Dr.誠です。
まずはこのニュースから。
「死んだら英霊になれるから勇ましく死んでこい」っていうイカれた戦前の「靖国カルト」に、自衛隊がまた取り込まれようとしている。「死んだらあかん」し「死なせたらあかん」。自衛官は大事なこの国に生きる仲間。その命を戦前のカルトなんかに使い捨てにさせてはならない。#しんぶん赤旗#靖国 pic.twitter.com/YFuuRgJmLd
— 「戦い続ける🐦️」ザオラルさん🚩🌈 (@OneMoreChance99) 2023年7月30日
まず言っておきたいこと。
自衛隊員は「死んだらいかん」し「死なせてもいかん」。「死なせることが前提の任務」もありえない。軍隊だから許されて良いパワハラもセクハラもない。彼らの待遇が悪くて良いはずがない。まずこれです。
自衛隊でも警察でも、その閉鎖的な組織での自殺が増えています。使命感をもって入職された方が自ら命を絶つ。その前になんとかならなかったのか、もっとより良い環境にならなかったのか、考えさせられます。
私が「日本共産党を応援している」「左翼だ」っていうと、「自衛官が嫌いなんだろう」と思われそうですが、そうではないんです。彼らひとりひとりが大切な市民です。我々の仲間です。その職務が特殊なだけ。その職務が時として「暴走しかねないもの」だというだけ。警察官だってそう。「その人権が守られるよう」、そのひとりひとりはこの国に生きる同じ仲間として守っていかねばならない存在なのです。それが人権という視点です。
だから彼らを「アメリカの鉄砲玉」には絶対にさせてはならないわけです。政府が彼らの命をアメリカにただ差し出すような、そんな軍備拡張や周辺国への敵対意識を煽るような政策には賛成してはいけないんです。2022年の年末に突然降ってわいてきた「安保三文書」や、それを推進するための今回国会で通ってしまった様々な法案は、彼らの命を物のように扱い、さらに危険にさらすものです。
https://www.google.com/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20221212/amp/k10013920331000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230616/k10014100971000.html
また、「軍事費が増えても」彼らの待遇は良くなりません。彼らは国家公務員ですから、その給与を増やすには「国家公務員の給与が増えるよう」変えていかないといけません。「身を切る改革」では良くならない。実は日本共産党は一貫して、防衛庁職員の給与削減には反対し、むしろ「賃上げに賛成」してきているのです。皆さん知らなかったでしょ。
例えば2002年の国会審議にて。
>「我が党は、一般職国家公務員給与の引下げに反対であると同時に、これに準じて防衛庁職員の給与切下げを行う本法案には反対であることを表明して、討論を終わります。」
https://www.jcp.or.jp/diet/nittei/155/touron_1119-3.html
>「防衛省予算といっても、私たちは中身で判断しています
https://twitter.com/miyamototooru/status/1541227252868071424?s=20
防衛省予算といっても、私たちは中身で判断しています
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2022年6月27日
自衛官の賃上げに
賛成 日本共産党
反対 日本維新の会 https://t.co/fz9lXnExB3
では「防衛費」はいったいなにに消えているのか。どういう使い方がなされているのか。それはアメリカへの上納金です。増やされた軍事費(防衛費)はアメリカの型落ち兵器を、さらに値段を積み増しして納期も示されず、払うお金でしかありません。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-10-07/2020100701_07_1.html
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-04-30/2023043002_01_0.html
その一方で国民に使われるべき税金、それによる様々な施策は、「財源を理由に」なかなか行われていない。軍事費に湯水のごとく使われる一方で、命に関わるお金はひたすら出し渋られている。こんなことでこの国が発展していくはずがない。アメリカに貢ぐための国でしかないならば、衰退していく一方です。
この「アメリカ」と正面から対峙して問題を根本から解決しようとしている政党はどこか。もうわかりますよね。そして「だからこそ」、アメリカに飼われて生かされているだけの日本の支配層が、全精力をかたむけて日本共産党を攻撃してくるわけです。イメージダウンを図ってくるわけです。その自主独立と繁栄の萌芽を潰したいがために。
話が脱線しましたが、この国に生きる人間の「人権」という観点から、自衛官の命や尊厳はきちんと守られなければなりません。と同時に、自衛隊という軍隊組織の持つ「暴力性」というものは、それはそれできちんと市民によって監視されるべきであり、旧日本軍の行った残虐な行為に対する無責任さや反省のない言動、また覇権主義を肯定するような発言が、こうした冒頭のような元幹部から発せられたり現場から発せられたりすることは、断じて許してはならない。ただそれだけの話です。
そしてこうした「暗黙の良識/了解」は、戦争を経験した世代はちゃんと持っていたものです。自衛隊という「必要悪」の職務として、その「暴力性」を理解した上で、淡々と職務に当たっていました。それが彼ら自衛官の誇りでもありました。それをおかしくしたのは安倍政権であり、ネット右翼的な思想を軍隊に持ち込んだ「自称保守」の界隈です。現役の自衛隊の教官がその危機感を吐露しています。「なぜ日本は世界で一番人気があるのか」などと自惚れているだけの軍隊がなにをするか、考えなくてもわかりそうなものですが。
https://twitter.com/jgsdf_tercom/status/1565572466470436865?s=20
8月23日(火)、 #TV 番組でお馴染みの #作家 #竹田恒泰 氏をお招きし #幹部高級課程 学生に対し「日本はなぜ世界で一番人気があるのか~自衛隊バージョン~」と題した #講話 をいただきました。 #学生 にとって興味深い内容であり日本建国の理念や精神など日本を改めて見つめ直す良い機会となりました。 pic.twitter.com/7CQ7SotSvI
— JGSDF TERCOM(陸上自衛隊 教育訓練研究本部) (@jgsdf_tercom) 2022年9月2日
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdb5247f01efd575e72898bbc6d2435b94f70800
>「教授や准教授といった立場で防大に補職されても、いっこうに勉強も研究もせず、代々引き継がれているマニュアル本で紋切り型の教え方しかせず、さらには安直な陰謀論に染まることもある。自分が担当する授業の枠内で、学外から招いた怪しい右翼系論客に学生たちに対する講演をさせるケースまであり、防大内に不適切な人士が入り込むチャンネルになってしまっています。
怪しげな論客が教室で、政治的に偏向した低レベルの「講演」を学生たちに行い、彼らを招聘した「咎人」自衛官教官は良いことをしたと考え、怪しい論客は「防衛大学校で講演した」ことで自分に箔を付ける。そうした行為がまかり通っているのです。
困ったことに、この種の「商業右翼」を講師として学外から招く悪習は、防大のみならず陸海空の幹部学校(上中級幹部を養成する自衛隊の教育機関)にまで見られるのです。【9】」
というわけで、自衛隊について一応これは書いておかないといけないな、と思ったことをいろいろ書いてきました。
今年は戦後78年目の夏です。
絶対に「戦前」にさせてはなりません。
そのために必要なのは我々の意識です。
我々ひとりひとりの市民の意識です。































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