○次元俳句697・真直ぐ(空間)1・岬雪夫03・2025-04-20(日)
○「まつすぐに草立ち上がる穀雨かな」(『謹白』2013)(→岬雪夫03)
○季語(穀雨・晩春)(「季語辞典(バイインターナショナル)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえすせぬねはひへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:無風状態なのであろうか。垂直に草が立ち上がる。無風の虚空へ。雨を乞う「穀雨」である。

○五感俳句696・感情66疎外1・吉川真実01・2025-04-19(土)
○「人疎むさくら流れていく中に」(吉川真実01)
○季語(さくら・晩春)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:ゆっくりと流れる花筏を観ている。そして自らの身体は川岸に残される。


○吉川真実(よしかわまみ)
○好きな一句「雪うさぎみたいに豆電球を見る」02
○季語(雪うさぎ・晩冬)

【Profile】:1961年北海道遠軽町出身。1991年より句作を始め「寒雷」入会。その後「炎環」を経て「海程」入会。現代俳句中新井田未来賞スウェーデン賞。「海程」新人賞。2000年第18回現代俳句新人賞受賞。

○挿絵俳句696b・残る花・鎌田透次710b・2025-04-18(金)
○「残る花誰憚らず悼みけり」(『転生』2025)(鎌田透次710b)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集へ】
○季語(残る花・晩春)

there are still
cherry blossoms left
I feel free to mourn you / Touji

【作句メモ】:残花の季節にあいもかわらずと言われようか。五百六十七日を経て。567日目の哀悼の日である。

○特集俳句696・抱腹絶倒俳句10抱・野澤節子05・2025-04-17(木)
○「森が抱く春禽の数入学期」(『雪しろ』1959)(→野澤節子05)
○季語(入学・晩春)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「抱腹絶倒俳句」10句目は「抱」。「春禽(しゅんきん):春の鳥」と「入学期」の季重なりであるが時間の短い「入学」を採る。森の鳥たちがとりどりの鳴き声で入学を祝っている。

○五体俳句696・脇1・富安風生09・2025-04-16(水)
○「毎日の鞄小脇に鳥曇」(『冬霞』1943)(→富安風生09)
○季語(鳥曇・晩春)(「角川俳句201303」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそぬねのへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:鳥が北へ帰る頃の曇り空。日々の仕事鞄を脇に挟んでしばし空を見上げながら休憩をしている。