
○挿絵俳句679b・極月の・透次693b・2024-12-20(金)
○「極月の卓鈴振りて喚ばるかな」(『遠景』2025)(鎌田透次693b)【→Haiku and Illustrationへ →第14句集50句へ】
○季語(極月・暮)
last month of the year
ring the tablebell
and call you / Touji
【作句メモ】:「呼ぶ」「喚ぶ」と言う意味の「よばる」。東北を中心に諸地方で使われている。君が僕を呼ぶために使っていた卓鈴。今は君を呼ぶために使う。
○方法俳句679・遺留品9・栗山政子01・2024-12-18(水)
○「拾ひたる捻子を机に冬籠」(栗山政子01)
○季語(冬籠・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:拾ったのは路上ということも考えられるが、これは部屋の箪笥の下あたりであろう。はて、拾ったのはいいが何の捻子(ねじ)であるか思い出せない。いずれ何かに必要な捻子なのだろう。とりあえずは机に入れておく。「冬籠」とはそんな季語であることを掲句は納得させる。
○栗山政子(くりやままさこ)
○好きな一句「列島の片側は雪セロリ嚙む」02
○季語(セロリ・三冬)(「→俳句同人誌・ふう」より引用)
【Profile】:1942年東京都出身府中市在住。1982年「青山」入会、→山崎ひさをに師事。第17回(2002年度)俳壇賞受賞。2003年「田」(→水田光雄主宰)創刊参加。2016年「田」退会、俳句同人誌「ふう」創刊代表。
○五体俳句679・拳8・穂積茅愁01・2024-12-17(火)
○「外套の深き処の拳かな」(穂積茅愁01)
○季語(外套・三冬)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:人物を主に考えれば「拳を外套のポケットに深く入れる」であるが拳を主に考えると掲句となる。さて外套を主に考えれば「こいつの拳を俺の深くまで飲みこむ」であろうか。そしてこの拳は何を考えているか。悔恨か、哀惜か。
○穂積茅愁(ほづみぼうしゅう)
○好きな一句「婚ほどの昏さを灯し螢籠」02
○季語(螢籠・仲夏)
【Profile】:1949年静岡県伊豆生れ。東京都品川区在住。