字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。
ちょっと前まで「インスタ映え」というのが騒がれていましたね。
あなたはInstagramを利用していますか?
私はInstagramをやっています。
一時期は毎日のように投稿していましたが、展覧会の作品制作に追われていると、投稿もずっとご無沙汰になったりしていました。
そしてコロナコロナで何となく心が落ち着かず・・・。
心が落ち着かないと書を書こうという気にもなれず・・・。
もちろん仕事ですから、お手本を書いたり、生徒さんに指導したりはしますよ。
でもそれ以外で書を書くというのは、やはり心がかなり関係する繊細な作業なんだということをまざまざと実感する毎日でした。
でも毎日毎日感染者数の増加や政府の対応を批判するワイドショーを目にして、こんなにコロナにどっぷりつかったら、良い意味で逆に慣れてきますね。
そして何だか書きたくなり、百人一首を書いてみました。

百人一首第1首目。
天智天皇の「秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露にぬれつつ」
意味は・・・
秋の田んぼの仮につくった小屋の苫(とま)の編み目が粗いので、私の袖は露にぬれている
この歌は、「秋の田のかりほの庵の」とこの短い中に4回も「の」が出てきます。

仮名の場合、同じ文字を何度も繰り返すのを良しとはせず、いくつかは変体仮名を使って変化を出したり、同じひらがなの「の」でも形や墨の入り具合を変えて、単調にならないように工夫するのを良しとしています。
「の」の変体仮名は「能」「農」「濃」などいくつかありますので、どこにどの字をあてるか(選字)で作品全体の雰囲気が違うものになるのです。
そこが仮名の面白さでもあり、難しさでもありますが、周りの字とのバランスをとるのがなかなか大変なのです。
せっかく自宅にいる時間が増えたので、百人一首を全て制覇しようと思います。
Instagramに投稿していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。









