国家レベルのプロジェクトという名の詐欺? | ミッチーの有限の中の無限

先日、

九州電力が太陽光発電や風力発電などの

再生可能エネルギーの受け入れを中断するという

僕個人的にも非常に驚きのニュースがありました。



ニュースでたまに


「買い取り中止」


なんて見出しありますけど


間違いです。



稼働中の太陽光発電の


電力買い取りが中止になるわけではなくて、


あくまで


「新規の受付が中断」


です。



太陽光発電などで発電した電力を

国が決めた価格で

その地域の電力会社が買い取るしくみなのですが、

電力会社が電力を買い取らなくなる、

契約や系統連系自体できなくなる

って事は

早い話、

もう九州電力の管轄で太陽光発電事業が

できにくくなる

あるいは最悪

できなくなるかもしれないって事です。


「責任持って電力買い取るので

みなさん民間でどんどん太陽光発電事業やってください」

と言っておきながら

「あっ、やっぱ容量オーバーするんで辞めますわ」

みたいなひどい話なわけです。


もちろん電力会社だけの責任ではなくて

国の制度自体の問題もあるわけですが。



ちなみに

僕が先月、

太陽光発電の契約をした区画の場所は・・・







大分県。


モロ九州だし!


土地の契約も済んでますし、

パネルの設置工事も完了しちゃってますよ!


すでに金融機関から

2200万円のローンも組んじゃったし、

保険も契約したし、登記費用などその他細かい手数料含め

全部支払いしちゃいましたよ!


ヤバイよヤバイよ!


って事は

僕は太陽光発電事業をできず、

100万円の無駄な出費と

2200万円の借金だけが無駄に残って

大損こいてしまう・・・・・






わけではありません(^^)



九州電力への新規受付が中断という話で、

すでに稼働中の物や

契約済の案件はそのまま変わらずです。



僕の区画はすでに九州電力と契約済で、

系統連系(事業開始)の日程もおおよそ決まっているので

無事に太陽光発電事業は長期的にできます。


もしかしたら

系統連系の日程が遅れる可能性は

ゼロではないかもしれませんが

少なくても事業自体は開始できます。

つい半月前に契約したばかりなので

ホント滑り込みセーフといった感じです。


しかも

もし仮に僕の区画が中止対象だったとしても、

契約書などにも

何らかの理由で事業開始できない場合は契約の解除ができる

という文言が入っているので

僕側は完全に保全されています。


とはいえ

開発企業側からすればこれは大変な問題です。

九州電力の突然過ぎる発表ですから。


すでに土地の仕入れや造成、

パネルや架台の施工など

開発、計画してる区画も相当なものでしょうし、

業者自体の数もかなりのものでしょうし、

大きな混乱、被害が予想されます。


もう損害賠償もんですよ。


東北電力もそんな感じですし、

今後他の地域の電力会社も

一時的や長期的に

受け入れ中断の流れになってくる可能性はあるかもしれません。



僕個人的には

太陽光発電については

資産形成のポートフォリオの1つという捉え方なので、

今後取得できなくなったらできなくなったで

特に困る事はありません。


不動産や他の資産で運用すればいいわけですし、

手に職系の本業もありますから、

今取得済の太陽光の区画が長期的に事業できれば

それでいいです。



電力の固定買取価格が20年間

国によって保証されてますが、

もし仮にそれが見直しになったら・・・


僕自身もまぁ被害受けますが、

それどころの問題じゃなくて

そんな事になったらもう

企業が倒産しまくって個人が破綻しまくって、

国の経済自体もヤバイですし、

いろいろな人が消されると思いますので、

新規は別として、

すでに契約済の既存の固定買取制度が

大幅に見直される事は

さすがにないと僕は思っています(^_^;)


もしそんな事になったら

国家レベルのプロジェクトという名の詐欺

ですわ(^^)



もっとも、


悪く言ってしまえば


国家運営自体が詐欺の繰り返しで成り立ってる


とも言えるかもですが(^_^;)



例えば、税金にしろ社会保障にしろ全部そうっしょ!?(^^)/