【感想】GID 実際私はどっちなの!?【書籍】 | 俺の嫁ちゃん、元男子。(ちぃのGID-MtFの4コマブログ)

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『GID 実際私はどっちなの!?性同一性障害とセクシュアルマイノリティを社会学』

 

【内容紹介】
男と女の境界に悩む人たち。

軽々とその境界を越える人たち。

さまざまな「セクシュアルマイノリティー」の心の内面や葛藤を、自身「性同一性障害特例法」により女性として結婚まで漕ぎつけた元ニューハーフエッセイストと社会学者の二人が緻密かつ大胆に分析。

ボーイズラブやオネエタレントなど、日本人の特異な性意識にも気づく一冊。

学校では絶対に教えてくれない性(セクシュアリティ)のはなし。
 
【感想】
本書はゲイ、レズビアン、トランスベスタイトにクロスドレッサー、トランスジェンダーにトランスセクシュアル、GIDについて、詳しく説明している本です。

いろんなセクシュアリティについて説明はしてますが、バイセクシュアル、パンセクシュアル、Aセクシュアル、クエスチョニングなどそのほかのセクシュアリティやジェンダーにマイノリティーなのはごちゃごちゃになるからということで、説明は特にないです。

しかしながら他にも男の娘、腐女子などのサブカルチャーや、同性愛嫌悪などのフォビアも説明してますから、かなり内容は充実してるかと思います。

比較的、本全体の文章はフランクで分かりやすいですし、それでいて詳しいので、セクシュアリティーについてはよく分からないけど知りたい!セクシュアリティーについてもっと知りたい!という人にはお勧めできると思います。

【注意点】
 
ただ、注意点として、この書籍ならではの表現が出てきます。

例えば、異性装者を同性愛者か異性愛者かで「クロスドレッサー」「トランスベスタイト」と分けたり、中には「完全性転換者」という表現も出てくるし、あまり当事者にとって好ましくないとされることが多い「オカマ」や「オネエ」と表現も結構出てきます(一応脚注付き)。

他にもカミングイン(カミングアウトをしないこと、クローゼットとはまた違うニュアンスで使われていた)やアンノリ(レズビアンノリ、ノリでレズビアン感情を抱くこと)など、あまり他では見ない表現がたたされていました。
【まとめ】
 
注意点などはありますが、非常にフランクで読みやすい内容にはなっているので、もっとセクシュアリティやジェンダーについて知りたいけど、何から見たらいいのかという人にはいいのかもしれません。



 

 

 

▼英語版 花嫁は元男子。“The Bride Was a Boy

 

The Bride Was a Boy The Bride Was a Boy
1,522円
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