LINE公式アカウントの下にある「予約する」「料金を見る」といったボタン。便利そうだけれど、どう設定すればよいのか分からない、と感じたことはありませんか?
このボタンの集まりがリッチメニューです。リンクを案内するだけでなく、応答メッセージと組み合わせると、よくある質問への返信にも活用できます。
■ メニューを作ることと、自動返信は別の設定
リッチメニューは、利用者が目的の操作を選ぶための入口です。「何を表示するか」に加えて、押した後に何をするかを決めることが大切です。
例えば、このように使い分けます。
・予約する → 予約フォームを開く
・営業時間 → 営業時間の案内を返信する
・予約確認 → 本人確認後に予約情報を調べる
どれも似たボタンに見えますが、裏側の仕組みは異なります。最初は「リンクを開く」「決まった文章を返す」から始めると、設定と確認を進めやすくなります。
■ 「営業時間」を押すと返信する仕組み
例えば、リッチメニューを押すと「営業時間」という文字が送信されるように設定します。応答メッセージにも同じキーワードを登録しておくと、用意した案内を自動で返せます。
この方法なら、プログラミングをしなくても、管理画面から設定できます。利用者に文字を入力してもらう手間も減らせます。
気をつけたいのは、キーワード応答が完全一致で動くことです。「営業時間」と「営業時間を教えてください」は別の文章なので、ボタンから送る文字と登録するキーワードをそろえましょう。
■ メニューの切り替えには3つの考え方がある
① 期間で切り替える
キャンペーン期間だけ別の案内を表示する方法です。管理画面で表示期間を設定する運用ができます。
② タブを押して切り替える
「サービス案内」と「サポート」を利用者が行き来する方法です。Messaging APIの切替機能を使い、複数のメニューをつなぎます。
③ 利用者に合わせて切り替える
会員登録の前後などで、案内を出し分ける方法です。登録情報との連携や、ユーザー単位のメニュー設定が必要になります。
「切り替えたい」と考えたら、まずはいつ、誰の操作で、誰に見せるのかを整理してみてください。必要な機能を選びやすくなります。
■ 自動化するときこそ、押した後の体験を確認
ボタンを増やしても、リンク先が分かりにくかったり、返信が重複したりすると使いづらくなります。公開前にスマートフォンで操作し、利用者の立場で確認しましょう。
公開前に確認したいこと
✔ ボタン名から、押した後の動作が分かる
✔ 想定したページや返信が表示される
✔ タブを切り替えた後、元の案内へ戻れる
✔ 自動で解決できない場合の相談先がある
会員情報や予約内容を扱う場合は、本人確認も必要です。会員向けメニューが見えているだけで、本人だと判断しないようにします。
■ 最初は「よく聞かれること」を一つ選ぶ
営業時間、料金、持ち物、予約方法。繰り返し案内している内容があれば、それが最初のボタンの候補になります。
まずは一つ作り、実際に押してもらい、分かりにくいところを直していく。その積み重ねが、利用者にも運営側にも使いやすいLINE公式アカウントにつながります。
HPの記事では、キーワード応答の設定手順、タブ切り替えの仕組み、メニューが変わらないときの確認項目まで整理しています。設定を進める際にご活用ください。