『性別移行の治療行為と自由診療』
言われるまで当たり前だと思っていたので驚きました。
トランスジェンダーなど、性別移行をする人が身体的性別移行するのには医療行為をする場合があります。
性同一性障害の診断をしてもらうための“カウンセリング”や各種“心理検査”、身体的性別移行の第一歩“ホルモン治療”やホルモン値や性染色体などの“各種検査”
他にも“豊胸手術(乳房形成手術)”“縮胸手術(乳房除去手術)、”“医療脱毛”“喉仏縮小手術”などなど各手術……“性別適合手術”でさえも
性別移行に係る医療行為はほぼ自由診療となり健康保険の適用外で『全額自己負担』となります。
確かに法的に性別移行(戸籍の性別を変える)をする条件には暗に「性別適合手術」があるので、性別適合手術は必須。さらに言えば性同一性障害の診断も必須。
ついで言えば「性別適合手術」には基本的に「ホルモン治療」などが条件に入っているのでそれも必須。
生きるために必要な医療行為で、しかも法的に必須とされるものであっても、保険適用外であることに驚かれるようです。
……正直私は「他にも優先すべき医療行為もあるだろうし、性別移行に係る医療行為の扱いなんてそんなもんだろう」というややネガティブな意見だったので、保険適用外であることに驚くことに驚きでした。
※2018年2月現在、性別適合手術に関しては保険適用になるかもという話もあります
ちなみに意外かと思われるのですが、性別適合手術……美容整形手術と同じ括りらしいんですよ……だから「保険適用外」って思い込んでたのかも。
私個人的には手術もそうだけど、ホルモン治療やそれに伴う各種検査が保険適用になるだけで本当に助かる……
……このさい混合医療がどーとかは置いといてね
性別移行中は、医療行為そのものにもお金がかかるし、近所で診てくれる病院もなかったので、診てくれる病院に行くまでの交通費、
性別適合手術はタイでの手術だったので、それに伴う通訳やアテンド料などなども自腹、さらに性別移行に伴う服装の変化や身の回りの整理、診断所、裁判のため……などなど
かな~りお金を使うのでお金の計算をよくしてました。
今考えると面倒でずぼらな私がよくやれてたなと痛感。
今は日本で執刀する性別適合手術に関しては保険適用になるかもという話もありますが、今後保険適用具合がどう変わってくるかも、注目したいポイントですね。
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