きれいな字が書けるようになり、自分に自信が持てるペン字・書道教室:銀座 -3ページ目

きれいな字が書けるようになり、自分に自信が持てるペン字・書道教室:銀座

「人前では恥ずかしくて手書き文字を書きたくない!」って思っていませんか?それ、解決しましょう!
当教室では、ペンの持ち方やお手本の見方はもちろん、宛名の書き方やのし袋の書き方もお伝えしています。明日から、手書き文字が書きたくて仕方なくなりますよ!

おはようございます。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

残念ながら銀座教室のある東京も、大宮教室のある埼玉も、特定警戒都道府県ですので、まだ緊急事態宣言の解除の見込みはありません。

でもそれ以外の都道府県は一部解除される可能性がありそうですね。

昨日は久しぶりに、両親を通院に連れて行きました。

お薬がなくなってしまったので・・・。

しかも母は転倒後に痛みで動けず、昨日までずっとベッドで寝ている生活でした。

だから外に出るのも、ベッドとトイレを往復する以外に歩くのもかなり久々で。

午前中に整形外科を受診しましたが、終わったのは1時半過ぎ、その後別の病院の内科にも行かなければならないため、そのまま車で行かれるお店でお昼を食べてから移動することにしました。

車で行かれて、短時間の滞在で大丈夫そうなお店で・・・と考え、丸亀製麺に行くことにしたのです。



あそこなら調理時間も短く、お客さんも長居しませんから。

でも高齢で歩くのがやっとの両親を連れ、トレーを用意して、メニューを決めさせて、歩くのを補助しながらトレーを移動させながら・・・ってかなり大変でした。

一人ならまだしも、私一人で二人の世話って千手観音じゃないと無理です。

そしたら厨房にいた女性の店員さんが一人外に出てきて、トレーを移動させ、お茶かお水かの希望を聞いてのせて、席まで運んでくれました。

そして母が座るのが大変そうだと見ると、体を支えて椅子をずらしてくれて・・・。

もちろん私たちは全員マスクをしていますし、アルコールで手の消毒もしていますし、コロナを疑わせる体調の兆しもありません。

でもそんなことは他人からはわからないでしょうし、この時期にこのような対応をするのってかなり勇気がいると思います。

もしかしたら感染リスクがある中で、このような対応をするのは無謀だと言う方もいるでしょう。

でも両親を連れて大変だった私からすると、これは神対応で感謝しかありません。

そしてちょっと過剰に反応している自分に、ブレーキをかけてくれました。

もうずっと必要な買い物以外に外に出ておらず、帰ると手洗い・うがいは欠かしませんが、買ってきたものにも菌が付着しているかもと思うと、どこまで洗えばいいのか、何かを触るたびに手洗いして、何度洗えば良いのかわからなくなっています。

やむを得ずに郵便局や銀行で並ぶことになっても、周りの人との距離が気になって仕方ありませんでした。

あまりに一生懸命感染を避けようと思う余り、過剰に反応して、私自身本当に大切な部分が失われている気がしました。

昨日の丸亀製麺の女性の対応は、私にそのことを気づかせてくれました。

今、自粛警察などという活動をしている人たちもいるそうですね。

たしかに感染リスクを避けるために、パチンコ店やライブハウスなどには休業して欲しいと思います。

でもそれぞれのお店の事情というのもあるでしょうから、一方的に自分の主張を押し付け、嫌がらせをするやり方は人として何か違うように思います。

こんな非常事態の今ですが、人としての大切な部分を失わずに行動していきたいとあらためて思い直させられる出来事でした。

まだ不自由な生活が続きますが、思いつめずに気を付けていきましょうね。


こんばんは。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

4月も5月もずっと教室が全面休講となり、生徒の皆さんと会えないのが寂しいです。

でも熱心な生徒さんは、課題を書いて郵送で送ってくれますよ。

そのときに課題だけを送るのか、何か一言添えるのかで、こちらの気持ちが違いますね。



会えない分「どうしているかしら・・・。」という気持ちが募ります。

「早くお稽古したいです」

「早くコロナが終息するといいですね」

一言添えてあると、その方の顔を思い浮かべながら読むことができます。

そんなときに便利なのが『一筆箋』です。

『大人の一筆箋活用術』という本を出させていただいておりますので、その中に一筆箋をきれいに書くポイントを挙げてありますが、

・余白を多めにとる
・文章を簡潔に
・1枚におさめる
・きれいな絵柄を選ぶ
・罫が細すぎない6~7行のものを選ぶ



などに気を付けると良いと思います。

便箋で手紙を書くのはしんどくても、一筆箋で数行なら手軽ですよね。

私も生徒さんからの一筆箋を楽しく読ませていただきながら添削しております。

あなたも借りたものを返すとき、書類を渡すとき、ちょっとひとこと伝えたいときなど、一筆箋をうまく使ってくださいね。

こちらの教室では、こういうことも教えてもらえますよ。

おはようございます。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

私は普段あまりテレビを見ません。

忙しくしていることもありますし、私の部屋にテレビを置いていないからです。

でも外出自粛でずっと家にいると、家族がかけている番組を垣間見たりします。

昨日もそんな見るつもりもなく見たのがTV朝日の「題名のない音楽会」でした。



「Toshiディズニーをオーケストラで歌う音楽会」

「えっ?Toshiさんとディズニーってぜんぜんイメージ合わないけど何?」

それがこの番組を最後まで見続けた理由です。

2曲目は私が昔、友人の結婚式で友達と歌った「ホール・ニュー・ワールド」

この曲で完全にToshiさんに対するイメージが変わりました。



これは有名なアラジンの中の曲で、男性パートを石丸幹二さんが、女性パートをToshiさんが歌いました。

曲を聴く前のイメージでは、石丸さんはミュージカルをされているので、この曲はお手の物だろうけど、Toshiさんはどうなのかしら・・・。

それが聴いてみてとんでもない!

石丸さんは確かにうまいのですが、自分の声に酔うというのか、声量を自慢げに披露するという感じを受けました。(あくまで個人的感想です。)

それに対してToshiさんの方が、声に感情が出ていて、その強弱が心地よい。

完全に私の勉強不足だったと、脱帽しました。

Toshiさん素晴らしい!

そして『ディズニーいいじゃない!』と目からうろこの心地でした。

今までディズニー好きの人を完全に他人事としてとらえ、全く興味を示さなかった私ですが、これからちょっとずつディズニーを見てみようかと思います。

そしてその後の「ビー・アワ・ゲスト」の石丸さんの歌唱を聴いて・・・

『石丸さんいいじゃない!』『やっぱミュージカル最高!』という気になりました。

たまにテレビを見るのも、いい刺激をもらえて良いもんだと思いました。

アンテナは常にはっておかないと、自分の感性が退化してしまいますものね。

まだまだ続く家でのおこもり生活。

すてきなことを見つけながら過ごしてまいります。

そしてこの時期の経験が、今後の作品にいい影響を与えられると良いな・・・と思います。

(本記事内のお写真は、TV朝日さんからお借りしました。)


こんばんは。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

私のブログの過去記事で、今でも人気のある記事が「御礼にきれいな書き方」です。

そこで今回、筆ペンで書き、きれいに書くポイントを解説した動画をYouTubeにあげましたので、お知らせします。



今回使いました筆ペンは、筆の老舗メーカーの「あかしや」さんの「新毛筆」です。

私の教室の筆ペン講座では、こちらの筆ペンを使用しておりますが、軸の太さが丁度良く、ペン先の弾力やまとまり感が、初心者にも上級者にも使いやすいと思うため、こちらを使用しております。

欲を言うと、カートリッジ方式ではなく使い捨てのため、インクが少なくなってくると、筆先が割れてきます。

カートリッジ式にすると、もっと長持ちして使えるのではないかと思うのです。

書きやすくて気に入っているだけに、長く使いたいですね。

解説で使用しているのは、パイロットさんの「Vコーン」

今回は赤を使用していますが、教室では生徒さんが黒ペンでお稽古しています。

こちらも教室開設当初から使っていますが、書きやすいと好評です。

こちらも欲を言うと、ペン軸にラバーをつけてもらえると嬉しいですね。

でもラバーは、持ち方矯正用のゴムが売っていますので、それをつければ補えます。

きれいな字を書くためには、書きやすい文房具を使うというのも、ポイントの一つですし、書きやすくカスタマイズするのも文房具への愛ですね。

あなたもこの動画を見て、「御礼」を練習してくださいね。

こんばんは。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

ブックカバーチャレンジというバトンが回ってきて、最終回の7日目がこちらの本になります。

木耳社の「図説 偏旁冠脚 漢字がわかる字源事典」



展覧会に出品する作品て何を基準に書く題材(言葉とか歌)を決めていると思いますか?

自分が好きな詩とか歌?

季節にあった和歌?

有名な詩や格言?

う~~~~~~ん、そういう基準で選ぶこともありますが、最も優先されるのは字面!

見た目のレイアウトのきれいさです。

特に賞を狙う公募展では、見た目がきれいであることが最優先。

だからいくら好きな詩の内容だったり、歌だったりしても、同じ字や言葉が並んだり、アルファベットが出てきたり、字の構造から組み合わせがうまくいかなかったりする場合は、避けて通るのが無難です。

逆にもし字面が良ければ、悲しい内容でも、貧しさやきれいではない状況を歌った歌でも、作品にはなります。

これが展覧会活動をしている作家の陥る落とし穴だったりします。

つい見た目の作品の出来といういうものを優先してしまう癖がついているので、販売目的で作る作品に「不倫の歌」だったり、「左遷されたことを憂う歌」などを選んでしまい失敗します。

したがって漢字も、どう書くのか、どこに気を付けて書けば組み立て方がきれいなのかという点には注目するのですが、なかなか意味や成り立ちまでは気にすることがほぼないのです。

それでもこの本の内容は、とても面白く読むことができます。



例えば「療」という漢字
「やまいだれ」は病(やまい)の意味。
やまいだれの中身は、篝火や庭火を表しますが、その周辺は夜でも明るくものがよく見えることから
「明るい」「はっきりする」などの意を表す
「療」は病をはっきりと見分け、
それに適切な治療の方法を施すことを表したもの
また古代では巫術も重要な治療行為であり、
その際には不可欠の療により「癒す」意を表したものである。
当該書籍より抜粋



今、しっかりと「療」を行い、私たちに「癒し」を与えてもらいたいものだと思いながら、この本を読み返しております。

おはようございます。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

今日はたくさんの生徒さんに、通信添削した課題を郵送で送り返しました。

私の教室では、楷書(一点一画をくずさずに正確に書く書体)から進んで、続け字のお稽古をされている方もいらっしゃいます。

その方の提出された課題を見ても、やはりひらがなは難しいようです。



こちらの写真には、楷書で書いたときと形状が違うひらがなをピックアップしてあります。

つづけ字を書く際には、このようなポイントを頭に思い浮かべながら書いて欲しいです。

ただやみくもに「お手本を真似る」のでは、上達の仕方がゆっくりになってしまいます。

そして普段書く字に反映してきません。

もう一度、この写真のポイントを振り返ってください。

こういうポイントを少しずつで良いので、覚えて字を書くようにしてください。

しっかり覚えられれば、お手本がなくてもきれいに書くことができるようになります。

「お手本がないときれいに書けないんです・・・。」という方は、まずは実行してくださいね。

そしてポイント自体を教えて欲しいという方は、こちらにお稽古にいらしてください。

こんばんは。

ゴールデンウイークでも自宅で色々な作業をしていて、毎日があっという間に終わってしまいます。

普段はあまりテレビを見ませんが、こう毎日家に居ると、かかっているテレビに目がいきますね。

今は過去の放送分を再編集して放映されていることが多いようですが、ランドセル事情について放送されているのを見てびっくりしました。

今のランドセルってだいたい5万円が相場なんですって!?

6~7万のものもあり、たいてい高いものから売れていくそうです。

確かに6年間使うものとはいえ、そんなに高額になっているとは驚きです。

しかもその機能の充実されている点にもびっくりしました。

背中が蒸れないようにとか、留め金がオートロックだったり・・・。

そしてサイズもA4サイズが楽々入るように、大きめになってるそうです。

そして女子は赤という概念もなくなり、今女子に人気の色は薄紫と水色のようですよ。

なんでもアナと雪の女王のイメージカラーだからだそうです。

ランドセルも時代を写す鏡なんですね。

そして1年生として入学する際には、お母さんが持ち物に名前を書き入れますね。

小学1年生なら、ひらがなで。

ひらがなでお子さんの名前をきれいに書けていますか?



私の教室でペン字の基礎講座を学ぶ方のほとんどが躓くのが「ひらがな」です。

ひらがなって漢字に比べて画数が少ない分、1画1画の責任が重くなります。

そして普段ひらがなを書くときに、みなさんたいして気にしないで書いてるんです。

だから、あれこれポイントを教わると、頭がパニックになっちゃうんですよ。

せっかくお子さんがピカピカの1年生になるのなら、名前もピカピカに書いてあげたいじゃないですか。

ひらがなに自信がないお母さんは、今からでも遅くありません。

こちらの教室で「ひらがな集中コース」を受講してください。

教室来なくても、スマホがあれば受講できるムービーレッスンという講座も受け付けていますよ。

こんにちは。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

緊急事態宣言が今月末まで延長されました。

予測していた事態ではありますが、この先どうなるのかと不安が募りますね。

そんな中、こちらの作品を書きました。



「日日是好日」

日日是好日(にちにちこれこうじつ)は、禅語のひとつ。
もともとは、唐末の禅僧雲門文偃の言葉とされ、
『雲門広録』巻中を出典とするが、
一般には『碧巌録』第六則に収められている公案として知られる
(出典:Wikipedia)



読み方も「にちにちこれこうにち」「ひびこれこうじつ 」「ひびこれこうにち」「ひびこれよきひ」とする例もあります。

この言葉がポピュラーになった要因は、何年か前に亡くなられた樹木希林さんの遺作映画となったからでしょう。

この言葉の意味は

表面上の文字通りには「毎日毎日が素晴らしい」という意味である
そこから、毎日が良い日となるよう努めるべきだと述べているとする解釈や、
さらに進んで、そもそも日々について良し悪しを考え一喜一憂することが誤りであり常に今この時が大切なのだ、
あるいは、あるがままを良しとして受け入れるのだ、と述べているなどとする解釈がなされている
(出典:Wikipedia)


もともとが禅語ですので、この言葉の解釈としては、『どのような日であっても自分の受け取り方1つで全く違うものになってしまう。佳い日悪い日という価値観で仕分けするのではなく、今日を今日として受け入れ、これもまた良い日だったとして1日1日を過ごしていこう』という意味かと思います。

今、不自由で息苦しい日々が続いているので、まさに今の時期にぴったりの言葉ではないかと思います。

引き続き外出自粛の日が続きますが、日々やれることをやって、粛々と終息を待ちましょうね。

皆さま、どうぞお大事になさってください。

おはようございます。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

昨日、「春きたる」という作品の紹介をしました。

この作品を書いている紙(料紙)は継ぎ紙風の印刷料紙です。

仮名の作品は「料紙」に書くのが一般的ですが、この「料紙」ってご存知ない方も多いと思いますので、今日はそのお話をいたします。


独特な技法で染料や顔料で色付けしたり、文様を刷り込んだり、金・銀の箔加工などの装飾を施した紙を料紙といいます。



一言で料紙と言っても、染めたり塗ったり箔をのせたりと製法も多彩であり、色彩豊かで実に優美です。

また装飾の意味合いだけでなく、漢字を書く画仙紙などとは違い、ドーサを引いてにじみ止めの加工を施した紙となっています。

仮名は墨量の変化、線の太細、散らし書きの散らし方による粗密、余白の使い方により表現される美しさが特徴ですが、にじみ止めの加工がされているために、線の美しさが表現できるといっても良いでしょう。

また、仮名を書く場合、和歌の内容や季節により料紙の色や絵柄を変えたり、紙の模様の位置により散らし方を変えたりします。

私の所属する神戸笹波会の理事長代行の中室舟水先生が出版された「かな書へのいざない」にも「さまざまな料紙」について解説され、下記のように書かれています。

以下抜粋

「かな書は料紙とともにある、言い換えれば色彩とともにある表現世界とも申せましょう。

かな書の表現では、歌の内容や季節に合わせて、イメージに合うものを選んだり作ったりします。

~中略~

かな書は料紙とともにありますから、鑑賞する際も、料紙と書の調和、響きあいに注目しましょう。

見える世界が違ってきます。」


本当にさまざまな加工を施された料紙があります。



平安時代には和歌・物語などにふさわしい優雅で繊細な趣のある紙が求められました。

さまざまな意匠をこらした装飾料紙は、王朝貴族たちの感性を今に伝えるものです。

そして平安時代に書かれて現代にも素晴らしい仮名書として伝わっている「古筆」は、装飾された和紙に美しいかな文字で書かれており、「古筆」に使われている装飾された和紙をお手本として仮名料紙は作られています。

料紙に書かれている古い文献として有名なものに平家納経・寸松庵色紙・源氏物語絵巻などがあり、その美しさを1000年以上も保ちつづけているのは驚きですね。


さて、昨日の作品の継ぎ紙に話を戻します。



継ぎ紙とは、文字通り紙を継いで作られますが、継ぎ方により『破り継ぎ』『切り継ぎ』『重ね継ぎ』という種類があります。

それぞれ別の料紙をジグザクに切り、2ミリほどを重なるようにして、つなぎ合わせて1枚の料紙を作り上げるのですが、使用する紙の色の取り合わせ、配置、元の紙の絵柄との調和など、王朝貴族の美意識がうかがえます。

本当に継いで作った継ぎ紙は1枚6,000円~12,000円ほどで、なかなか手が出しにくい価格ですので、継いだように印刷されているのが印刷料紙と言われるものです。

印刷料紙でも雰囲気は十分楽しめますよ。

この作品では足元を落ち着かせるために、紙の継いだ部分を下に配置して使っていますが、これを逆さまにして使っても構わないのです。

そしてこの継いだ部分が上にきていると、散らし書きの散らし方(レイアウト)も変えることになります。

やはり色の入っている部分は重たい印象となりますから、そこに墨の入った字を配置する方がバランスが取れます。

昨日の作品は2つ目の文字の塊を下に配置して、上部の白い部分には文字を書かずに余白として残していますよね?

余白を広く見せ、文字の入っている部分との対比を出したいので、白い部分を空けてあるのです。

このように散らし書きは、紙とのバランスも考えて決めております。


いかがですか?

紙の色や模様により散らし書きの構図が決められていることは初耳でしたか?

平安時代に今で言うパッチワークのようなクラフトが紙に施されていたなんて驚きではないですか?

これを機に、平安の文化に興味を持っていただけたら幸いです。

こちらの教室では、こういうことも教えられる先生に仮名を習うことができますよ。



こんばんは。

字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

緊急事態宣言が延長になり、本当に先行きがどうなるのか不安が募ります。

でもただ不安がっていても仕方ないので、私らしいやり方で元気がでることをしたいと想い、この歌を書きました。



拡大するとこちら



原文は

袖ひぢてむすびし水のこほれるを 春立つけふの風やとくらむ

和歌の意味は

厚い夏の日に袖が濡れながら手ですくいあげた川の水が、冬の間は凍っていたのを、立春の今日のあたたかい風が吹き溶かしているのだろうか

この和歌は、古今和歌集の中の紀貫之の歌です。

1首の中に、夏、冬、春といういくつもの季節を詠み込んでいるところがこの歌の良さだそうです。

今は1年の始まりは元旦という認識が一般的ですが、占いでは節分までは前の年の運勢をひきずり、立春から新しい年の運勢が始まるとされると聞いたことがあります。

立春とは暦の上での春の到来ですね。

今年はお花見もできず、4月はほとんど外出できず、4月の記憶があまりありません。

何となく5月に入ってしまった感じです。

そして今日はもう夏のような陽気。

気候は夏が到来していますが、相変わらずの緊急事態宣言の延長で、気持ちは真冬真っただ中ですね。

早くこの状態から解放され、心の立春が訪れてくれることを祈念して、この歌を書きました。

苦しい生活を強いられている方、会社の存続に危機感を感じている経営者の方、命の危険と隣り合わせで勤務してくださっている医療従事者の方、全ての人に心の春が一日も早く訪れますように・・・。