算命学プチ講座 「天中殺」シリーズ 全6回

 

天中殺は、6種類あります。

一人につき1つです。

宿命(持って生まれた質)で表れる特徴と、後天運(回ってくる運勢)で利用する方法がありますが、今回は宿命のみお伝えします。

 

第24回 「寅卯天中殺」

<キーワード>

二代目・三代目運 度胸あり エネルギー大 大胆 人に好かれやすい 配偶者運あり

 

6つの天中殺の中で最もパワフルでダイナミック。スケールが大きく何事にも積極的で、じっとしている時がありません。

ひとつひとつ積み重ねるというよりも、エンジン全開で一気に突っ走ってしまうような圧倒的な力があります。

その反面、脇が甘くなり、緻密さ用心深さに欠けるところもございます。せっかく機会をとらえるのが上手なのに大雑把な計画で動いてしまうため、詰めの甘さからちょっとしたことでつまづくこともあります。エネルギーを上手に生かすには計画性を大事にしてください。もともと「ネアカ(根明)」な性格ですから、ものごとの先を心配して細かく詮索したり、検討するのが苦手です。大雑把な見通しだけで、大計画を実行に移したりしかねません。本来なら良いパートナーと手を取って事をなすことが一番ですが、寅卯天中殺の方は、良き友人に恵まれにくい面があります。社会での真の人間関係、つまり親友関係ができにくく、同時に、新規事業を興す際に天の恵みを当てにしずらいのです。

そのため、寅卯天中殺には家業を継いだり、もともとある事業を発展させたりという「2・3代目運」が用意されています。親の代で基盤ができていれば、持ち前のエネルギッシュさで事業をどんどん大きくしていけるし、そのことで多くの幸せを手にすることができるでしょう。

この天中殺は、だいたい30代、40代、50代という働き盛りの中年期にぐんぐんと運勢が上がる人です。ただ、その時期に全精力を集中してもやすようなものですから、体力の落ちる晩年期になると、自分の身体や健康が思うようにならなくて、イラつくことが多いかもしれません。しかし、それは中年期、あまりにすごい集中力を経験したので、それに比べて「思うようにならない」と感じるのです。

寅卯天中殺は、母親、兄弟運にはあまり恵まれません。その分配偶者運に恵まれるようになっております。

絶えず自分で動き回らないと気が済まないタイプなだけに、スケールは大きくても、その良さは案外、家族には理解されにくい傾向があります。大雑把な性格だけに、家族の抱える悩みや問題にはいっこうに神経が届きにくいのです。ただし、家族思いではあります。

寅卯天中殺は人に良く好かれるので、異性にもモテるでしょう。特別に色恋沙汰と言うのではなくても、「なんとなく魅力的」に見える。それでいて不思議なことに、この天中殺は男女関係には真面目なところがあります。それだけに一旦恋に落ちると始末が悪いです。根が真面目ですから、浮気・不倫のつもりが本気になってしまいます。遊び半分で人と付き合うことが出来ない人なのです。家庭は家庭として大切にしますが、つい好きになった外の人にのめり込んでしまうのです。全精力を投入する、ということになりかねません。しかし、生来の「浮気者」とは違うので、そういうことがしょっちゅうあるわけでもありません。また家庭は大切にすることも忘れないのが救いと言えるかもしれません。

 

 

算命学プチ講座 「天中殺」シリーズ 全6回

 

天中殺は、6種類あります。

一人につき1つです。

宿命(持って生まれた質)で表れる特徴と、後天運(回ってくる運勢)で利用する方法がありますが、今回は宿命のみお伝えします。

 

第23回 「子丑天中殺」

<キーワード>

初代運、努力家、明るさがポイント、サービス精神、目下(子ども、部下に恵まれやすい)

 

子丑天中殺の方は、どんな苦労の多い境遇に置かれても、真面目に、律儀に、コツコツと努力を積み上げていくようです。

多少、華やかさには欠けますが、いったんこうと定めた目的は簡単には捨てず、一歩一歩着実に前進していきます。

サービス精神も旺盛で、世話好きなところもあり、女性なら結婚後は夫を盛り立てて内助の功を発揮する方が多くいらっしゃいます。性格的に弱い男性と一緒になったら、かかあ天下になるかもしれませんが、男性で若い時に苦労をしたなら、中年以降は運気も高まり、身一つで一代をなしえる程出世する方もいらっしゃいます。

子丑天中殺の方は、人生において運のエンジンのかかり方が遅いのが特徴ですから、花咲くのはどうしても中年からが多くなります。

子丑天中殺の方は、親や目上の人との縁が薄くなります。反対に、子どもや部下、後輩などを求める本能が働きますし、目下運がとても良い方です。このような宿命の特徴を与えられていますので、早めに親離れが早いほど運が好転してまいります。

中年期以降が良好というのは、この原理より、中年以降は自分の目上が数少なるからということにもつながります。

ですので、子丑天中殺の方で、いつまでも親と同居していたり、先輩や先生に付き従っていると、どうしても自分の本領を発揮できなくて苦しくなってまります。

自分は「初代運」ということに自覚をもって、目上に頼りすぎない人生が開運のポイントとなります。

一見、常識的に考えると、親の面倒を見て、家業を継いで、先輩や師匠を立てるということは、日本において美徳とされておりますが、それでは運勢が上がらない人がいるということです。

ここら辺に運の幸運と不運が表れてくるのです。

子丑天中殺の方は、親のものを引き継がず、自分ひとりで、何もないところからやり始めることが本領を発揮でき、結果として大きな成功につながって参ります。

そして、目下運があるということは、目下に支えられると同時に、目下を育てあげるというお役目があるのです。そのように自分の特質と役割をきっちりこなしていると、運は自然と上がっていきます。

若い時には、なにかと損もするし、苦労も多いですが、そうした苦労や損がやがて力となってくる時が来ます。ですから、一瞬の感性が勝負のような仕事より、着実な努力の積み重ねが成果を表すような仕事を選んだ方が良いでしょう。

職業上でも、上司運はあまりよくないですが、あるいは上司に従う間は運は開けにくいということになります。正反対に位置する、目下、部下、子どもを持つようになって、ようやく本領発揮します。このようなことから子丑天中殺の方は、遅咲きの花を楽しむ運勢だと言えるでしょう。

 

ちなみに、芸能人でいうと、ダウンタウンの松本さんと浜田さんは共に子丑天中殺です。彼らは師匠を持たずお笑い養成学校出身ですね。最初は苦労しますが、目上を持たない自分たちの宿命と環境があっていたがために、どんどん伸びていかれたのでしょう。

 

 

明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

今年は癸卯(みずのと う)年ですね。

(算命学では2月の立春より2023年がスタートしますので、厳密にいえば今はまだ壬寅年なのですが・・・。)

 

昨年は、十大主星と十二大従星の星の基本的な意味合いをお伝えしてきました。

今年からはもう一つ大事な技法である「天中殺」について書かせて頂こうと思っております。

 

天中殺には、宿命編と後天運編という大きく分けて2種類のとらえ方があるのですが、まずは、宿命編から

お伝えできたらと思っております。つまり、その人の持って生まれた質みたいなものです。

 

では、次回よりお楽しみください。

 

 

 

算命学プチ講座「十二大従星」シリーズ

 

算命学は生年月日から星を出します。

十二大従星は1人につき、3か所出ます。同じ星が複数でる方もいれば、全くバラバラな星が出る人もいます。

時間軸を表現するため、十二大従星を人の一生の時間軸で分けて表現しています。(象徴)

 

第22回 「天馳星」

人生の時間に例えると「お墓の時期」 エネルギー 1点

 

<キーワード>

多忙 活動 瞬間の大器 スピード 無欲 さわやか 単独行動 市井の聖人 土壇場に強い

 

天馳星の個性は「動」です。とにかくスピードの速さにおいて並ぶものがなく「多忙」な「活動家」なので、腰を据えて一つのことにじっくり取り組むといった持久力はありません。

常にハードスケジュールの中に、自らを放り込むことが一番の開運方法です。2つ3つの仕事を与えられても見事にこなすことができ、それをかえって張り合いとも楽しみともできる人です。

「土壇場に強い星」ですから、普通の人ならへたってしまいそうな窮地に追い込まれた絶体絶命の時こそ、瞬発力を出して、本領をフルに発揮します。

いかなる場合でもひるむことなく、急場を切り抜けて頼もしく立ち上げる「不思議な底力」を持っています。ですから「瞬間の大器」「市井の聖人」といったニックネームももっているのです。

危ない会社を引き受けて見事に建て直したり、苦境の人のところへ行って事態を収拾したりすることは得意中の得意です。きっと「救急車」のような使命を与えられているのでしょう。

鋭いひらめきとエネルギッシュなパワーで、いくつかのことを同時に進行させていくことこそ本来の姿なので、じっとしているのは実に苦痛。もちろんデスクワークは不向きです。

ただ、働きと経済が正比例しないでしょう。これは欠点ではありますが、生来、財力や名誉には無関心なので「無欲」と「あきらめのよさ」で本人はそのことに執着しません。情にもろくて「お人よし」、困っている人を見ると素通りできない「優しさ」、報いを求めずやるべきことをやるという「さわやかさ」を持っています。

忙しさが才能を引き出す運をあげるといった人生ですから、穏やかさやゆとりは望めません。しかし、純粋なハートと行動力で自由業、フリーランスの世界で活躍できる可能性が大きい出る。動きの星なので、スポーツ界でも実に多くの天馳星を持つ人が活躍しています。

常人とは質の異なるエネルギーを与えられている分、毎日をだらだら過ごして時間を無駄にすると運にひずみが生じ、病気や事故にあいやすくなります。常に心と体を鍛えて、気の流れを良くしておかなければなりません。

 

 

 

算命学プチ講座「十二大従星」シリーズ

 

算命学は生年月日から星を出します。

十二大従星は1人につき、3か所出ます。同じ星が複数でる方もいれば、全くバラバラな星が出る人もいます。

時間軸を表現するため、十二大従星を人の一生の時間軸で分けて表現しています。(象徴)

 

第21回 「天庫星」

人生の時間に例えると「お墓の時期」 エネルギー 5点

 

<キーワード>

専門家 凝り性 探求心 一途 正直 忍耐 墓守 長男長女(末っ子)の星 歴史 頑固

 

先祖との縁が深く、その加護が強い。「先祖」を供養し「墓守り」をするという大切な使命を担って生まれてきたので、その義務を果たして運勢は上昇していきます。そのため長男長女や末っ子として生まれる人が多く、たとえ兄弟の中間に生まれてもいつからか何等かの事情で長子としての役目を果たすことになります。

この星を持つ人は、一生を通して幾度となく、目に見えない先祖の力に助けられることがあります。その時にはご先祖に感謝することを忘れないでください。

性格は融通が利かず頑固者になりがちです。何事も「区切り」をしっかりと定めて物事にあたります。うやむやや中途半端にすることはありません。

他人からの命令や強制は大嫌いで、裏表のない一本気な正直者ですから、世渡りは上手いとはいえないでしょう。しかしながら、人に嫌われたり、孤立する事がないのは、本質的に「純粋さ」があるからです。その人柄を知る人からはとても信頼され、人との付き合いは広く浅くというよりは、長く深くとなったほうがよいでしょう。

根は探求心が旺盛で「凝り性」ときていますから、職業は自分のペースでやっていける自由業・フリーランスが合っています。

趣味・仕事・遊びなど、それが何であれ、自分が関心をもったことには、まっしぐらに突き進んでいきます。それが面白ければ、もっともっと深入りし、知識を深めていくでしょう。

古いものに興味を持ち、歴史や占いなどの世界で奥の深い精神的な無形のものに心惹かれるので、学者・教師・文筆業をはじめ広い意味での知的職業が適しています。

どんなに苦しい時も、認められない時も、お金にならなくても、目的に向かって、疑うことなく進んでいく「忍耐力」を持っていますから、地道な努力ののちに、大きな世界を自力で切り開くことが出来るでしょう。

 

 

算命学プチ講座「十二大従星」シリーズ

 

算命学は生年月日から星を出します。

十二大従星は1人につき、3か所出ます。同じ星が複数でる方もいれば、全くバラバラな星が出る人もいます。

時間軸を表現するため、十二大従星を人の一生の時間軸で分けて表現しています。(象徴)

 

第20回 「天極星」

人生の時間に例えると「死人の時期」 エネルギー 4点

 

<キーワード>

柔軟性 和合性 宗教 直感 広がり 純粋 お人よし 技術 束縛のない世界 ありのままの意識

 

死者を意味する星ですが、誤解なさらずに。喜びや悲しみや苦しみ、欲望などの感情から解放されて、これまでの出来事全てを洗い流し、無限に広がる自由を与えられるということです。

何ものをも分け隔てなく、全て対等に受け入れる」という特質を持つ天極星は、「お人よし」とか「信念のない人」に見られることがあります。けれどもそれは、全てのものをありのままに受け入れる「悟りの境地」に達しているからこそできること。実際、この星を持つ人には宗教家が多いです。

相手に合わせて行動や思考を自由に変化させることから、算命学ではこの星を「無限の星」「柔軟の星」とも呼んでいます。

 

ちなみに天極星が晩年期を表す右足の位置に出ると「おだやかで安定した余生を送ることができる」とされています。

 

純粋さは十二大従星で一番。損得を考えることがなく行動するその無欲さは、かえって強靭さを生み、精神の強さにおいて抜群です。

質は水のごとく自然のままに生きて逆らうことはありません。無理なく生きていくことが特徴としてあります。

生まれついてあの世の感覚を秘めていて、大変勘が鋭く、磨けば一種の霊感能力を身につけられるとされています。

また、技術、芸術、学術、医学、宗教、哲学などの世界も向いていますから、日々の努力、積み重ねを続けていれば「特殊能力」の世界で独自の地位を築くことができます。

政治家や公務員、商売人などには向きませんので、何か「技術」を身につけることが開運のコツになります。それは仕事面で活用しなくても、手芸や彫刻、絵画、楽器など手先を使うことはプラスになります。「手を使う」ことでの楽しみを見つけると、きっとあなたに合った新しい世界が開けてくるでしょう。

挑戦する目標がないと、「欲のなさ」や「あきらめのよさ」が災いして、小さな世界に安住してしまう可能性があります。自分を磨いたり、努力して継続していかないと、人生は開けませんので心しておきましょう。

好きなことを見つけて生来の熱意で継続を心掛けたとき、この星の「鋭い感性」が大きく育ち、世の中で役に立つでしょう。ただし、思い込みが強く群衆心理にひっかかりやすいところもあるので、アレコレ手を出さず、ひとつの道を極めることが、大きな実りにつながるでしょう。

 

 

算命学プチ講座「十二大従星」シリーズ

 

算命学は生年月日から星を出します。

十二大従星は1人につき、3か所出ます。同じ星が複数でる方もいれば、全くバラバラな星が出る人もいます。

時間軸を表現するため、十二大従星を人の一生の時間軸で分けて表現しています。(象徴)

 

第19回 「天胡星」

人生の時間に例えると「病人の時期」 エネルギー 4点

 

<キーワード>

夢 ロマンチスト 音感 直感 感受性 懐古趣味

 

美しい音楽の響きを楽しんだり、色あざやかな絵画に心を寄せるなど、天胡星の世界は「美しいもの」に満ち溢れています。

美意識が強くなり、音楽や美術などの芸術や、神秘的な世界に大きな喜びを見出すようになります。その場合、集団で一緒に楽しむのではなく、あくまでも自分ひとりで楽しむのが特徴です。この星がエネルギーを注ぐのは現実的な世界ではなく、「空想の世界」「夢の世界」など、内的な精神世界なのです。

夢と現実のはざまを自由に行き来する天胡星の性格は、一見して理解できるような単純なものではありません。心と体が一致しない部分があるため、内面の複雑さとはうらはらに、シンプルでストレートな言動をして周囲から誤解されることもあります。

ふあふあとつかみどころがないアンバランスな性格がこの星の魅力なのですが、「十二大従星のうちで最高に複雑な星」といわれるように、実は本人も自分の性格をつかみ切れていない部分があります。

ただし、「土壇場」や「一か八か」の局面に追い込まれたときに発するパワーは、かなり強力です。芸術的な分野で集中力くぉ発揮して、イメージと現実をシンクロさせたときの天胡星は、不可能を可能に変える力を持っていると言っていいでしょう。

 

体のどこかに弱いところを持っている人が多いです。しかし、それも大事に至る病気ではないため、自分の身体を知って、結果的に長命になるのが一般的です。病気に関わる「医師・看護師・マッサージ師・鍼灸師・介護士・栄養士」など広く医療に携わる職業の人には、実にありがたい星です。

人と争うことを知らない心は、厳しい現実や利害の世界にはあまり向きません。

研ぎ澄まされた「繊細な神経」と「鋭い直観力」にすぐれた美意識が加わり、芸術・創造の世界で才能を発揮することができます。中でも「音感」のよさは抜群。音楽家、作曲家、歌手、音に関わる舞踏家、ダンサー、語学にも堪能な人なども多いです。できるだけ自分の「憧れ」を活かした人生を歩むことが真の幸せにつながります。

 

 

算命学プチ講座「十二大従星」シリーズ

 

算命学は生年月日から星を出します。

十二大従星は1人につき、3か所出ます。同じ星が複数でる方もいれば、全くバラバラな星が出る人もいます。

時間軸を表現するため、十二大従星を人の一生の時間軸で分けて表現しています。(象徴)

 

第18回 「天堂星」

人生の時間に例えると「老人の時期」 エネルギー 7点

 

<キーワード>

落ち着き 理性 自制心 バランス 常識 引っ込み思案 地味 

 

必要以上に前に出ることはせず、一歩ひいた場所から周囲を見回すその姿から「引っ込み思案」という印象を受けることもあります。けれども、その正体は、強靭な「自制心」によって周囲のバランスを乱さぬよう心掛ける「賢者」なのです。

この星を持つ人は物静かな雰囲気ですが、必要な時には「鶴の一声」を発し、場の流れを大きく変えてしまいます。

また、一見無愛想に見えますが、それは他人に対する不必要な「甘え」がないため。余分なものを全て取り払ったあとの「鋭さ」「いさぎよさ」が、この星の魅力なのです。

老人の星とはいえ、星に内在するエネルギーは強いので、周囲へ与える影響力はかなり大きいです。

もう一つの特徴は、「職業や年齢を超えて、どんな人とでも対等につきあえる」ということ。ですので、人脈もかなり広くなります。

「老成」と「無邪気」の両面を持つ複雑な性格が人間的な魅力につながり、多くの人の心を引き付けるでしょう。

 

何かと年長者との縁もあります。また、年齢の離れたお年寄りや子どもとの交流は不思議なほどうまくいくでしょう。

温厚で、ハッタリがなく、勤勉実直な常識家。さまざまな経験を積んだ人のように、若い時から悟っているようなところがあり、表面よりも中身を大切にし、地位や財にもとらわれません。

自己を表現するのが苦手ですが、決して秘密主義でも周囲に無関心なのでもありません。「静かなる自我の人」といわれる人間性を周囲の人に」理解してもらうには少し時間を要するでしょう。

天堂星は一定の速度を保ちながらじっくり「粘り強く」「安全に」一生を歩んでいきます。

職場ではミスが少なく安心できる人ということから、面倒な仕事を任せられることもあるかもしれません。いわば「縁の下の力持ち」が得意で、職種としてもそのようなものが向いています。

地道で保守的な生き方の中で自らの才能を見出すでしょう。

芸術、動物、植物を愛し、プライベートな時間を大切にして、現実の生活の中で「精神の向上」や「充実」に喜びを感じます。

内面を磨いていくのはいいのですが、面倒がらずにもっと積極的に人々と交わり、広い世界に出ていくと、喜びもさらに広がるでしょう。

本来は晩年の星のため、若年期はつぼみの時。焦らず自信をもって頑張り続けていると、中年期以降に本当の良さが発揮されていきます。

 

 

 

算命学プチ講座「十二大従星」シリーズ

 

算命学は生年月日から星を出します。

十二大従星は1人につき、3か所出ます。同じ星が複数でる方もいれば、全くバラバラな星が出る人もいます。

時間軸を表現するため、十二大従星を人の一生の時間軸で分けて表現しています。(象徴)

 

第17回 「天将星」

人生の時間に例えると「頭領の時期」 エネルギー 12点

 

<キーワード>

リーダー、エネルギッシュ、創始者、初代、帝王、開拓者、人の上に立つ

 

この星を持つと「平凡な生活」とは無縁になります。この星のパワーは「普通」とか「庶民的」といった枠に収まりきらないのです。

温かく保護された環境で育つと、この星の良さを生かすことができません。天将星は「天の期待に応えなければならない」という宿命を背負っています。

周囲を圧倒するような存在感と同時に「おっとり」「のんびり」「無邪気」という一面も持ち合わせています。また、人間関係では、「自分だけ浮いている」という孤独感を感じる人も多いかもしれません。これは王たる者の宿命で、「人の上へ行けば行くほど孤独になる」という宿命を覚悟しなければなりません。

 

長い人生の中では、自分のことはおろか、親兄弟のこと、あげくは友人知人の面倒まで引き受けざるを得ないことがあります。それ以外の苦労にぶつかって大変な思いをする時期があるかもしれません。しかし、「重荷」「困難」こそ、天将星が本来与えられた能力を輝かせる基となるのです。不遇や不運、もしくはひと通りではない家庭の事情があったとすると、それこそが、本領を発揮できる、よきリーダーになるためのチャンスであり準備期間です。

この星をもつ人には若年期の苦悩は必要なだけでなく、実にありがたいものになります。進んできつい仕事をしたり、または困った人々や社会のために人に尽くし、自分のありあまるエネルギーを喜んで分け与えましょう。これが開運法になります。

元来、「創始者」「初代」の星ですから、人のものを受け継ぐよりゼロから新しい世界を作り上げる人。「大器晩成」で、人生小器用に渡ることは難しいでしょう。

人に頼ることなく、苦難を乗り越えれば、大きな世界を与えられ、大きな人物になれます。

 

肉親縁が薄い人が多いので、「寂しがりや」ですが、その分他人縁は強く、多くの人に好かれます。世のため、人の為に役に立つ生き方こそが、真の喜びを感じるに違いありません。しかし、その選択は本人の意志と行動に任されています。

 

 

算命学プチ講座「十二大従星」シリーズ

 

算命学は生年月日から星を出します。

十二大従星は1人につき、3か所出ます。同じ星が複数でる方もいれば、全くバラバラな星が出る人もいます。

時間軸を表現するため、十二大従星を人の一生の時間軸で分けて表現しています。(象徴)

 

第16回 「天禄星」

人生の時間に例えると「壮年の時期」 エネルギー 11点

 

<キーワード>

安定、堅実、忍耐、説得力、バランス感覚、慎重、論理、守備

 

じっくり腰を据えて知恵と知略をめぐらせて、着実に一歩一歩進んでいきます。この星が目標を達成する時の力強さと確実性は、他の星の比ではありません。

また、「全体」を把握するのが上手なので、バランス感覚がいいのも特徴です。

天禄星を持つと「重厚」「落ち着き」「観察眼が鋭い」「用心深い」などの個性が備わり、トップの知恵袋や影の黒幕として活躍することが多くなります。

「天禄星は縦の繋がりに気を配ると運が上がる」

この星は目上次第で運が変わります。目上に恵まれた天禄星は、自分でも信じられないくらい「異例の出世」をとげることがあります。

逆にトップにパワーがなかったり、トップとの信頼関係がうまくできていないと、「縁の下の力持ちで終わる」恐れもあります。

人体図(命式)に天禄星が出た人は、自分がついているトップの運や性格、相性をしっかりチェックすると良いでしょう。

 

同年代よりも、年上あるいは年下の人との交流が多くなることも特色のひとつです。家族を大切にするため、家族間は深い絆を保つと開運します。

 

がむしゃらに頑張る激しさは持ち合わせていませんが、ゆったりとプランを練り、論理的に納得のいく無理のないスケジュールを立てて、失敗やミスのない方法で生き抜いていこうとします。

時には休んだり楽しんだりして、健康で平和な人生を楽しもうとする知恵ある「現実派」と言えます。

 

スローテンポで用心深い性格なので、時として「事なかれ主義」と映ることがありますが、決して小心者ではありません。

表面上の物腰の柔らかさからは想像できないほど現実を見通す目は鋭く、感覚や勘に頼ることなく、体験から得た確かな知恵だけを判断の材料にします。そのため、多くの人から信頼される存在になるはずです。

確固たる考えを持っているので、相談を持ち掛けられると手ごたえのある答えを返します。

 

一度決めた道や自分の役目を貫き通し、途中で投げ出すようなこともないでしょう。「補佐役」「守り役」「平和の担い手」として最も力を出すことが出来る星なので、トップよりNO2を目指すことをお勧めします。

 

また、一芸に秀でた人が多く、「特殊な世界」へ進み「スペシャリスト」として頭角を現します。経験を積み重ねることによって出来る仕事なら何でも成果がでるでしょう。

特に「医学・薬学」など、直接人の生命のためになる世界で素晴らしい能力を発揮できます。

また、演技力があることから「芸能の世界」に進む人も多く、活躍が期待できます。

ただ、粘り強く経験を重ねることで実力をつけ、確かな判断力を身につけていくタイプなので、直感や感覚だけが勝負のテンポの速い世界は向かないでしょう。