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『GID 実際私はどっちなの!?性同一性障害とセクシュアルマイノリティを社会学』
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G.I.D.実際私はどっちなの!? 2,052円Amazon - 【内容紹介】
男と女の境界に悩む人たち。
軽々とその境界を越える人たち。
さまざまな「セクシュアルマイノリティー」の心の内面や葛藤を、自身「性同一性障害特例法」により女性として結婚まで漕ぎつけた元ニューハーフエッセイストと社会学者の二人が緻密かつ大胆に分析。
ボーイズラブやオネエタレントなど、日本人の特異な性意識にも気づく一冊。
学校では絶対に教えてくれない性(セクシュアリティ)のはなし。
【感想】
- 本書はゲイ、レズビアン、トランスベスタイトにクロスドレッサー、トランスジェンダーにトランスセクシュアル、GIDについて、詳しく説明している本です。
いろんなセクシュアリティについて説明はしてますが、バイセクシュアル、パンセクシュアル、Aセクシュアル、クエスチョニングなどそのほかのセクシュアリティやジェンダーにマイノリティーなのはごちゃごちゃになるからということで、説明は特にないです。
しかしながら他にも男の娘、腐女子などのサブカルチャーや、同性愛嫌悪などのフォビアも説明してますから、かなり内容は充実してるかと思います。
比較的、本全体の文章はフランクで分かりやすいですし、それでいて詳しいので、セクシュアリティーについてはよく分からないけど知りたい!セクシュアリティーについてもっと知りたい!という人にはお勧めできると思います。
【注意点】 - ただ、注意点として、この書籍ならではの表現が出てきます。
例えば、異性装者を同性愛者か異性愛者かで「クロスドレッサー」「トランスベスタイト」と分けたり、中には「完全性転換者」という表現も出てくるし、あまり当事者にとって好ましくないとされることが多い「オカマ」や「オネエ」と表現も結構出てきます(一応脚注付き)。
他にもカミングイン(カミングアウトをしないこと、クローゼットとはまた違うニュアンスで使われていた)やアンノリ(レズビアンノリ、ノリでレズビアン感情を抱くこと)など、あまり他では見ない表現がたたされていました。
【まとめ】
注意点などはありますが、非常にフランクで読みやすい内容にはなっているので、もっとセクシュアリティやジェンダーについて知りたいけど、何から見たらいいのかという人にはいいのかもしれません。
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花嫁は元男子。
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