咲―saki―1話&2話感想 | 思考回路はニート寸前!

思考回路はニート寸前!

「愛って、一体なんなんだろう……」「私だ」「お前だったのか」

麻雀のルールはよくわかんない私ですが(それでもDSのガンダム麻雀はクリアできた)!

このアニメはなかなか面白そうな気がします。


・あらすじ的な何か

中学の全国大会で優勝したという原村 和(のどか)を擁する清澄高校麻雀部。

そこに誘われた気弱な女の子、宮永咲。

負け続けでいいとこなしのように見えた咲だが、実はとんでもない実力を持っていて……?


・咲の実力

点計算はできるのに、なぜか不可解なアガり方をしたり、アンバランスな咲。

不審に思った部員がよく点数を見てみると、なんと咲は、点数が3回連続で±0になっていることが判明。

まさか、わざと……?


・咲の事情

咲は、幼い頃から家庭で麻雀を打っていました。

しかし勝っても負けても叱られるので、自然と±0に調整する打ち方が身に付いた。

それが彼女なりの処世術でした。


部長は咲に、-33000点からスタートしてみてはどうかと提案。

結果、咲は驚異的な運で点を±0に調整。

33000点のハンデをなかったことにすれば、咲の圧勝です。

和は、麻雀が好きでもない咲に負けたことが悔しくて部室を飛び出すのでした。


・演出

対局中に火花が飛んだりするのは序の口。

いきなり和の背中に光の翼が見えたりと、なかなか過剰な演出で楽しませてくれます。

OPではファンタジックな対決が繰り広げられてましたが、ああいうのもこれから演出として出てくるんでしょうか。

それとも、実際に麻雀の力で激しくバトルするようなぶっとびファンタジーな展開になってしまうんでしょうか。

このアニメ、麻雀を楽しむというよりもノリを楽しむアニメみたいなのでそれでもありだと思いますが。

無意味に顔を赤らめてみたりと、咲と和のほのかな百合臭も気になるところです。


・咲の成長

主人公が成長していくというのは、物語の基本スタイルです。

しかし咲は、最初から技術レベルはMAXです。

いったいこれからどう成長していくのか。


おそらく、この物語は咲の精神の成長の物語なのだと思います。

麻雀になると別人のように強くなる……そう見える咲ですが、

そもそもそれは強さではなく、家族に叱られないための単なる処世術にすぎません。

つまり今の咲は、麻雀をやっている時も普段と同じ、内気な少女であると言えます。


そんな咲が和たちと戦うことで、少しずつ「勝ちたい」という心が生まれていく。

エゴの芽生え。

逆に和は、咲と一緒にいることで、勝ち以外の生きがいもみつけていくのかもしれませんね。


±0にしてしまうというのは、最強主人公を成立させつつも精神の成長も描ける、実にうまい設定だと思います。

そんなわけで、麻雀の勝負として「いや、それは無理があるだろ!」という展開が出てきても笑ってスルーするのが正しい姿勢のような気がします。

麻雀はあくまで、咲の成長と人間関係を描くための舞台装置に過ぎませんから(近代麻雀の漫画ですけど、ね)。


ただ、そうはいっても麻雀バトル描写に緊張感がないと面白くならないとは思います。

麻雀でどこまで緊張感を持続させられるのか。

今後ダレないで続いていってほしいものです。