これは、志望者の意見や考え方を知りたい訳ではなく、このような状況に置かれた時の対応力を確認したいのです。

いわゆる圧迫面接と呼ばれているものです。
外国の軍隊では、このような面接が行われています。
想定していなかった状況に陥ったとき、どう反応するのか?
また、その状況を何とか切り抜けようと努力できるか?などの精神力を確認するのです。
ここでパニックになったり、しどろもどろになったり、答えるのに時間が掛かったりしてはいけないのです。
しかし、日本の企業の面接では、このようなことは要求されていません。
あくまでも、実際に企業に入社してからのシミュレーションです。
就活生の方には想像できないかもしれませんが、企業に入って働いていると、このような状況は結構あります。
入社して10年ぐらいのOBに聞いてみると、大抵は「あ~、結構あるね~、そういうのって!かなりキツイぞ~。」などと話されると思います。
日常茶飯事とは言いませんが、実際によくある話です。
ですので、面接官が知りたいのは、そのような状況になった場合、志望者がどう反応するのか?です。
パニックになるのか?逃げ出そうとするのか?それとも、何とか切り抜けようとするのか?
では、どう対応すれば良いのか?
まず笑うのです。「あっはっはっ」ではなく、“にっこりと微笑む”ような感じです。

就活生の方に「どうしたら良いですか?」と聞かれた場合、「まず笑え!」と教えています。
「えっ?」という顔をされますが、本当にまず笑うのです。

面接官が逆に「えっ?」と思うような“意外性のある状況”をまず作るのです。
会場の雰囲気を変えるのです。
要するに就活生のペースにしてしまうのです。

そして、この面接官の「えっ?」
という間を利用するのです。わずか1秒足らずかもしれませんが、これで就活生の考える時間ができます。
それから自分の考えや意見を答えれば良いのです。
この場合、答えの内容は何でも構いません。思い付いたことをまず言うのです。
それでは、「面接官の要求した質問に答えていないのでは?」と思われる就活生の方もいるかと思います。
でも、それで良いのです。
面接官にしてみれば、どのような答えでも構わないのです。
志望者の反応が見たいだけなのです。

それに、面接はコミュニケーションです。
志望者の答えが違うと感じたら、面接官は必ず質問してきます。
そうしたら、また自分なりの答えをすれば良いのです。
その中で、面接官は就活生の考え方が分かってくるのです。

これが大切です。
面接官に就活生の考え方がはっきりと伝わること。これが面接の目的なのです。
こうすれば、絶対に内定します。