千葉は穏やかに晴れておりました。
さて、オフの恒例となっているウォーキングですが、気分を変えて最寄り駅から少し足を伸ばしてみましょう。
海沿いを走る京葉線で、検見川浜を下車しました。
あまり下車することのない駅です。
駅からは内陸に向かって歩きます。
しばらく遊歩道が続き、公園の脇の道路を進んでいくと、国道や湾岸高速の広い複線道路を渡らなければなりません。
渡れる場所はどこかな…。ググりながら探します。
湾岸道路の入り口付近を陸橋で渡り、住宅街を歩いていくと…。
京成線と、踏切と、鳥居と、巫女さん、そして日の丸。
天皇誕生日ということで、日の丸が昇っています。
検見川神社にやってきました。
古事記に登場する神様の物語が好きな私としては、素戔嗚(スサノオ)が祀られていると知り、今回はこの神社を目指してみたわけです。
スサノオといえば、アマテラスやツクヨミと並ぶ三貴神。
亡き母のイザナミに会いたくて、悲しみ大暴れして、アマテラスが岩戸にお隠れになる原因を作った神…。
また、ヤマタノオロチを退治し、クシナダヒメを助けて、世界初の恋歌「八重垣の歌」を詠みました。
後に娘のスセリヒメと大国主が世界初の駆け落ちをしますが、その際に大国主に国造を命じた神としても知られています。
ちなみに、私の一番好きな物語はスサノオにまつわるお話なんです。
というわけで、検見川神社を参拝。
スサノオの父といえば、イザナギ。
母はイザナミ。
こちらには、母のイザナミも祀られていました。
母を亡くした悲しみから、立ち直れなかったスサノオと、母のイザナミが同じ神社に祀られていると、私も嬉しくなります。
さて、こちら検見川神社の歴史は古く、平安時代。
当時、流行していた疫病を鎮めるために全国規模で祈祷されていたそうです。
その時、素戔嗚尊が祀られ災厄消除を祈ったという由緒があるそうです。
桓武天皇や嵯峨天皇ともご縁があるようです。
省略して一部紹介しますと。
京都の嵯峨の地でスサノオの御鏡が出土され、その開墾により土地を犯したことが、当時の災いの原因だとのお告げがあり、そのことから全国にスサノオを祀ることが広がっていったとされています。
奇しくも天皇誕生日。
朝、今上天皇のお言葉をたまたま拝聴しました。
昨今のコロナ禍について、歴代天皇のなさりようの中には、時代時代の疫病を鎮める祈りを捧げてきた…といったお話をされておられました。
検見川神社のご由緒を資料で読んでみると、古代から現代まで、脈々と時が流れてきたことを感じます。
境内には、さざれ石もありました。
古事記による神話から、現実の現代社会へと、時の連なりで繋がっている不思議を感じる1日になりそうです。
今日も忘れずに持って参りました御朱印帳。
日付を入れていただき、なんとも意味深い御朱印となりました。
さあ、今日はどうやって帰ろうかな。
もう少し、寄り道してもいいかもしれません。
京成線の検見川駅から、一駅移動してみたいと思います。
ではでは、続きはまた後ほど。
あ、しめくくりにライブ告知だ!
▪️ライブ告知▪️
2021年3月28日(日)
12:30〜 / 14:00〜
※2ステージ観覧無料
豊洲ぐるりパーク
有楽町線 豊洲駅 下車3分
▪️その後のスケジュール
2021年5月4日(火)
栃木県 大笹牧場
大笹フェス
※詳細は決定次第お知らせします