高校を卒業したら働くか、大学へ進むか。大学院や海外の大学まで考えると、どの道を選べばよいのか迷うこともありますよね。
収入や就職への影響は気になりますが、まずは、それぞれで何が変わるのかを分けて考えてみましょう。
1.学歴と「海外経験」は、別の軸で考える
高卒・大卒・院卒は、卒業・修了した教育課程に関する区分です。一方、「海外」は学ぶ場所に関する違いで、海外の大学にも学士・修士・博士などの課程があります。
語学留学と、海外の大学で学位を取ることも、同じではありません。
比較するときのポイント
「どの段階まで学ぶか」と「どこで何を学ぶか」を分けて考えます。海外という名前だけで判断せず、取得する学位や授業・研究の内容まで確認しましょう。
2.就職は「応募条件」と「経験の中身」を見る
仕事によって、必要な学歴・資格・経験は異なります。進学を考えるなら、気になる職種の募集要項を読み、そこで求められることと、学校で学べる内容を照らし合わせてみてください。
高卒で就職する場合も、担当業務や研修、資格取得の支援を調べることが大切です。
大学院や海外で学ぶ場合も、「進学した」「留学した」という事実に加えて、何に取り組んだかを説明できるようにしたいところです。
研究のテーマ、制作したもの、外国語で調べて発表した経験など、自分の役割と成果を整理しておきましょう。
3.収入だけでなく、費用と時間も比べる
学歴別の平均賃金は、進路を考える際の参考になります。ただし、集団の平均から、自分の将来の収入まで決まるわけではありません。
月額の給与と年収、税引き前の金額と手取りも、分けて確認する必要があります。
進学費用も、授業料だけでなく住居費や生活費まで含めて考えます。海外なら渡航費や保険、為替の変動も関わります。
奨学金を利用する場合は、給付型か貸与型か、いつ受け取れるか、どのような条件があるかを確認しましょう。
迷ったら、この3つを書き出してみる
① その進路で、何を学び・経験したいか。
② 希望する仕事に、どのような条件があるか。
③ 必要な費用と時間を、どう確保するか。
最初から将来のすべてを決める必要はありません。気になる学校や就職先を2つ挙げ、分かっていることと、まだ確認できていないことを並べてみましょう。
説明会や相談で聞きたいことが、少しずつ具体的になっていきます。
HPの記事では、高卒・大卒・修士・博士の違い、2025年の公的賃金データの読み方、海外進学の確認事項を詳しく整理しています。進路を比較する表も載せていますので、考えを整理する際にご活用ください。