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知り合いに「代理ミュンヒハウゼン症候群」的な母親がいる。

 



「代理ミュンヒハウゼン症候群」というのは、その名の通り「ミュンヒハンゼン症候群」という病態が元になっていて、「ミュンヒハンゼン症候群」とは、自身の身体を自ら傷つけて病院を渡り歩く精神疾患。

 



それに「代理」を加えた「代理ミュンヒハウゼン症候群」は、自分の身体ではなく、子供の身体を故意に傷つけたり、子供が病気になるように仕組んだりしたうえで、健気に看病する親を演じて周囲の同情や注目を集めることで、自らの心の安定を図ろうとする精神疾患で、加害者は母親が多いらしい。




両疾患の根本的な要因は判明していないものの、自尊心を高めたり維持しようとしたりする為の方法である可能性があると言われている。

 



そこまでのレベルではないにせよ、傾向的には「代理ミュンヒハウゼン症候群」的な母親が知り合いの中にいる。

 



子供にとっての過去の困難だった事象やネガティブな事象をことさら強調して周囲にアピールし、子供の状況と将来に気を揉む健気な母親をやたらと演じたがるタイプがそれ。

 



例えば、入学・進級・転校のタイミングや長い休み明けのタイミングで学校に行きたがらなかったり、学校を休んでしまうことなんて、どんな子供にも一度と言わずあるのが普通。




だけど、「代理ミュンヒハウゼン症候群」的な母親は、自身の子供の過去のそういった事象を、頻繁に引っ張り出してきては、心配している母親を演じようとする。今は元気に学校に行っている子供にとっては、もはや単なる過ぎ去った過去の出来事の一つに過ぎないにも関わらず、毎回毎回、通学開始・再開のタイミングで母親がこの話題を引っ張り出してきては、気を揉む演技をするんだから、子供にとってはたまったもんじゃない。




代理ミュンヒハウゼン症候群」的な母親にとっては、「良い母」として周囲の同情や注目を集めたりする為に、自身の子供の過去を持ち出しているだけに過ぎないというのがやっかいなところ。

 

 

「ミュンヒハンゼン症候群」や「代理ミュンヒハウゼン症候群」の背景には、幼少期の衝撃的な事件や精神的負担・身体的虐待等に関する経験があるとも言われているけど、「代理ミュンヒハウゼン症候群」的な母親の背景にも、自身の不登校経験やいじめられ経験、その他理由による強烈なコンプレックスが内包されているんじゃないかな(→根拠はなく印象に過ぎないけど)

 



「代理ミュンヒハウゼン症候群」的な母親なんて論外だけど、子育てをしていく上では、↓の通り「子供たちにレッテルを張らない」ことが必要だと思う。