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わたしは、シンガポールで“キラキラ駐妻生活✨”を送る2児の母。

……というと聞こえはいいけれど、内側はけっこうモヤモヤしています😅




20代後半。

大学時代から付き合っていた彼(今の主人)と結婚して、出産を機にそのまま仕事を辞めました。


それからは、「家族のため」「子育てが忙しいから」を半分は言い訳にしながら、主体的にはほとんど何もせず、主人と子どもたちに寄りかかるように海外生活を送ってきました🌍👶👦


もちろん、家事や育児がラクだなんて思ってないし、それはそれで大変。


でも胸を張って「これがわたしのキャリアです!」と言えるものがあるか?と聞かれると、正直つらいところがあります。




そんなわたしの“唯一の自慢”は、20年以上前に行った一年間の海外留学だけ。

しかも「大学留学」ではなく、「大学系の語学専門学校」に通っていた一年間の語学留学📚✈️


それしかないから、今でもちょっとインテリっぽく見せたいときは、だいたいこの

「20代の頃腰掛けで3-4年働いてたネタ」

「昔の留学ネタ」

「語学勉強ネタ」

が鉄板トーク。


あとは、最近まったく本なんて読んでいないのに、つい

「子どもの頃から読書が好きなんです📖」

とアピールしてしまう自分がいます。(いつの頃までの話?って、内心ツッコミたくなる😂)




最近の悩みはここから。


ふと冷静に周りを見渡すと——

20年以上前の留学経験とか、ほんのわずかな社会人経験をいまだに引っ張り出して“盛っている”40代なんて、周囲にはほとんどいないんですよね👀


みんなこの20年、それぞれの場所で、仕事・子育て・勉強・趣味…いろんなことに主体的に取り組んできたんだろうなぁ、と。

その積み重ねが、今の自信や立ち姿ににじみ出ている気がして、正直うらやましくもあり、ちょっと落ち込んだりもします。




「駐妻になれれば勝ち組✨」

昔のわたしは、どこかでそう信じていました。


でも実際には、ここまで「男女同権」とか「女性の社会進出」が、日本人同士の世界の中でも当たり前のように語られる時代になるなんて、完全に予想外。


“専業で夫に帯同している自分”と、

“自分のキャリアや軸をちゃんと持っている同世代の女性たち”。


そのコントラストを前にして、

「あれ?わたし、もしかして大きく読み違えた…?😇」

と感じる瞬間が増えました。




一生の不覚。

…なんて大げさかもしれないけれど、当時の自分の価値観だけを信じて走ってきたツケを、今じわじわと感じている40代の駐妻です。


ここから何を始めるか。

まだ答えは出ていないけれど、せめて「昔の留学ネタ」だけにしがみつく自分からは、そろそろ卒業したいな——と、シンガポールの暑い空の下でぼんやり思っています🌴🌞