こんにちは、未知子です❤︎
私は、ノートや感謝ワークを通して、
「今あるものを見ること」
「すでに受け取っている豊かさに気づくこと」
をお伝えしています。
ただ、この「あるを見る」という言葉が、
エセポジティブに使われてしまうことがあります。
エセポジについてはこちらから↓
つらいことがあった時に、
「でも、私は恵まれているから」
「この人にも良いところはあるから」
「この経験にも感謝しなければ」
「すべてに意味があるから」
と、ポジティブな意味をつける。
一見、前向きで感謝しているつもり。
でも、心の奥では、
「ムカつく」
「大嫌い」
「絶対に許したくない」
「どうして私ばかり、こんな目に遭うの?」
と思っている🥺
その本音を見ないまま感謝しようとすると、
感謝ワークはむしろ苦しいものになります💦
エセポジティブになりやすい人は、
自分の本音を思考で変えようとします。
誰かに傷つけられた時にも、
「でも、あの人も悪気はなかった」
「あの人にも事情があったのだろう」
「良いところもたくさんあるし」
と、一生懸命に解釈を変えます。
でも、心はまだ、
「本当は嫌だった」
「傷ついた」
「腹が立つ」
と感じています。
頭と心が違う方向を向いているので、
いつまでもモヤモヤが消えません。
本人は、
「私は解釈を変えられた」
「もう気にしていない」
「感謝できている」
と思っているので、
そのモヤモヤの原因にも気づきにくくなります。
けれど、本当の気持ちは、
ポジティブな言葉を重ねても消えません。
見ないふりをされた感情は、
ずっと心の奥に残ります。
嫌な出来事や嫌いな人に感謝しようとすると、
「こんな人に感謝なんてしたくない」
「どうして傷つけられた私が感謝しなきゃいけないの?」
「私から感謝するなんて、損した気がする」
「むしろ神様を恨みたい😭」
という気持ちが出ることがあります。
実は、まず見るべきなのは、こちらの気持ちです。
感謝できない自分を、未熟だと責めなくていい。
ポジティブになれない自分を、ダメだと思わなくていい。
「私は今、感謝なんてしたくない」
「それくらい私は傷ついている」
「本当は、まだ許せない」
と、認めてあげる。
そこを飛ばして感謝しようとしても、“上っ面の感謝”になってしまいます。
実は私は感謝ワーク歴が長く😂
15年前からやっているのですが、
最初は、感謝ワークの意味をよく分からないまま、
「嫌なことにも感謝しよう」
「あるものを見よう」
と、頭だけで取り組んでいた時期がありました。
その時は、まったく感謝ワークの良さが分からず、
むしろ苦しくて嫌になっていました。
本当は苦しい気持ちがあったのに、
それに蓋をして感謝しようとしていたからです。
例えば、過去のつらい経験を振り返る時。
最初から、
「あの経験にも意味があった」
「成長させてくれてありがとう」
と考えなくてもいいんです。
まず、
「あれは本当につらかった」
「私は、すごく傷ついていた」
「どうして私だけと思っていた」
「今でも、悔しい気持ちが残っている」
と、その時の気持ちをしっかり見ます。
自分の痛みを、自分が分かってあげる。
そのうえで時間をかけて振り返ると、
「確かにつらかったけれど、この経験から得たものもあった」
「あの出来事があったから、今の仕事につながった」
「あの人との関係を通して、自分を大切にすることを学んだ」
と、自然に別の側面も見えてくることがあります。
これが、本当の意味で「あるを見る」ということです。
つらかった事実を消して、
良かったことだけを見るのではありません。
つらさも、そこから得たものも、両方を見る。
嫌だった自分の気持ちも、
今受け取っている価値も、まるごと見ることです。
感謝は、努力して作る正解ではありません。
自分の気持ちを十分に感じ、
経験を自分の中で消化した結果として、生まれるものです。
まだ感謝できないなら、今は感謝する段階ではないのかもしれません。
それでも構いません。
「感謝できないほど、私は傷ついていたんだね」
と、自分に寄り添うことの方が先です。
その気持ちを何度もノートに書くうちに、
怒りや悲しみが少しずつ落ち着いていく。
すると、こちらから探さなくても、
「でも、あの経験があったから分かったこともあるな」
と思える日が来ることがあります。
感謝は、ネガティブな感情と反対にあるものではありません。
ネガティブな感情があった上でも、
感謝できるものです😆
でも、
「あるものを見なければ」
「ポジティブに考えなければ」
「感謝できる人にならなければ」
と、正しい解釈を優先しすぎると、自分の心を置き去りにします。
それでは、何のためにノートを書いているのか分かりません。
ノートは、自分を正しい人に矯正するためのものではありません。
自分が本当は何を感じているのかを知り、その気持ちを受け入れるためのものです。
感謝ワークをしていて腹が立ったら、その怒りを書いていい。
「こんな人に感謝したくない」と思ったら、
そのまま書いていい。
「あるものなんて見たくない。
私はもっと欲しかった」と思ったら、
それも書いていい。
その本音を十分に認めた後で、
初めて本当にあるものが見えるようになります。
「あるを見る」とは、
ないものや嫌なものを無視することではありません。
自分の本音を消さずに、
人生に存在するすべてを見ること。
今、感謝できない自分がいても大丈夫です。
まずは、その自分に、
「そうだよね。今は感謝したくないよね」
と言ってあげてください。
そこから始まる感謝の方が、
頭で作ったポジティブな解釈よりも、
ずっと深く自分を癒やしてくれます。
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