○挿絵俳句695b・2025-04-10(木)
○「桜騒真昼の屋台昏々と」(『転生』2025)(鎌田透次709b)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集へ】
○季語(桜騒・晩春)(「透次の自作俳句カード」より引用)

cherry blossoms in full bloom
rustle in the wind
black midday food stall / Touji

【作句メモ】:真昼の屋台は扉を閉ざしてひっそりと休んでいる。風に騒ぐ満開の桜の下。夜中の顔をして昏昏(こんこん)と休んでいる。

○特集俳句695・抱腹絶倒俳句9腹・小野あらた05・2025-04-09(水)
○「野遊びや食つて空腹思ひ出す」(→小野あらた05)
○季語(野遊び・晩春)(「角川俳句201705」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「抱腹絶倒俳句」第9弾は「腹」。食事をとることも忘れて野遊びに夢中になっていた。少しお腹に入れたとき空腹であることに気づいたのだ。

○方法俳句695・語句すり替え14・大迫みゆき01・2025-04-08(火)
○「万華鏡春を廻して惜しみけり」(『万華鏡』2014)(大迫みゆき01)
○季語(春惜しむ・晩春)(「→文學の森」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそにぬねのはひめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:実際に廻すのは万華鏡なのであるが。廻せば変化するカラフルな色合いは惜春の色そのものである。


大迫みゆき(おおさこみゆき)
○好きな一句「体温の混み合ふ駅や夏はじめ」(『万華鏡』2014)02
○季語(夏はじめ・初夏)(「俳句界201405」より引用)

【Profile】:1926年東京都品川区出身。「あかざ」「青芝」所属。2006年第2回→寿美子賞受賞。

○次元俳句695・すれすれ(空間)2・青池亘01・2025-04-07(月)
○「水面にすれすれの橋花曇」(『海峡』2021)(青池亘01)
○季語(花曇・晩春)(「→閑中俳句日記(別館-関悦史-)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえすせぬねはひへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:次元・空間の「すれすれ」第2弾。この橋の水面の高さは普段からそうなのか、増水したからなのか。少しでも波があれば橋上にかかりそうな高さである。


青池亘(あおいけわたる)
○好きな一句「朝市に蟹の走れる立夏かな」02
○季語(立夏・初夏)(「→俳誌のサロン>歳時記>立夏1」より引用)

【Profile】:1973年生まれ。「百鳥」(→大串章主宰)に1995年入会し後同人。


○挿絵俳句695a・助手席に・鎌田透次709a・2025-04-06(日)
○「助手席に凹みを乗せて花街道(04)春2」(『遠景』2025)(鎌田透次709a)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集へ】
○季語(花・晩春)

cherry blossom road-
carrying your dent
in the passenger seat / Touji

【作句メモ】:大和市の海軍通り沿いの桜街道を両側に桜を観ながら走った。綾瀬市の綾西緑地の桜を車上から観た。さがみ野の畑潅桜は無念にも切り倒されてしまった。