「今日から毎日勉強する」と決めたのに、忙しい日が続いて止まってしまう。カレンダーの空白を見ると、それまで頑張ったことまで無駄になったように感じることはありませんか。
そんなときは、自分の意志を採点する前に、できた日の条件を見てみましょう。教材を先に出していた、取り組む問題が決まっていた。記録から、次に試せる工夫が見つかることがあります。
■ 「毎日頑張る」を、具体的な行動にする
「読書をする」「資格の勉強をする」だけでは、始めるときに迷うことがあります。まずは、いつ取り組み、何をするのかを一つ決めてみてください。
💡 例えば、こんな決め方です
夕食の片付けが終わったら、前回間違えた問題を1問解き直す。解説と照らし合わせ、分からないところに印を付ける。
小さく始めるのは、取りかかりやすくするためです。1問で試験対策がすべて終わるわけではないので、時間を取れる日の学習も別に予定しておきましょう。
■ 実行率70%は、未来の確率ではない
10回の予定に対して7回できたら、その期間の実行率は70%です。ただし、これは明日も70%の確率でできる、という意味ではありません。
来週は仕事が忙しくなるかもしれませんし、準備を変えて始めやすくなるかもしれません。数字は未来を決める答えではなく、これまでの行動を振り返る材料です。
📊 割合だけでなく、回数も残す
「3回中3回」と「30回中30回」は、どちらも100%。でも、記録した機会の数は違います。「7回/10回」のように残すと、数字の意味を確認しやすくなります。
■ 記録するのは「できなかった日」だけではない
記録を付けると、つい未達成の印ばかり見てしまいます。そこで、実行できた日にも「なぜ始められたのか」を一言添えてみましょう。
「本を机に置いていた」「次に解く問題が決まっていた」「帰宅後ではなく夕食後にした」。こうした情報は、自分が続けやすい条件を探す手掛かりになります。
ただし、1回うまくいっただけで、その方法が正解とは決めません。「次も試してみよう」と考え、負担や進み具合を確かめながら調整していきます。
■ 途切れたあとに、戻れる予定を作る
一日休んだことと、その習慣をやめてしまうことは別です。連続記録が途切れても、それまで読んだページや、解いた問題がなくなるわけではありません。
休んだ分をまとめて取り戻そうとする前に、「次はいつ、何から始めるか」を決めてみてください。再開する日の負担まで大きくしないことも、予定を立てるうえで大切です。
🌱 次の一歩を、ここまで具体的に
「明日の夕食後に、印を付けた問題を1問解く」。そのために、今日は問題集を机へ置いておく。
休養が必要なら、再開する予定自体を調整して構いません。記録は、自分を追い込むためのものではありません。
続けられるかどうかを、自分の性格だけで決めないこと。まずは一つの行動について、「実行した内容」と「そのときの条件」を残してみませんか。
HPの記事では、実行率の計算方法、連続記録と確率の違い、記録表の例、再開するときのテンプレートをまとめています。自分の生活に合う続け方を考える際に、ご活用ください。