秋口より、温かい日が続いており、過ごしやすい日常でありましたが、本来ならあるはずの食材が手に入らなかったり、仕込みの日程を調節したりしています。
アンフュージョンでは、生ハムを自家製で仕込んでいるのですが、
これも仕込むのに気温が関係しています。
『塩をまぶして、発酵させる』
簡単に言えば、それだけの工程の中には、先人の知恵が散りばめられているのです。
一月の半ばを過ぎて、ようやく寒くなり、雪が降りましたので、生ハム作りの最初の工程である、塩でお肉を覆いました。
低温でゆっくりと熟成をさせて、旨味成分であるアミノ酸を引き出すためです。
豊川市で飼育している、雪乃醸という豚肉。
発酵食品を餌にして、環境にも配慮して育った豚肉。
その名の通り、お肉もほんのりピンク色で脂がように白い、
あっさりとしたお肉です。
2年後に完成、切り出し始める予定です。
只今、お店では2年前に長野県姫木平で仕込んだ、信州太郎ぽーくにモモ肉で作った生ハムをお召し上がりいただけます。
お召し上がりをご希望のお客様は、予約の時に確認いただける方が、確実です。