風にのせた手紙 -3ページ目
スペインは現在は
カトリックの国ですが
イスラム教の人々に侵略されていた
時代があります
711年から1492年まで
約800年もの間
キリスト教徒はイスラム教徒の人々と
闘い、国を取り戻したのです
(レコンキスタ)
その時、最後まで残っていたのが
イスラム教の宮殿
グラナダにある
アルハンブラ宮殿です
砂漠から来たイスラムの人々にとって
水は豊かさの象徴
そのため宮殿の中は
ふんだんに水があります
花や実のなる木々も
豊かさを表しているものなので
たくさん植えられました
長引く戦いと兵糧ぜめにあい
これ以上、無駄な血を流さないため
アルハンブラ宮殿は王の判断により
無血開城されました
その時の条件が
イスラム教徒も改宗せずに
引き続きスペインで暮らせるように
とのことだったそうです
(後にこの約束は破られます)
外見は無骨ながら
一歩中に入れば幻想世界が展開する
イスラム芸術の結晶
カトリック女王は
この宮殿のあまりの美しさに
破壊はせず
そのまま別邸にしたそうです
だから今も
世界遺産として残っているのですね
美しいと感じる心は世界共通
それなのに、なぜ
戦争は繰り返されるのでしょう
人間の愚かさ、弱さ
不完全さの所以でしょうか
こうした宗教による戦争から
海に囲まれている
日本は守られていることを
あらためて思いました
日本の平和
世界の平和を祈らずにいられません
ところで、アルハンブラ宮殿は
とても広いのです
伊勢神宮や明治神宮の
イメージといえば
わかりやすいでしょうか
ずーっとこのような
糸杉が壁になっている
道を歩くことになります
美しい景色ですが
30度を越える気温
日陰もあまりありません
湿度はそれほど高くないのが救いです
シニアが旅行するには
健脚であること
体力があることが
第一条件ですね
「セビリアの理髪師」
「ドン ジョヴァンニ」など
多くのオペラの舞台になった
セビーリャ
情熱的なフラメンコ
闘牛、ジプシーなど
当時のヨーロッパの人々にとって
アンダルシア地方は
異国情緒たっぷりで
創作意欲が掻き立てられたそうです
宝塚の「ドン ジュアン」や
「エル デセーオ」も
ここが舞台ですね♡
今はたくさんの観光客で
賑わっています
スリに注意が必要です
この街の街路樹は
なんとオレンジの木!
オレンジの花の咲く頃や
実のなる頃は
どんなに美しいことでしょう
果実はマーマレードや
オレンジオイルなどに使われます
イギリスでは
スペインのマーマレードといったら
高級品なんですって
(そのまま食べると
美味しくはないそうです)
夏は木陰にもなる街路樹
東京も緑を増やしてほしいです
日本で言えば京都のような
古い街並みの残る
スペイン、トレドは
マドリードから約70km
離れた場所にあります
歴史的に
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の
建築が残る珍しい土地、世界遺産
石畳と細い坂道が
つづきます
歩きやすいスニーカーが正解
エルグレコの絵が
そのまま教会にあり
今も息づいている
サント トメ教会
「オルガス伯爵の埋葬」
こちらはトレド大聖堂
スペイン・カトリックの総本山で
ゴシック建築の最高峰
エルグレコのほか、ゴヤ、
ティツィアーノの作品があり
絢爛豪華な教会
今年は建築が開始されてから
ちょうど800年ということで
お花が飾られていました
そして、スペインといえば
楽しみは食べ物
前菜の
生ハムが美味しい
パエリヤ
イカ墨のパエリヤも
とても美味しいです
先月のことですが
主人とスペイン・ポルトガルへ
行ってきました
羽田発
機上からの東京の景色
ビルがいっぱいの灰色の東京
働く人たちが支えている街
人のエネルギーすごいですね!
トランジット空港のヘルシンキ
ここまで14時間!
打って変わって
緑と青の
美しいヘルシンキ
空気がちがうのが
窓からでも伝わります
さらにここから
乗り継ぎでマドリードへ
50代の時にもコロナ前に
海外旅行したのですが
その時とは
カラダの疲れ方が違うなと感じました
しかも、ヨーロッパは熱波に
襲われているというニュースが!
ちょっと不安になりつつも
無事に到着
マドリードは
ちょうどローマ法王が
いらっしゃるということで
厳戒態勢でした
プラド美術館へ行き
ベラスケス、ゴヤ、エルグレコなど
名画を鑑賞
絵を鑑賞するのは大好きなので
とても楽しかったです
つづく
楽しみにしていた
先日の「FNS歌謡祭」
元星組のトップスター
礼真琴さん(こっちゃん)
MiLK × 花組のコラボ
素敵すぎましたね♡
こっちゃんは
デュエットだったため
マイクの音量が
調整されてしまったのか
本来の美声が届いてこなくて
少し残念でしたね
NHKにご出演なさった際の
ジュリーの「勝手にしやがれ」
をうたった時の方が
数段かっこよかったです。。。
でも、お姿を拝見できて
嬉しかったです
花組からは
永遠輝せあさん
聖乃あすかさん
極美慎さん
侑輝大弥さん
希波らいとさん
の5人がM!LKさんとコラボして
「好きすぎて滅」を
歌ってくださいました
SNSでも
たくさん拡散され
ファンとしては
やはり嬉しいですし
これからも推していく
と覚悟を決めました、笑
***
さて、先日
東京宝塚劇場 月組公演
「RYOFU 水晶宮殿」に
行ってまいりました
RYOFUは「三国志」の呂布を
ベースにした作品です
お決まりの場所で
ポスターの撮影
2階席でしたが
東京宝塚劇場は
よく設計されているので
オペラグラスを使えば
充分によく見えます
すでに退団を発表なさった
鳳月 杏さんの貴重な舞台
エレガントな動き
凛とした佇まい
大人の余裕を感じさせる雰囲気
呂布を強者だけで終わらせないのは
こうした鳳月さんの魅力があってこそ
ですよね
また
鳳月杏さんの亡きお母さまは
とてもおしゃれで
洋服の肩幅や裾の長さなどにも
アドバイスをくださったとか
お芝居の中で
母親をむごい形で失うシーンが
あるのですが
(子役時代は七城雅さん)
その後の説得力へと
繋がるシーンでした
殺陣が続くのですが
侍タイムスリッパーで
切られ役も上手くなった下級生たちが
舞台を支えていますし
お衣装や舞台装置も美しかったです
そして華のある
天紫 珠李さんの存在は
物語のバランスと核心
お芝居後半
呂布のつぶやく
「世の痛みを知らずに育ったゆえに
心の清らかな女だと思っていたが
世の澱みを目にしてもなお
その心は美しく
澄みわたったままなのか‥‥?」
このセリフは
深く印象に残りました
「作者の栗田優香先生は
「万華鏡百景色」の時の
芥川龍之介の地獄変の狂気を
身体表現だけで魅せた鳳月さんを
また観たいと思ったのでしょうね」
と娘と話しました
ショーの「水晶宮殿」は
残念ながら私にはストーリーが
よく伝わってきませんでした
(NOW ON STAGEで解説を聞き
ましたが
一回では理解できないかも?)
礼華はるさんのお歌は
「GRANDE TAKARAZUKA110 」
銀橋でのムーンリバー以来
お上手と思っていたのですが
ますます輝いていました
そして
ふと横をみると
涙ぐんでいた娘
鳳月杏さんのダンスが
琴線に触れたようでした
その指先
そのつま先
その目線
すべてが美しく
非日常へと誘われ
余韻の残る
デュエットダンスでした
素敵な舞台を
ありがとうございました
これからも
人気作品の公演が続く宝塚
チケットが入手できるのか
毎回ハラハラするですが
それも美容に良いかも?
なんて思うようにしています
お読みいただき
ありがとうございました

