言葉の手品。
仕事が終わった二人組の、今日の仕事の反省会(?)。
A「今日の朝も凄かったなあ。女の子がぺたーっと密着してきてさぁ…えへへ(*´∀`*)」
B「マジかよ…俺なんかひたすらオッサンの相手してたぞ…_| ̄|○」
A「でも途中から子供がやたら多かったね」
B「そうだな。うるさかった。すごくうるさかった。ガキの集団は嫌いだ」
A「なんで今日に限ってあんな子供が多かったんだろ?」
B「シラネ。なんかあったんじゃねーの?」
A「昼はお客さん減るけど、夕方からまた増える増える」
B「で、また俺にオッサンがくっついてくる…もうだめぽ_| ̄|○」
A「ホントに君って運無いね……」
さて、二人の仕事って、一体何?
輪ゴムマジック:10『ハート型輪ゴムとカード』
いよいよ今回のビデオも最終回となりました。
ひとつのことを仕上げるって気持ちがいいですね。
現象:
マジシャンはカードを一組取り出し、よく切ってから観客に一枚選んでもらいます。
観客は引いたカードを良く覚えます。たとえばハートの2だとします。
マジシャンは
「実はあなたがそのカードを引くということは予想できていたのです」といいます。
そんなバカな…でも…
「そうは言っても信じてもらえないでしょうが…」
マジシャンは先ほどから手首に巻いていた輪ゴムを取り、カードの上に置きます。
ハート型の輪ゴムが2本。
そう、ハートの2を選ぶということが予言されていたんだよ!!
な、なんだってー!!
はい、最後のマジックです。
現象としては先ほどと同じ「予言」になります。
ていうか『ハート型輪ゴムとカード』って。やる前から何が起こるかわかります。
渋谷さんは今すぐ「名前の付け方」という本を読んでください。
もしもマジシャンがこのマジックをやって、「次に『ハート型輪ゴムとカード』っていうのを見せたいと思います」などといったら輪ゴムより先にそいつが伸ばされます。
まあ俺の期待はこの時点で切れた輪ゴムみたいになってるわけですが、さらに輪をかけたのがこの人の話術。
「実は、それを、えらぶことは、前から、わかっていたのです」
すみません、どちらの星からいらっしゃったんですか?
一つ前のとは違い、今回はテクニックを使います。その分、事前のセットアップがだいぶ楽になりました。また、このあとに違うマジックを続けることもできます。
使う媒体もただのカードなので奇異な感じはしません。
ただ、メンタルは演出が重要だと思うんですが、この人にはそれが期待できません。
ということで誰かにこのまま見せた場合、「だから?」とか「偶然だろ?」とか鼻で笑われる恐れがあります。
もう少し演出面をうまくしたら名作になったであろうマジックです。惜しい!
難易度…★★☆
効果 …★☆☆
輪ゴムマジック:9『星型輪ゴムとESPカード』
こんばんわ。ウツボに似ていると評判のineedadrinkです。
ウツボ君、仲良くしよう!
9つ目はこちら。
現象:
マジシャンはESPカード(○とか□とか☆とかのマークのやつ)を取り出し、観客に一枚選んでもらいます。
「実はコレを選ぶことはわかっていました」
そういわれても、観客にはそれが本当のことだとは思えません。
「疑うのはもっともです。そこで、証拠を持ってきています」
マジシャンはにやりと笑います。
「実はこの腕にしている輪ゴム…コチラが」
そういって広げると
輪ゴムが星型になっています。
うーむ。
コレは正直言って微妙でしたね。
いわゆるメンタルマジックの中でも「予言」に属するマジックですが、このマジックの前に『スター・ゲイザー』を見てしまってはねえ。
だいたいESPカードも星型の輪ゴムもこのビデオについてきてないし!カードはしょうがないにしても「輪ゴム付」なのにこの仕打ちはないよなあ。
え?ウチで買えばいいって?ハハハご冗談を。まっぴらごめんです。
テクニック的には簡単ですがあまり演じる気がしません。準備には一手間いります。カードをそろえるのも面倒くさそうですし。メンタル専門にやる方であれば使えるマジックなのかも知れませんが、俺にはちょっと。このあとにこのカードで続けるマジックが思い当たりませんしね。
ということでいまひとつなマジックでした。次に期待!
難易度…★☆☆
効果 …★☆☆
言葉の手品。
赤い金魚と黒い金魚を何匹も飼っている人がいた。その人の話だと、
大きさに違いはないのに、黒い金魚は赤い金魚の3倍の餌を食べるそうです。さてなぜでしょう。
輪ゴムマジック:8『星型になる輪ゴム』
こんばんわ。会社に行くとき「おはようライナー」という特急を見てなんだかさわやかな気持ちになったineedadrinkです。
これは一番期待していたマジックです。期待通り!
現象:
「昔、大好きな人に星をプレゼントしたいと思った男がいてね…」
マジシャンは色の違う輪ゴムを二本取り出し、あやとりのようなことを始めます。
「最初は見ているだけだった。毎日毎日、空を見上げて」
最初に2本の輪ゴムが混じった状態で星を作ります。色ももちろん混じっています。
「そのうち気がついたんだ。見ているだけでは星は遠すぎて届かない。がんばってその人が振り向いてくれるようになろうって。そしたらなんだか、星が近くなった気がしたんだ」
次にもう少し手を加えて、今度は一本の輪ゴムの中に星を出現させます。
これは本当に綺麗です。
「時がすぎて、自分を磨き続けた男が、ある日、目を覚ますと奇跡が起きていたんだ」
そして魔法をかけて手を離すと
な ん と 輪 ゴ ム が 星 型 に な っ て い ま す 。
「君へのプレゼント」
アラン・ウォンの最高傑作、『スター・ゲイザー』です。
これ目当てにこのビデオを買ったといっても過言ではありません。現象の鮮やかさ、夢のあるストーリー、緻密な構成とミスディレクション、何よりそのアイディア。既存の全マジックの中でもトップ10に入る完成度だと思っています。
このマジックを知っている方のほとんどが、「とっておきのときに使うマジックだ」と公言しており、俺も大賛成です。まさに「大好きな人」にむけて行うマジックであり、大勢の前で行うにはもったいなさ過ぎる気さえします。
テクニック(というほどのものでもないですが)は必須です。何度も練習する必要があるでしょう。また、その価値があります。手順さえ覚えてしまえばあとは繰り返すだけです。
最初から最後までクリーンにおこなわれ、一度も輪ゴムが観客の目から遠ざけられることはありません。
俺ですか?もちろん彼女にやりましたよ。
彼女「ふーん」
俺「…どきどき」
彼女「それさあ、○○○○とかピーなんじゃないの」(タネにかかわるため伏せさせていただきました)
俺「どきっ(違う意味で)」
彼女「ねえねえねえ」
ウワァァァンヽ(`Д´)ノ
説明不足のまま勝負に行った俺が悪かった…。
あとですね、このビデオには最初から何本か輪ゴムが入っていますが、これに必要な輪ゴムは入っておりません。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ちょっとお待ちなさいと。そこにおすわりなさいと。
使うのに入ってないってのはどうだろう渋谷君。人として少し間違ってるのかな?とか思わなかったかな?
しかもこのあとにもこれを使うマジックが収録されてるよ?ムースが大量に必要なのはわかるけど少しやりすぎじゃないかな?
気をつけてください。別に買う必要がありますが、ファンタジアで買うと1500円もします(40本いり)。ちなみに量は少なくなりますがハンズで買うと200円です(14本くらい、ばらつきあり)。
解説はすごく丁寧です。動画だからわかりやすいし。
難易度…★★☆
効果 …★★★
ミセリ、乙。
巨人は19日、ミセリ投手の解雇を発表した。
引用元:スポーツナビ 2005/04/19
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20050419-00000020-kyodo_sp-spo.html
開幕から不振が続き、他球団ファンから「ぜひウチの試合でも投げてくれ!」といわれていたミセリ投手が解雇されてしまいました。
この発表に、世間は「何でそんなことをするんだ!」「視聴率を捨てる気か!」と猛反発。
そこに颯爽と現れたナイスな解決策。
言葉の手品。
国民がみな反対のことを言うあまのじゃくのA国。
本当のことしか言えない国民ばかりのB国。
あなたは正直者の国、B国に行こうと思っています。
道の途中で二手に別れ、そこに番人が立っていました。
あなたはどっちの道が正しいのかわかりません。
番人が、正直者の国の者か、あまのじゃくの国の者かもわかりません。
なんと聞けば、あなたは正直者の国へ行けますか?
輪ゴムマジック:7『指輪に通る輪ゴム』
さあ、7つめです。
現象:
マジシャンは輪ゴムを持ち、観客に示します。
指輪を借り、輪ゴムに近づけるとなんと
輪ゴムの中に指輪が通ります。
「もうこうなると切るしか手はありません」
マジシャンはそういいながら、輪ゴムを引っ張ってきってしまいます。
指輪は外れます。
「でももったいないですね」
そういって魔法をかけると
切れたはずの輪ゴムが復活しています。
各ショップで売られている『ピナクル』(日本だとだいたい3000円)なのか、それが非常に気になります。
各ショップの説明書きを見る限りそれっぽいんですが。
ただし、『ピナクル』は外したりつけたりすることができたのですが、これは外したらそれでおしまいです。
で、見た感想なんですが、「うーん…」という感じです。
現象は派手なんだろうと思いますが…。
なんか怪しいんです。最初から最後まで。
これは見た人にしかわからないとは思いますが、
「おい!ずれてるぞ!」(ワーナーマイカルシネマズ)
「もうダメ?」(ギリギリガールズ)
などなど、各界から絶賛の声が寄せられてるんですよ!
ピナクルはそうでもなかったので、こればっかりは使ってる輪ゴムの差なのかなあ。
テクニックですが必須です。練習してください。解説の丁寧さはここでも大きな助けになります。30分もすれば人前でできるようになるでしょう。
1本しか輪ゴムを使わないのでショーの最初から最後までどこでも使えます。
指輪は借りたものでもOKです。
俺的にはイマイチでした。もう少し余裕ができたらピナクルを買ってみて比較したいと思ってます。
難易度…★★☆
効果 …★☆☆
輪ゴムマジック:6『上から下に移動する輪ゴム』
これはね、すごかったですよ。
はじめて見た時は綺麗に引っかかりました。
現象:
マジシャンは2本の輪ゴムを両手の人差し指と小指にそれぞれかけ、長く伸ばしたあと一番上を観客に持ってもらいます。
「いいですか。決して離さないでくださいよ」
観客がうなずいたのを確認した後、マジシャンは魔法をかけます。
すると
一番上のゴムを握っていたはずなのに、なぜか2番目を握ってしまっています。
「あれ?ちゃんと握っていてくださいよ。頼みますよ」
再び魔法をかけると
2番目だったのに、3番目のゴムを握っています。
「目にも留まらぬ早業ですね」
マジシャンは苦笑しながら言います。
「さすがに一番下は握らないでくださいよ」
しかし、魔法をかけると
一番下を握っているのです。
ちなみにこのあと、輪ゴムをすべて調べさせることができます。
観客自身も参加できるマジックなので、とても楽しめると思います。
本当に一瞬で変わり、最初から最後までクリーンな印象です。
マジシャンは最初から最後まで両手から輪ゴムを離しません。
しかもテクニック不要。練習すれば5分ほどでマスターできます。
この現象、目の前で起こるだけあって相当強烈なインパクトを与えるようで、兄に見せたときには「ううむ…」などとうなっていました。
彼女に見せたときには
「ほーら握ってごらん」
などとぎりぎりの発言だった俺ですが(最低)
とにもかくにもこれはオススメです。
難易度…★☆☆
効果 …★★☆
秋葉原に行く。
ついにいってきましたよ!秋葉原!
え?なんでかって?
実はですね、駅前でマジックグッズを販売している店があるというのでいってきたんです。
もちろん今回のプロデュースも彼女。
ダメな俺orz
さてさて、small magicianさんでは「駅前」にあるとのことだったんですが、なぜか見つからない。
実は過去2度ほど(秋葉原デパートの中とか)探しておりまして、どちらも探索失敗に終わっていたのです。
なぜ見つからないのか?
もしや日曜は休みだとか、ピュアな心の持ち主にしか見えない(GOKURAKU)とかなんだろうかと疑い始めておりましたが、見つけました!
露店
orz
見ぃ~つからねぇわけだぜ(ひと汗かきながら)
確かに駅前です。これ以上ないくらい駅前です。
つうかこれ以上行ったら駅です。
でもなんで実演販売のおっちゃんの隣で売ってるの?
そうか、確かにマジックも実演販売だ!
さてさて、一人納得した後商品を見てみます。
一番最初に目に付いたのが箱の汚れたテンヨーのビルチューブ2000円。
え?定価?
といざらすで買いなよ!
さらには客の一人から実演を頼まれがんばれ親父失敗!
丸見え!丸見えだよ親父!!(俺と彼女の心の声)
「うまくいかないな…」とつぶやき商品を元の場所へ。
じ、実演は!?
他にもなぜか相当埃?(もしかしたら砂?)をかぶったボッタクリ商品の数々がヤッホー!
マジカよ…とがっくりしてたのですがそんな中ふと気づくと
そこには『エイセス・イン・ゼア・フェイセス』が。
な、なぜここに!?
日本ではミスターマジシャンぐらいしか取り扱っていない商品なのに。
ポーションをボッタクリで売ってる店になぜか置いてあるエリクサー。
他にもなんともマニアックな品々。もちろん高いですが置いてある品は心をくすぐります。
結局何も買いませんでしたが、まさかあんな包丁とか売ってるとこの隣にマジックショップがあるとはねえ。
東京は広いです。