こんにちは nagisa(なぎさ)です
よく
「自分を好きになる」とか
「ありのままの自分を認める」とか
そういったことが、幸せに生きていくために大切と言われていますよね。
もはや、どんな自己啓発でも、成功哲学でも、スピリチュアルでも、大体この結論に行きつくんじゃないかというくらい、語られているわけです。
あらゆる表現活動においても、日常生活においても、この「自分が好き」という自己認識を持っている人のほうが、生きやすそうな印象があります。
しかし、当ブログをご覧の皆さんの中には、
「自分を好きになる」っていうことが、どういうことかわからなかったり
「ありのままの自分を認める」が、何なのかわからなかったり
「自分を好きになるなんて絶対無理!」って思うこともあるのではないかと思います。
その、具体性が何なのか、よくわからないということです。
おそらく、健全な家庭に生まれ、健全な自己肯定感をはぐくんできた方にとっては、「自分を好きになろう!」と思わなくても、勝手に「自分が好き」という状況が当たり前になっています。
しかし、「自分が嫌い」という状況が、当たり前の状態になっていると、
そもそも「自分を好きになる」ということが何なのかわからない、そんなことが出来るのか、という気持ちになってもおかしくありません。
そして、幸せに生きたい、何か価値のある人生を生きたい、と思っていても、「自分を好きになりたい…」と思いながら、どんどん自分が嫌いになっていくという悪循環もあると思います。
今日は、「自分を好きになる」ための、具体的な解決策をお話したいと思います。
■結果的に「自分を好きになる」方法
私の考えのポイントは、
「自分を好きになる」という状況を作ってから、「幸せになる」もしくは「やりたいことをやる」という結果を生み出そうとするのではなく、
「自分が真にやりたいこと、好きなことを認識して、実行する」ことを通して、
結果的に徐々に「自分が好きになる」という状況に達する、
ということです。
つまり、
「自分を好きになる」→「自分が幸せに暮らす」
という順番ではなく
「自分が快適に暮らす」→「気づいたら自分が好きになっていた」
というプロセスです。
まず、「自分を好きになる」とは、つまり「自分を受け入れている」「ありのままの自分を認める」とほぼ同義です。
しかし、具体的にどういう状況を指すのか、「自分が嫌いな状態」の時には、イメージしにくいわけです。具体性がないから。
なので、「自分は自分のことが好きになれたのか?」ということに焦点化すると、
「まだ自分のことが好きになれない」という状況だけが認知されていきます。
しかし、とりあえず「自分は自分のことが好きなのか?」という、わかりづらい基準をわきに置き、以下のことを実行するようにしてみてはいかがでしょうか。
①「自分を好きになるかどうか」をいったんわきに置き、まず「自分は何が好きなのか」に集中し、それをある程度明確にしていく。
②「自分の好きなもの」や「自分がやりたいこと」「快適さを感じること」を少しずつ実行する。
③実行した結果を受けて(自分の心の動きや感覚など)、「自分が好きなもの」や「自分がやりたいこと」「快適さを感じること」をより細かく、輪郭をはっきりさせ、明確にしていく。
④ ②~③を繰り返し、ある程度、「自分が好きなもの」や「やりたいこと」「快適さを感じること」に共通する点や、大体の傾向などを把握する。
⑤ 自分の生活や仕事の中で、「自分が好きなもの」や「やりたいこと」「快適さを感じること」を実行している時間を増やし、自分が不快になる時間を減らす。
上の①から⑤を意識的に実践していくと、必然的に
「自分が好きなもの」に触れている時間や、
「やりたいこと」をやっている時間、「快適さを感じる」時間が増えていきます。
そうすると、だんだんと、
「自分ってこういうことが本当に好きだなぁ」とか、
「自分はこうしているときが一番幸せだなぁ」とか、
肯定的な感情でいることが多くなります。
それを続けているうちに、なんとなく、
「あれ、前よりも自分のことを否定しなくなったな」とか、
「こうしている自分って結構好きかも」と思うようになっていくと思います。
そもそも、「ありのままの自分を認める」っていう状態とは、言い換えれば、
自分が何を快/不快と思うか、
好き/嫌いと思うか、
何が得意で何が苦手なのか、
ということを、自分自身が誰よりも把握し、
そしてその性質を責めない
ということです。
「どんな自分でも自分を責めない」ということも大前提として大事なのですが、いきなりそこへとたどり着こうとするよりも、
「自分が好きなものを好きと自覚する」ということのほうが、日常的に実践可能だと思います。
それを通して、結果として、「自分が好き」という状況になるということです。
そして、そもそも「自分が好き」かどうかよりも「自分が快適に過ごす」ということのほうが重要なので、
「自分は本当に自分のことが好きなのか?」にあまりこだわりすぎないで、
「自分の快適さ」に焦点化することこそが大切だと考えています。
①「自分は何が好きなのか」に集中し、それをある程度明確にしていく
のプロセスに関しては、以下の「自分の「感覚」に意識的になる」の記事も参考になるかと思います。
【HSP】自分の「感覚」に意識的になる①:なぜ「感覚」が抑圧されてしまうか【INFP】
少し時間がかかるかもしれませんが、一つ一つ実践してみてください♪
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