こんにちは!
営業部の定廣遼平です!
僕が薦めるのは、ある一冊の本。
と、その前に……
支援の第一歩ってなんでしょう??
僕は、知ることだと思っています。
世界で何が起こっているのか。
どんな問題があるのか。
これらは素通りしようと思えば
いくらでもできます。
難民、男女差別、教育格差……
これらを知らなくたって
生きていくことはできます。
特に日本では。
(もちろん全てが全てではないが)
恵まれた教育環境。
安全かつ美味しい水へのアクセス。
治安だって世界的にも良い。
そんな国で育った僕たちは
世界で何が起きているかなんて
気にしなくたって生きていける。
ただ、そんな時代は長くは続かない。
あらゆるものが世界規模になり、
簡単に世界にアクセスできる。
Tシャツのタグを見ても
そこにはVietnamの文字。
私たちが口にする食べ物だって
半分以上は世界のどこかからやって来たもの。
僕たちは日本人である以前に
世界市民、なのかもしれない。
だとしたら、私たちはもっと
世界のことを知らなければならないのではないか。
もちろん国際協力に興味があるなら、それはなおさらだ。
そこで、僕はこの本を勧めたい。
『僕らはまだ世界を1ミリも知らない』
この本を書いたのは、株式会社スクールウィズの代表である太田英基さん。
世界一周もしている無類の旅好きである。
そんな彼の世界一周がこの本には詰まっている。
彼の旅は、何を見るかよりも誰と出会い話すか、というところに面白さがある。
この本を読み進めるうちに
自分という存在が自然と日本の外へ
飛び出しているように思えてくる。
彼は、この本で多くの問いかけをしてくる。
レッドブルとオペラは好きですか?
なんて、他愛もないものから、
「恵まれない子供たちに衣服を贈ろう」の真相を知っていますか?
途上国側から見た世界とは?
そんな深く考えされる問いまで。
世界一周をした彼なりの見識が書かれている。
人を知るため。
世界を知るため。
この本はそのための最適書になっている。
ぜひ読んでみてください。
P.S. とてもとても海外旅行に行きたくなってしまうのでお財布にはご注意を😏

大阪府立大学
定廣遼平