GWの旅行、続き。

 

三朝温泉にもちょっと寄り道。

 

三朝温泉公式サイト|三朝温泉観光協会-宿泊 日帰り温泉 観光-世界屈指のラジウム温泉|鳥取県三朝温泉ポータルサイト (misasaonsen.jp)

 

三朝温泉の由来は、八百五十年以上も昔のこと。

平安時代、源義朝の家来である大久保左馬之祐という侍が、

年老いた白い狼に出会い、一度は弓で射ようとしますが、

思いとどまり見逃してあげることに。

その夜、左馬之祐の夢に妙見大菩薩が現れて、

白い狼を助けたお礼に温泉の場所を教えてくれたのです。

以後、救いのお湯として、村人たちの病を治したと伝わります。

 

※三朝温泉公式サイト より

 

三徳山は、修業の場として訪れる人々の六根を清めています。
三朝温泉は、訪れる人々が湯治を行うことで六感が癒されます。

三徳山に参拝する前に、心身を清める場所としての拠点を担ったのが三朝温泉。

 

※日本遺産 三徳山 三朝温泉 サイトより

 

 

三たび朝を迎えると元気になる。

歴史ある三朝温泉。

 

温泉っていいですね~照れ

山、川、風情あるなあ。

 

 

 

三朝橋。

昭和9年に造られた青御影石造り。

 

 

川原風呂。

丸見えの場所で、混浴露店風呂です。

無料でいつでも入れます!

おおらかな時代の名残でしょうか。

 

 

映画「三朝小唄」の主人公のブロンズ像。

 

 

 

こちらの旅館と思われる建物は、もう廃業している模様。

 

 

張り出したところは傾いていました。

 

 

 

 

 

ん、これはトマソン、ではなくて

侵入防止用につけたのかな。

 

 

 

わ、渋い!

大綱引資料館。

残念ながら、開館前でした。

大綱引きは、陣所(じんしょ)と言われるもので

国の重要無形民俗文化財だそうです。

その資料館です。

 

 

歓楽街の雰囲気。

左手のニューラッキーは元ストリップ小屋だそう。

 

今はお芝居されてるのかな。

看板、上から貼っているような感じですね。

 

あ、元ヌード劇場の看板が残っているの、

撮り忘れた泣き笑い

昭和遺産ですね。

 

うお!なかなかなインパクト。

思想は自由ですが、

これでは怖くて理解されないので逆効果では。

 

案内板。

 

 

あの看板の建物は、1658年創業の旅館みたいですね。

(今は泊まれないようです)

 

 

 

 

こちらは、明治元年創業の木屋旅館。

登録有形文化財です。

この二階建て部分は明治の建物かな。

 

 

左側が大正の建物、になるのかな。

 

 

 

わあ、立派!かっこいい!

3階建て、昭和の建物。

 

木屋旅館は八幡大佐のブログをどうぞ!!

鳥取県 三朝温泉 木屋旅館 2021.11① 部屋・風呂編 | 八幡大佐のにっぽん漫遊記〜第一章〜 (ameblo.jp)

 

お風呂も館内も素敵です!

 

 

そのお隣は、これも看板建築になるのかな爆  笑

 

 

 

 

 

ありました。

鳥取県の鑑札ですね。

 

 

 

 

 

わあ、なんか渋い。怪しい。

 

 

これは私が友人3人と、35年前ぐらいに三朝温泉に行った時の写真です。

(82年ではないよ。日付け間違いですね)

この「東京」はもうさすがにないでしょう。

ネット情報でニュー東京って出てきますが、

これももうないのでは?

なんで東京笑い泣き

 

それにしても私の恰好が。笑い泣き

およそ旅行にふさわしくない恰好ですね。ショボーン

旅慣れていないし、世間知らずのバカだー!悲しい

 

 

 

明治20年ごろから、温泉ブームが起こったそうです。

温泉旅館が繁盛しました。

同じころ、修学旅行というものが誕生し、

団体客がやってくるので、老舗旅館が増築をしたのは

このころからでは。

 

戦後は近代マスツーリズムが普及し、社員旅行の需要もあり、

旅館の大型化が進みます。

湯治という目的よりも、温泉地はサラリーマンのストレス発散の場、

羽目を外して遊ぶ場、として機能します。

秘宝館とかね、今見たら、おもしろそう爆  笑

観光地をバスで回り、旅館の宴会場で酒宴をし、

夜には温泉街に繰り出す。

温泉地は男性のものだったんですね。

 

ところが現在は社員旅行、団体旅行も減少。

旅館数は1980年、客室数は1987年をピークとして

減少しています。

個人客、女性客が増加。

旅行に求めるものも、個人の嗜好が様々で変化してきました。

その変化をうまく捉えて、個性を打ち出すようにしなければ

温泉地も廃れていってしまうご時世です。

その個性も狙って作り出したものではなく、

その土地の歴史や伝統、名産品を活用する、

本物でないと飽きられてしまうと思います。

熱海は復活しましたね。ニコニコ

 

そんな中、昭和の雰囲気を残す三朝温泉も変わりつつあるのでしょう。