日常英語よりビジネス英語の方がやさしい「4つの理由」 | 世界共通の海外投資英語「ファイナンスグロービッシュ」入門ブログ

世界共通の海外投資英語「ファイナンスグロービッシュ」入門ブログ

中学レベルの英語で、海外に口座開設したり、フィナンシャルタイムズなどの英字金融情報を理解したり、有望な海外投資案件が入手できるようになる、世界共通の海外投資英語「ファイナンスグロービッシュ」をわかりやすくご紹介する日本でただ一つのブログです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※海外投資を始めてみたいけど、英語が苦手で不安だという方、必見です。

中学レベルの英語で、HSBC香港等の海外銀行で口座を開設し、
フィナンシャルタイムズ等の英文金融情報の70%が理解できるようになる!


海外投資のための世界共通英語
「ファイナンスグロービッシュ」実践講座体験セミナーを
7月7日(火)19時~、7月15日(水)19時より開催します。

体験セミナーの詳細はこちら↓
http://www.globish-business.com/finance/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「日常英語ならなんとかできるけど、ビジネス英語は苦手」という方、
結構多くいませんか?

でも、ご存知でしたか?

実際はビジネス英語の方がずっと簡単なんです。

私はこの「事実」を知ってから、英語に対する考え方が変わり、
ビジネス英語の上達速度が飛躍的にアップしました。

そのきっかけになったのは、

「お金と英語の非常識な関係」(神田昌典著 フォレスト出版)という本です。

そこにはこう書かれていたのです。

<以下、一部抜粋>
----------------------------------------------------------------------
なぜ、日常会話が難しいかといえば、その文化や言語に独特の発想が関わってくるからです。

なので、子供のときから海外に住んでいる帰国子女や留学生でないと、
ほとんど会話についていけないし、言葉は出てこないのです。

逆にビジネス英語は、

・ 会議などでは、事前にテーマが知らされるので、相手が何を話すのか想像しやすい。
・ 業界用語が多く、それは日本語でも使われていることが多いので、イメージしやすい。
・ ビジネス英語の場合は、丁寧語が多いので、ある程度会話の出だしやパターンが決まってくる。
・ 場数を踏むと、だいたい同じ表現を使っていることに気づく。

----------------------------------------------------------------------

実際、ロンドンに10年以上勤務、在住している知人にも聞いてみました。
(子供の頃はほとんど日本で過ごす)

そうしたら、
いまだにネイティブ同士の会話だと、何言っているかわからない時が多いし、
ついていけないことがあるそうです。

ある意味、少しショックでした。

海外に長く在住している人でも、
ネイティブの日常会話にはついていけないことがあるなんて。


でも私にとっては、目からウロコでもあってわけで、

ビジネス英語の方が、簡単で運用しやすいと知ってからというもの、
何か、霧が晴れたような感じになってきました。

なぜなら、私の目的は
ビジネスで英語を使えるようになることだからです。
ネイティブと日常会話をすることではありません。


そう考えると、まさに英字の経済新聞も同じです。

経済新聞の固有名詞や単語には、
ビジネス上、日本語でも使われていることが多いので、
一般の英語よりイメージしやすいのです。

そういうわけで、もっと気軽にフィナンシャルタイムズ
を読んでいきましょう。

----------------------------------------------------------------------
2015.06/13 フィナンシャルタイムズより

"Hillary Clinton reboots her presidential campaign"

Hillary Clinton has rebooted her presidential campaign
with a deeply populist speech that drew on her history-making potential
as the US’s first female president and her vision for rebalancing
the country’s economy in favour of a still struggling middle class.

----------------------------------------------------------------------

今日のキーワード
【reboot】 =再始動する
【struggle】=奮闘する

まさに「reboot(リブート)」は、普段PCを使っている方ならもちろん、
ビジネスパーソンであれば、おなじみの言葉ですよね。

この英文の基本構造は

主語部分=Hillary Clinton
動詞部分= reboot
何をrebootする?=presidential campaign

とすぐにわかると思いますが、
もう一つのポイントは、 deeply populist speech that~の部分です。

that~と出てきた場合は、多くの場合、前節の説明になっていることが多いです。

この場合も、speech の内容を
that以下で説明しているという構造に気がつけば、内容は理解しやすいと思います。

----------------------------------------------------------------------
<グロービッシュ的70%解釈例>※英文和訳ではありません。


「ヒラリークリントンが大統領選挙キャンペーンを再始動」

ヒラリークリントンが大統領選挙キャンペーンを再始動した、
大衆へのスピーチを携えて。そのスピーチでは、彼女の実績、
初の女性大統領としてのポテンシャル、そして
経済の格差を是正するビジョン(奮闘する中間層が好む)を強調していた。

----------------------------------------------------------------------


「rebalance」というのは、なじみのない英語ですが、
re~は再びという意味ですので、経済の再バランス=>格差是正
と類推することができますね。

とにかく、最初はあまり細かい意味にとらわれずに
「たぶんこんなこと言っているのだろう」的に
ざっくりと読んでいく習慣をつけると良いでしょう。

そうすると、英文記事への抵抗がなくなり、だんだん読むのが
楽しくなってきます。