのスパンが8年と長く、最終モデルほど完成度が高く、評価も高いのが普通ではある。
しかし、ふたを開けてみてびっくりである。「全幅」は8cm広がったのだが、ボディ自体は3cm広がっただけということがわかった。
この5cmの違いはドアノブだそうだ。一番幅が広いところがドアノブだったということである。
思い込みの怖さである。全幅というといかにもボディ自体のように思ってしまうが、実は違ったわけである。
先入観に支配されていると、とてつもない勘違いをすることになるので、気をつけなければならないと思った一件だった。