さて今日のお話は、SPI(Synthetic Personality Inventory:総合適性検査)についてです。
現在SPI(リクルート)のバージョンは“2”ですが、2013年1月からバージョンアップされSPI3になります。
就活女子のみなさんであれば、SPI2については就活対策の一環として学習などをされているかと思います。
書店に行けば、多くのSPI対策の参考書や問題集も取り揃えてありますよね。
それぞれの書籍は研究された良い内容かと思いますので、就活女子のみなさんが自分に合うと思われる参考書や問題集を使ってSPIの問題にどんどん慣れてください。
慣れるということが、最も“有効な対策”となりますので、とても大切です。
なので、ここでは2013年1月にSPI2から変更されるSPI3についてのお話がメインです。
でも、SPIは就活女子のみなさんが一番戦々恐々とする就職試験ですよね。
ES(エントリーシート)や面接は入手できる情報も多く、対策が比較的立て易いのに対して、SPIは参考書や問題集は数多く出ていますが、本質的に“これ”といった決め手となる情報は少ないのかな?と感じています。
ESや面接、グループディスカッションなどは本当に就職試験らしい“素直”(!)な試験ですものね。
これらは、「一緒に働きたいか?」「同じ職場でうまくやっていけるか?」「困難にぶつかった時でも乗り越えて、しっかり仕事ができるか?」などを確認するための試験です。
なので、就活女子のみなさんの“人柄”を存分にアピールすれば、全く問題は無いのです。

(もちろん、対策や事前の練習は必要ですけれども。)
しかし、SPIとなると「???」というのが本当かと思います。
「どんな対策を立てれば良いのですか?」なんて考えてしまいますよね。
でも大丈夫ですよ。安心してください。

それでは、SPI3へ変更されることについてのお話です。
SPI2→SPI3への変更は「性格検査」の内容となります。「能力検査」についての変更はありません。(少し“ほっと”しますね。)
そして、この「性格検査の変更」に関して、就活女子のみなさんは、それほど心配する必要はありません。

企業がSPIによって確認したいのは、就活女子のみなさんが「職場で周りの人たちとうまくやっていけるか?」「上司や先輩の指示やアドバイスをキチンと受け止め、自分をより良くしていける人柄か?」、そして「困難なことを乗り越える力があるのか?」(←これが一番重要です。)だけなのです。

もちろん、希望職種によっては就活女子のみなさんの性格をキッチリ確認する場合もあります。
例えば営業職。
就活女子のみなさんが、「広く人と接するより、個人的な時間を優先する。」や「レジャーは、アウトドアよりもインドアが好き。」であったりした場合、営業職に適しているかどうかとなると、?(疑問符)ですよね。
どちらかと言うと、社内でコツコツやる仕事(例:経理、総務など)が合っているように思いますよね。
本人もそう考えるでしょうし、企業も同じように考えます。
企業は絶えず“適材適所”ということを考えています。
これは応募してくる就活生だけでなく、働いている社員に対しても考慮しているのです。
それを表しているのが、人事異動です。
「どのような仕事をして貰えば、能力を一番発揮できるか?」は、実際にその仕事をやってみなければ、誰にも分からないのです。

意外と本人も気付かなかった才能を発見し、大きく成長する方も多くいるのです。

企業は、このような実例を数多く見てきているので、定期的に人事異動を行うのです。
SPIの性格検査もこれと同じ考え方に基づき、実施されています。
多くの企業は面接の“参考資料”として活用しているのです。

もちろん、世の中は広いので企業で働くことが合わない方もいらっしゃいます。
このような方を事前にチェックする目的もありますが、就活女子のみなさんであれば、心配する必要は全くありません。

それから、若手社員の早期離職という“問題”を解決するためという考えもあります。
「新卒で就職した人の3割が、入社後3年以内で離職(企業を辞める)している。」というニュースを聞いたことがあるかと思います。(特定の業種の場合、4割以上になっています。)

せっかく戦力として期待して入社して貰ったのに、3年も経たずに辞められては、企業は困ってしまいますよね。
ですので、志望している就活生が「本当にその企業に入りたいのか?」「自分の理想だけで企業イメージを勝手に作り上げているのではないか?」ということを確認したいのです。

本来は面接だけで確認すればよかったのですが、就活生の方も事前に想定問答などを研究し、“理想的な解答”をされたりしますので、面接官もなかなか本当の思いが掴めなかったりします。

そして就活生の方も入社してから「考えていた仕事(企業)とは違うな~。」と理想と現実とのギャップに気付き、会社を辞めるという結果になってしまうのです。

このような状況は社員と企業の双方にとってモッタイ無いことですので、性格検査の内容がSPI3へ変更されるということになったのです。
なので、就活女子のみなさんは、心配する必要は全く無いです。

しっかり企業研究もされ、OB訪問もされ、どのような企業なのか?志望している職種は自分に合っているか?を事前に考えているかと思いますので、大丈夫です。

それに、多くの企業はSPI性格検査の結果を、入社後の配属を決める際に大いに利用しています。これがメインの活用ですね。
なので正直な話、就職試験においては、面接する前にちょっと目を通すぐらいです。
最終面接では、面接官となる役員は結果を見もしなかったりします。他の誰かの意見(性格分析の結果)よりも、自分の“経験”を信じるからです。
というのが本当の話ですので、就活女子のみなさんは安心していてください。大丈夫です。

ここからは補足的な説明ですので、すっ飛ばして最後に行っても良いですよ。
SPI2→SPI3への変更は、提供企業(リクルート社)の営業戦略という側面もあります。(就活女子のみなさんには、あまり関係の無い話ですが。)
このサービスを購入している顧客である企業にしてみれば、同じ内容をずっと提供されると飽きてくるのです。
就活女子のみなさんも、季節が変われば色々な洋服が欲しくなりますよね。ずっと同じ服で良いなんてことはありませんものね。
これと同じに企業も提供されるサービスの変更を求めるのです。
なので、提供企業としては、絶えず改良を加えて、売上げを継続する必要があるのです。
もちろん、新規の顧客を取り込む為には、改良を行い目新しさを前面にアピールすることが必要ということもあります。(電化製品なども毎年 新製品が発売されますものね。)
そうでなければ、営業部隊は見込み顧客(新規顧客)に対してのセールス・ポイントが無いのです。
「多くの企業様で導入頂いております。」よりも「今までのSPI2から大きく“改良”されて、内容も“充実”しております。」の方が、よりアピールできると思いませんか?
しかし、能力検査の内容を変更すれば、今の顧客からクレームが来ること間違い無いです。
なぜなら「今までの能力検査は不十分だったの?だから若手社員が多く辞めたんだ!」なんて言われるのも困りますものね。
仮に能力検査の内容を変更するのであれば、顧客が“納得する”形で変更しなければならないのです。
しかし、SPI(能力検査)の問題は義務教育の過程で身に付けるべき“基本的な”内容ですので、企業が“納得する”改良は極めて難しいのです。
それに、企業は就活生の基礎力を見たいだけであって、問題のレベルアップは望んでいないのです。
また、顧客企業もSPIよりも面接を“重視”しているため、今ある能力検査を大きく変更されることは望んでいません。
このような理由から、能力検査はそのまま、性格検査を変更するとなっているのです。
それでは、メインのお話に戻ります。
ですので、SPI3への性格検査の変更については、就活女子のみなさんは全く心配しないでください。

心配する時間があれば、能力検査の練習に費やした方が良いです。
能力検査の“確率の問題”などは、解き方を知らないと“お手上げ”になってしまって、とてもモッタイないですので。
就活女子のみなさんであれば、SPIについては大丈夫。

それよりも、ESや面接でいかに“人柄”をアピールするか?を考えておいてください。
就活女子のみなさんの普段通りが、面接官にしっかり伝われば、大丈夫です。
そうすれば、来年の春
には絶対に内定します。