○挿絵俳句684b・悴む掌・透次698b・2025-01-25(土)
○「悴む掌軽く握りゐて同郷」(『遠景』2025)(鎌田透次698b)【→Haiku and Illustrationへ →第14句集50句へ】
○季語(悴む・晩冬)

hold hands with you
our hands are numb with cold
from the same hometown / Touji

【作句メモ】:「悴(かじか)む掌(て)軽(かる)く握(にぎ)りゐて同郷(どうきょう)」。

○特集俳句684・びんびん俳句1-8瓶1・友岡子郷05・2025-01-24(金)
○「鉄瓶の重さは冬の来る重さ」(→友岡子郷05)
○季語(冬来る・初冬)(「俳句朝日(2006.12)」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたせそちつてぬねむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「びんびん俳句」第8弾は「鉄瓶」の「瓶」。鉄瓶の重さが大寒過ぎの厳しい冬の重さをいざなう。南部鉄瓶なら更に重そうだ。

○方法俳句684・思考感情の物質化12・柴田奈美01・2025-01-23(木)
○「思ひ出を仕立て直さむ毛糸玉」(柴田奈美01)
○季語(毛糸玉・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそにぬねのはひめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:毛糸のセーターをほぐして編み直す。あの時の思い出を仕立て直す。今回から「→思考の物質化」から「思考・感情の物質化」に名称変更。


柴田奈美(しばたなみ)
○好きな一句「蜩や静かにその人を赦す」(『黒き帆』2007)02
○季語(蜩・初秋)(「→ふらんす堂」より引用)

【Profile】:1958年岡山県出身岡山市在住。「銀化」同人。

○色彩俳句684・焦げ色4・木之下みゆき01・2025-01-22(水)
○「蝋梅に少し焦げたる木のベンチ」(木之下みゆき01)
○季語(蝋梅・晩冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5】【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめも)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:蝋梅が咲く下に焦げ色の木造りのベンチがある。これは蝋梅の熱量によって焦げたものに違いない。


木之下みゆき(きのしたみゆき)
○好きな一句「シヨパンいま余寒の胸になだれこむ」02
○季語(余寒・初春)(「→575筆まか勢」より引用)

【Profile】:1949年鹿児島県出身千葉県野田市在住。「」(→秋尾敏主宰)同人。

○五体俳句684・腰6・木村嘉男01・2025-01-21(火)
○「地震すぎて腰落ち着かす寒九かな」(木村嘉男01)
○季語(寒九・晩冬)(「→現代俳句協会」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそぬねのへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「地震」は古語としては「なゐ」と読む。「寒九(かんく)」は「寒の内」の子季語。最も寒い季節である。この時期の巨大地震には「阪神淡路大震災(1995.1.17)」がある。


木村嘉男(きむらよしお)
○好きな一句「胡瓜咲き姉弟論語を読み下す」02
○季語(胡瓜の花・初夏)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)

【Profile】:1941年岐阜県出身東京都府中市在住。「」(1997年→亀田虎童子が東京で創刊。師系:→瀧春一)代表。