2017年6月23日の宮崎出撃レポの続き。
「下北方古墳1号墳」を見学した後は、「生目古墳群」に向かいました。
下北方古墳1号墳のレポ
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12333091815.html
「下北方古墳1号墳」から「生目古墳群」は結構近いので、すぐに到着。
駐車場に車を停めて、まずは「生目古墳群史跡公園案内図」で位置関係を確認。覚え切らんけど(笑)
「生目(いきめ)古墳群」は史跡公園になっているんですね。
史跡公園内に入り、右手の方から進んで、一つ目の古墳を…。
こちらは「生目21号墳」。円墳として指定されましたが、調査により墳長36mの前方後円墳だと分かりました。4世紀前半に造られたと考えられています。
また墳丘を囲むようにして、13基もの地下式横穴墓が発見されました。その中の38号、43号は宮崎平野において最古級(5世紀初頭)であることは分かったそうです。
いきなりすごいぞ!!!
その隣の墳丘。
こちらは「生目22号墳」。「生目古墳群」の中で3番目に大きなお墓。全長101mの前方後円墳で、4世紀後半に造られたと考えられています。
戦国時代には、砦として利用されたと思われる痕跡もあるとか。興味深いですね~♪
「生目22号墳」をじっくりと…。
その隣の古墳は「生目23号墳」ですが、墳丘部分には樹木が生い茂っていて、古墳には見えないような…(^^;
「生目古墳群史跡公園」の奥に進みます。中央部分は多目的広場になっていました。かなり広いですね!
「生目17号墳」の説明書き。現況では長径15m、高さ2mの円墳ですが、調査の結果、直径が17mということが分かりました。5世紀中頃以前に造られたものと考えられています。
「生目17号墳」を見ると…。墳丘が分かり難くなっていました…。
「生目19号墳」の説明書き。現況径15m、高さ1.6mの円墳で、遺物は造られて暫く経った後に堆積した土の中から6世紀後半の須恵器が出土。明確に造成された敷きを示す遺物はなく、造られた時期はハッキリしていないのですね…。
「生目19号墳」を眺めて…。こちらも墳丘が分かり難いですね…。
その隣にも、墳丘があるそうですが…。
こちらは「生目18号墳」。現況径17m、高さ2.5mの円墳で、発掘調査は行われましたが、周囲が削られており周溝が確認できなかった為、本来の大きさは不明。造られた時期も遺物が出土せず、ハッキリしないそうです…。
「その2」に続く。
生目古墳群史跡公園
宮崎県宮崎市大字跡江
http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/culture/facilities/1819.html(宮崎市HP)
生目の杜遊古館(宮崎市埋蔵文化財センター)
宮崎県宮崎市跡江4058−1
http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/culture/facilities/1324.html(宮崎市HP)
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