おはようございます。
文字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。
むか~し、朝シャンが流行りましたね。
私も夜ではなく、朝シャンプーをして、完全に乾く前に登校していったりしていました。
そうするとシャンプーの残り香が感じられて、「ときめいてもらえるかも♡」なんて色気づいておりました・・・。
その後、朝シャンは髪に良くないとか、色んな説が出て、今は朝とか夜とか出かける前とか、色々になっております。
でも気になるのは、髪がぱさぱさのぼさぼさにならないかどうかってことで、時短したいとはいえ、リンスインシャンプーではなく、コンディショナーを使っています。
「えっ?今日はシャンプーとコンディショナーの話?」
そう思ったあなた!
ちっちっちっ!
実は筆のお話です。

先日のお稽古で、買ったばかりの筆が"寝ぐせでぼさぼさ状態”になっていらした方がいました。
えっ!?なんで買ったばかりなのに、この状態???
まさかと思って聞いてみると、なんと水道で洗ったとのこと。
だめですよー!そんなことしたら、ぼさぼさのぱさぱさになっちゃいますよー。
写真の右4本は太筆、中筆なので、水道でよく洗ってください。
筆は竹の軸に入っている毛が意外とたくさんの墨を吸っています。
だからよーく洗って、毛先が下になるように干しておいて欲しいのです。
そうすると写真の一番右の太筆のように、さらさらに乾いて長持ちします。
実はこの筆は30年前で20万以上しました。
だからとっても大切にしていて、洗うのも入念に行っています。
でもね、左の2本は小筆なので、水道では洗わないでくださいねー。小筆はティッシュに水を含ませ、そこで筆先の墨をふき取ります。ティッシュが汚れたら取り替えて、ふき取ったときに薄く墨がつく程度になったら、筆先の形を整えて(写真のように穂先が軸の中心にくるようにします)、そのまま筆巻きなどにいれて自然乾燥します。
小筆は穂先が摩耗していないかどうか、腰砕けになっていないかが、強くてきれいな線を書くのに必要不可欠です。
残念ながら小筆は消耗品であり、良い料紙ほど筆先を痛めます。
だから巻子などは作品を1回半くらい書くと、筆を取り替えないと穂先がダメになってしまいます。
そうなったら半紙を書くほうにまわして、もう少し使うなどしていきます。
湯水のごとくお金をかけられるなら別ですが、少しでも長持ちさせたいなら、正しい筆の扱い方をされると良いですね。
こちらの教室では、こういうことから教えてもらえますよ。