シングルマザーの自宅サロンオーナーさんから、
こんな相談を受けたことがありました。
1人で子育てしてるから、自分の時間が作れなくて
ネイルの練習も、ブログ書く時間もなかなか作れない...
みゅうさんは、どうしていたんですか?
で、逆に、彼女に聞いてみました。
どうして時間がとれないのか。
「仕事が終わって、託児所に子供達を迎えに行って、
そのまま買い物に行って、食事の用意をして、
お風呂に入れて、寝かしつけて...
そうしてるうちに10時、11時になってしまって...」
という返答。
う~ん、こうしてズラズラと言葉だけを聞くと、確かに大変そうですよね
ここで、私の話になりますが...
私がシングルマザーになったのは、娘が4歳、息子が3歳の時。
海外だったので助けてもらえる身内もいませんでした
(働いている時は託児所に預けていましたけどね。)
そして、家族3人が共倒れしないためにも、
我が家では、いくつかのルールを作っていました
例えば...
・週末は買い物の日
子供達と一緒に、1週間分の食料をまとめ買いしていました。
つまり、買い物は週に1回
・夕食の片づけ・週末のトイレ掃除とお風呂掃除は当番制
小さい頃は、一緒に手伝ってやっていましたが、
小学生の頃からは、娘と息子が交代でやっていました
・8時以降はベットから出ない
7時半になったら子供達をベットに連れて行き、
30分だけ、一緒に本を読んだり話をして、
8時以降は、私はリビングルームへ
子供たちはベットの中で自由行動
寝ようが、本を読もうが、歌を歌おうが、
何をしててもいいけど、ベットからは出ないというルール
(ベットタイムは、年齢と共に少しずつ遅くしていきました)
他にも色々なルールがありましたが...
この我が家のルール、実は、日本の友達には
「考えられな~い!」 と批判もありました
正直、始めは私も、
ただでさえ仕事で一緒にいる時間が少ないし、
片親で我慢させてる事が多いのに...と抵抗を感じていました
でも、このルールでいいんだ!って思えたのは、
オーストラリア人の友達や
政府のサポーター(シングルマザーを支援している人達)の
アドバイスのおかげなんです
国民性というか、育児に対する考え方の違いもあると思いますが、
「子供を一人の人間として尊重する」 という姿勢のもとで、
(子供達の年齢に関係なく)子供達と向き合い、家族が助け合うことで、
「シングルマザーだから大変!」 という壁を低くしていた気がします。
確かに、1人で仕事・家事・育児と大変ですけど、
ぜ~んぶ1人でやろうとしないで、
子供達にも手伝ってもらいながら、
共同生活をしていく工夫を考えてみてはいかがでしょうか?
もちろん、子供たちの年齢に合わせながらですけど...
ちなみに、今、20歳と21歳になった子供達に、
この我が家のルールは大変だったかと聞いたら、
「全然大変じゃなかった」
「楽しかったぁ」
「小さい頃のことはよく覚えてない」
と、気が抜けるような返答
子供って、大人が思ってる以上に
たくましいかもしれませんね