2017年6月23日の宮崎出撃レポの続き。
「生目古墳群史跡公園」の続き。
生目古墳群史跡公園(その1)のレポ
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12340317558.html
「生目18号墳」の隣の古墳は…。
こちらは「生目16号墳」。現況では長径16m、高さ2.2mの円墳で、発掘調査を行った処、周囲は後の時代に削られていることが分かり、古墳本来の形や周溝の有無は明らかにすることはできませんでしたが、6世紀後半に造られたと考えられています。
更に奥に進むと、左手に高木がまとまって植わっている場所があって…。神社のような雰囲気ですね…。
「国指定史跡 生目古墳群」の由緒書きがありました。東西約1.2km、南北約1.2km、標高25mほどの台地上に営まれ、現在、前方後円墳7基、円墳22基の高塚古墳が残り、他に横穴墓や地下式横穴が見つかっています。
これらの古墳は、3世紀末か4世紀前半に造られ始め、7世紀まで築造されたと推測されています。
100mを超える古墳時代前期(3世紀後半~4世紀末)の前方後円墳3基(1号墳、3号墳、22号墳)を含み、古墳時代前期では九州最大の首長墓群になるんですね。
他にも台地上には、弥生時代の環濠集落(石ノ迫第二遺跡)や円形周溝墓、中世山城の跡江城が存在する、貴重な地域になります。
その由緒書きの近くには「史蹟 生目古墳群」と刻まれた石碑があって…。
その横には、石仏がたくさん並んでいて…。
記念碑も、石仏も…。何やらお祀りされている、神社のような空間でしたが、祠のようなものは見つからず…。
「生目古墳群配置図」もありました。
更に奥に進みます。向こうに古墳があるようですね。
先程の神社のような空間の方を振り返って…。おや?「生目13号墳」とありますが…。古墳だったのか~当たり前か(笑)
更に進むと、「生目11・12号墳」の説明書きがありました。12号墳は発掘調査で周溝が確認され、直径20m、高さ2.5mの円墳であったことが分かりました。
11号墳は周溝が完全に削られている為、本来の大きさや形状は分かりませんが、古墳の傍からたくさんの土器が出土しています。どちらも葺石や埴輪などを持たない、土がむき出しの古墳になるのですね。
「生目12号墳」を眺めて…。
こちらが「生目11号墳」のようです。
「生目11号墳」の反対側の方を眺めると…。おお~高台になっていて、眺めがいい~♪先程の由緒書きにもありましたが、古墳は高台にあるんですね!やっぱり!
「その3」に続く。
生目古墳群史跡公園
宮崎県宮崎市大字跡江
http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/culture/facilities/1819.html(宮崎市HP)
生目の杜遊古館(宮崎市埋蔵文化財センター)
宮崎県宮崎市跡江4058−1
http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/culture/facilities/1324.html(宮崎市HP)
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