最近、リーダーが

アンガーマネジメントを学ぶことは

ごく当たり前になりました。


怒らない

感情をコントロールする

相手を傷つけない言い方を選ぶ


どれも大切なことだと思います。


ただ私は、

「怒りを我慢して、なかったことにする」ことは

本当のアンガーマネジメントではない

と感じています。


それはただ、

怒りを押し込めているだけだから。



 

抑えた怒りは、消えない


怒りを外に出さなければ、

その感情はどこへ行くのでしょうか。


多くの場合、

矛先は自分に向かいます。


私は医療の現場で、

長年我慢を続けてきた方が

心や体の不調を抱える姿を

たくさん見てきました。


そして時には、

以前は感情をストレートに出していた人が

穏やかになった後に

病気が見つかることもありました。


もしかしたら、

「表に出す」から「内に溜める」に

変わっただけだったのかもしれません。


ストレスが免疫機能に影響を与えることは

研究でも指摘されています。


感情を押し込み続けることが、

体にまったく影響しないとは、

私には思えないのです。





 

今の時代、怒りは「出せない感情」になった


家でも職場でも、

「感情を抑える側」でいることが

当たり前になっている人ほど、

怒りの行き場を失っていきます。


相手に言えば

パワハラと言われる。

モラハラと言われる。


だから言わない。


すると怒りは、

外に向かわず、

内側に溜まっていく。


今は、

「相手に向けない」代わりに

「自分に向けている人」が

本当に多いように感じます。




 

怒りの正体は、相手ではない


「なぜその相手に怒りを感じるのか」

「何が引き金になっているのか」


そこを深く見ていくと、

気づくことがあります。


怒りを感じる相手は、

毎回違うようでいて、

実はとてもよく似ている。


同じタイプの人

同じ言動

同じような場面


これは偶然ではありません。


怒りは相手が生み出しているのではなく、

自分の中にある思考パターンが

「その相手」に強く反応している

ということなのです。





 

思考パターンを修正すると、怒りを感じる相手が変わる


怒りの奥にある

思考の癖に気づき、

それを少しずつ修正していくと、

こんなことが起こります。


1️⃣以前なら強く反応していた相手に

反応しなくなる。


2️⃣怒りを感じていた「相手そのもの」が

変わっていく。


これは、

感情を無理に抑えた結果ではありません。


怒りを生み出していた

"見方"が変わった結果です。





 

怒りを処理すると、
人はもっと楽に、もっとパワフルになる


怒りをぶつける必要はありません。

誰かを責める必要もありません。

我慢する必要もありません。


ただ、

自分の内側に

ある

インナーチャイルドの怒りの声を

自分で受け止めてあげること。


それができると、

人は驚くほど楽になります。


安心感が戻り、

安全に自分でいられるようになり、

そして結果として、


穏やかで

快適で

幸せで

以前よりずっとパワフルに


自分本来の良さが、

自然に発揮されていきます。




 

最後に


怒りをなくさなくていい。

我慢を美徳にしなくていい。


ただ、

怒りを生み出していた

思考の構造に気づくこと。


それが、

心が楽になり、

自分らしく輝いて生きるための

本当のアンガーマネジメントだと、

私は思っています。


もし今、

・我慢するのが当たり前になっている

・怒りを飲み込み続けている

・リーダーだから、親だから、と感情を置き去りにしてきた


そんな自覚が少しでもあるなら。


一度、思考パターンを見直しに来てください。


インナーチャイルド(潜在意識)が

表層意識と一致すると、

もっと楽に、そしてパワフルに

能力を発揮できるようになりますよ。