止まらぬ想いを知る前に

あなたを忘れたらよかった


耳に残るバイクの音

鼻をかすめる煙草の煙

目にうつる君の笑顔


すべてが私を失わせた

一言一言に一喜一憂して

最後の言葉で傷ついた


なんであなたなの

どうしてあなたじゃなきゃ

こんな思いにならないんだろう


いっそ嫌いになれたら

楽なのに

いっそ恨むことができたら

忘れることができるのに


どんどんあなたへの想いは

強くなるばっかりで

離れていけばいくほど

追いつきたくなってしまう


本当は無理だってわかってる

わかっているけれど

こない連絡を待っている私がいる


私のせいなのに

あなたの悲しむ顔をみたくない

今すぐにでも顔をみて話したい

そう想うのはおかしなことかな


誰か答えをちょうだい

もっと前から

愛を知っていたら

こんな時代に

生まれてくる事も

こんな世界に

現れる事も

なかったのかもしれない


壊れた時計に

時間を合わせようとして

先走ったのは僕だった


笑える事実と泣ける過去

壊そうと考えたのは

この時代のせいだから

ずっと待っていても

何も始まらないと悟った


見える針から目を離す事無く

ナイフを握り締める影

クレイジーな自分を見た時は

さすがに飛び出そうとした


わかっていたことだから

そのカメラに収めようとしたんだ

ちょっとずれためがねと

自分を守るためのお守り


壊れた時計が動いたときに

また始まる

愛をしらない時代が



どうしたんだろう

見当たらない足跡

生きた心地がしない


拾ったのはただの空気で

それが本当は必要だった事に

気付くことはもっとあとから


堕ちるだけ堕ちて

自分を殺していた


空を覆った雲を

邪魔だと想ったから

息の仕方を忘れたのかも


もっと美しいものが

目の前にあったはずなのに

灰色の世界が広がる街に

待っていた心は

いつの間にか壊れていた


そこに落ちたものは

僕の心とその涙



自分は今どこにいて

何をしているんだろう

友達という名の迷路に

迷い込んでしまった


確かに存在は認めたよ

でもきっと居心地良い場所じゃない

どれだけ手で隠してみても

見えるものは見えるんだよ


黒くなってゆく自分に

嫌気がさして

もう死んでもいいと

簡単に言えてしまう


臆病な自分が邪魔をして

何をするにも中途半端

勝手に迷い込んで

勝手に更に深くへゆく

もう抜け出すことのできない

友達の迷路

本当なのか

嘘なのか

君が笑ってるなら

どっちでもいいと思った


好きなのか

好きじゃないのか

君が笑ってるなら

どっちでもいいと思った


毎日くる電話に

気分は上がるし

「遊ぼうか」

そう言われたら

自然と「うん」って

言っちゃう自分がいる


これは恋ともいえるんだろうけど

そんなものはいらなくて

ただただそばにいたいだけ

恋人になんてならないで

ずっとそばにいたいだけ

嘘の恋


求めているのは何なのか

自分でもわからないけれど

今が幸せならそれでいい

君が笑ってくれるなら

それだけで十分なんだよ


どうか崩れないで

どうか嫌わないで

願うのはそれだけ

神様にお願いするのは

ただそれだけ