2018年8月16日の鹿児島知覧町散策レポの続き。
「知覧特攻平和会館」と、「三角兵舎」を見学した後は、すぐ隣にある「知覧町護国神社」に向かいました。
知覧特攻平和会館・三角兵舎のレポ
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12592107420.html
「知覧特攻平和会館」のすぐ近くには、石柱の奥に玉垣に囲われた石碑があります。
その石碑に近づいて…。「招魂塚」と刻まれていて…。
石碑がいくつも並んでいました。
こちらは、砲弾のような形を記念碑です。面白い！
社殿のような建屋が見えて来て…
その手前には、狛犬が！
こちらは、「知覧町護国神社」。
拝殿の中に入り、祭壇に近づいて…
「知覧町護国神社」の本殿。
参道には、白百合の花が咲いていました…。
参道脇には、かなりの数の石灯籠が！ものすごい数ですね…
その石灯籠に近づいて…
「知覧町護国神社」の本殿の後ろの方には、御堂があるんですよね。
こちらは「特攻平和観音堂」。
観音堂の中に入って…。
「特攻平和観音堂」の由緒書き。特攻隊員の英霊の為に、昭和27年に建立されました。
この観音像は、大和法隆寺の夢殿に奉安されている秘仏「夢ちがい観音像」を特別な許可を得て謹鋳された高さ一尺八寸（54cm）の金剛像で、世田谷観音寺、ここ知覧、三宅島サタドウー岬灯台に奉安されました。
この平和観音像の体内には、1,036英霊の名簿を納めてあるそうです。
堂内には、木造の観音像があって…。ご本尊の御前立になるようですね。
また別の「特攻平和観音堂」の由緒書き。
「特攻平和観音堂」の手前脇には、歌碑と石灯籠があって…。
手水石。
参道脇には、大きな石灯籠もあって…
この石灯籠の台石には、「顕賞 特攻の母 鳥浜とめ」と刻まれていました。
「散るために 咲いてくれた 桜花 散るほどものの 見ごとなりけり」
その横には、「第四〇教育飛行隊 西部第一二三部隊」という銘板のある石柱がありました。
「第四〇教育飛行隊 西部第一二三部隊」の由緒書き。
昭和19年、知覧に「第四〇教育飛行隊」があり、7月から年末まで、学徒出身の特別操縦見習士官第二期生136名の操縦訓練が実施されました。
それから半年後、再び知覧に降り立った同隊第二期生及び教官を含む47名全員が「振武隊」となり、沖縄に出撃しました。
「第四〇教育飛行隊」は、菊池、各務原と移り、陸航士第五八期生86名、特別操縦見習士官第二期生50名、第三期生61名の教育を続けて集結しました。
「第四〇教育飛行隊」の門柱になるようですね…
その横にも門柱らしきものがあって、「大刀洗陸軍飛行学校 知覧教育隊」の銘板が！
「大刀洗陸軍飛行学校 知覧教育隊」の由緒書き。
この門柱は、昭和16年12月、この地に開校された「大刀洗陸軍飛行学校知覧分教所（後の教育隊）」の正門で、終戦後の昭和26年、旧知覧中学校の正門として使用されていましたが、昭和56年統合により閉校となりましたので、ここに移設復元したものです。
そうそう、そういえば、福岡県の筑前町にある「大刀洗平和記念館」を訪問した際に、知覧に分校があると、由緒書きに書かれていたのを思い出しました。
大刀洗平和記念館のレポ
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12341703421.html
門柱の近くには、「大刀洗陸軍飛行学校 知覧教育隊の記念碑」があって…。
記念碑の台座部分には、由緒書きがありました。
「知覧町護国神社」「特攻平和観音堂」をお参りし、「第四〇教育飛行隊 西部第一二三部隊門柱」「「大刀洗陸軍飛行学校 知覧教育隊門柱」を見学した後は、隣接する「知覧平和公園」を散策しました。
その様子は、また後日。
知覧町護国神社
鹿児島県南九州市知覧町郡17881付近（知覧特攻平和会館隣）
特攻平和観音堂
鹿児島県南九州市知覧町郡17881付近（知覧特攻平和会館隣）
知覧特攻平和会館
鹿児島県南九州市知覧町郡17881
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