【今回の表現】masuk ke の ke は不要?

【難易度】初級 ★☆☆(やさしい)

 

Halo, selamat siang.「こんにちは」 

INJインドネシア語講師のイワンです。

Apa kabarnya?「お元気ですか?」

 

『らくらくインドネシア語初級』の本には次の例文があります。

 

Ibu akan masuk rumah sakit.

母は入院する予定です。

その例文を読んだ受講生から、rumah sakit の前に ke が必要ではないかと質問されました。

 

たしかに、masuk「入る」と rumah sakit「病院」の間に前置詞 ke「~に、~へ」が必要だと考えられますね。

ke を入れると、Ibu akan masuk ke rumah sakit. になります。

 

ke があっても、なくても文法的には正しいのですが、意味が違います。

その違いがわかりますか?

 

masuk ke rumah sakit「病院に入る」は、なぜ病院に入るのか理由がわかりません。

母は「お見舞い、診察」などで「病院に入る」という意味になります。

 

一方、masuk rumah sakit は「入院するために病院に入る」という意味です。

つまり、masuk rumah sakit 「入院する」という慣用表現ですね。

 

では、masuk rumah sakit 以外の masuk を使う慣用表現を紹介しましょう。

 

Hari ini Ali tidak masuk kantor karena sakit.

病気なので、今日、アリさんは出勤しません。

 

上記の masuk kantor は「会社に入る」ではなく「出勤する」という慣用表現です。

 

次の文と比較してみましょう。

 

Karena ada urusan, dia masuk ke kantor walikota.

用事があるので、彼が市役所に入りました。

 

masuk rumah sakit や masuk kantor 以外で masuk を使った例文は『らくらくインドネシア語初級』P107をご覧ください。

 

 

 

【練習問題】

 

masuk を使って、次の文をインドネシア語にしてください。

 

1.入院している友だちを見舞うために、彼は病院に入りました。

2.ビザ更新のために入国管理局に入るので、今日、彼女は出勤しません。

 

 

【練習問題の解説】

 

まずは、単語の意味を調べましょう。

病院     rumah sakit

友だち          teman

見舞い          menjenguk

彼                dia

ビザ更新       perpanjangan visa

~のために    untuk

入国管理局    kantor imigrasi

彼女             dia

今日             hari ini

 

それから、masuk の後に ke を用いるかどうかを確認しましょう。

慣用表現は、ke を使いませんね。

 

現在、INJカルチャーセンターではグループレッスンは、通学、オンラインの両方で行っています。最近は、首都圏以外の地方の方、インドネシアやシンガポールなど国外在住の受講生が増えています。講座では、日本人が苦手なわかりにくい部分も詳しく説明しているので、レベルや目的に合った講座で勉強して、インドネシア語がどんどん上達するようにがんばりましょう!

http://www.indonesia.co.jp/lesson/group/

 

Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya. 

さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。

Sampai jumpa lagi!

それでは、また!

 

 

【練習問題の解答】

 

1.入院している友達を見舞うために、彼は病院に入りました。

  Dia masuk ke rumah sakit untuk menjenguk temannya yang masuk rumah sakit.

 

2.ビザ更新のために入国管理局に入るので、今日、彼女は出勤しません。

  Dia tidak masuk kantor hari ini karena masuk ke kantor imigrasi untuk perpanjangan visa.

 

 

次回の予告】

 

次回のブログのテーマは、まだ考え中です。

皆さんが正しいインドネシア語を使えるようにあれこれ考えています。

お楽しみに!

 

 

 

 

【今回の表現】yang と tempat の使い分けは?

【難易度】初級 ★★☆(少し難しい)

 

Halo, selamat siang.「こんにちは」 

INJインドネシア語講師のイワンです。

Apa kabarnya?「お元気ですか?」

 

皆さん、yang と tempat の使い分けはできていますか?

yang と tempat のまちがった使い方をしている人はかなり多いです。

 

先日の授業で yang を使った例文を作成してもらったときに、受講生の一人が次の文を書きました。

 

1. Restoran yang saya makan nasi goreng jauh dari stasiun.

2. Nasi goreng yang saya makan di situ enak sekali.

 

 

2番は正しい文ですが、1番はまちがいです。皆さんはまちがいがわかりますか?

 

その受講生は、次の文を書きたかったようです。

 

1. 私がナシゴレンを食べたレストランは駅から遠いです。

2. そこで私が食べたナシゴレンはとてもおいしかったです。

 

では、yang のフレーズに着目してみましょう。

 

1. restoran yang saya makan 

2. nasi goreng yang saya makan

 

両方とも yang の後に saya makan を伴いますが、なぜ最初のフレーズはまちがっているのでしょうか?

 

目的語が yang の前にあることに着目して日本語に訳すとすぐにわかります。

 

1番は restoran yang saya makan「私が食べたレストラン」なので、「私が食べたのはナシゴレンではなく、レストランです」という意味になってしまいます。

 

2番は nasi goreng yang saya makan「私が食べたナシゴレン」なので問題ないですね。

 

では、1番の「私がナシゴレンを食べたレストラン」は、インドネシア語でどのように言ったらよいでしょうか?

 

それは、yang を tempat に変えるだけでOKです。

yang は英語の関係代名詞 which、 tempat は場所に関する名詞とその説明をつなげる役割がある英語の関係副詞 where と同じような使い方をします。

 

ですから、restoran tempat saya makan nasi goreng は「私はナシゴレンを食べたレストラン」という意味になります。

 

では、ほかの文でも tempat と yang を比較しましょう。

 

3. Rumah tempat dia tinggal bergaya Eropa.

    彼が住んでいる家は、ヨーロッパ風の家です。

 

4. Rumah yang bergaya Eropa itu rumah dia.

 そのヨーロッパ風の家は、彼の家です。

 

 

3番と4番の例文を比較すると、tempat の後は名詞(人)、yang の後は動詞であることがわかります。

 

yang と tempat について詳しく知りたい方は、私が執筆した『快速マスター インドネシア語』P197をご覧ください。

 

 

 

【練習問題】

 

tempat もしくは yang を使って、次の文をインドネシア語にしてください。

 

1.父が働いているオフィスは、10階建てのビルです。

2.その10階建てのビルは、父のオフィスです。

 

【練習問題の解説】

 

まずは、単語の意味を調べましょう。

父             ayah

働いている   bekerja

オフィス    kantor

10階建て       berlantai sepuluh

ビル              gedung

 

それから、主語の「オフィス」と「ビル」を修飾する名詞(人)があるかどうかを確認しましょう。

 

名詞(人)があれば、tempat を使います。

 

 

現在、INJカルチャーセンターではグループレッスンは、通学、オンラインの両方で行っています。最近は、首都圏以外の地方の方、インドネシアやシンガポールなど国外在住の受講生が増えています。講座では、日本人が苦手なわかりにくい部分も詳しく説明しているので、レベルや目的に合った講座で勉強して、インドネシア語がどんどん上達するようにがんばりましょう!

http://www.indonesia.co.jp/lesson/group/

 

Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya. 

さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。

Sampai jumpa lagi!

それでは、また!

 

 

【練習問題の解答】

 

1.父が働いているオフィスは、10階建てのビルです。

  Kantor tempat ayah bekerja adalah gedung berlantai sepuluh.

 

2.その10階建てのビルは、父のオフィスです。

  Gedung yang berlantai sepuluh itu kantor ayah.

 

 

【次回の予告】

 

次回のブログのテーマは、まだ考え中です。

皆さんが正しいインドネシア語を使えるようにあれこれ考えています。

お楽しみに!

 

 

 

 

【今回の表現】suka は「好き」ではない?

【難易度】初級 ★☆☆(やさしい)

 

Halo, selamat siang.「こんにちは」 

INJインドネシア語講師のイワンです。

Apa kabarnya?「お元気ですか?」

 

講座で使用している『らくらくインドネシアの初級』の中に、次の例文があります。

 

Atasan itu suka berkelakar dengan bawahannya.

その上司は、部下と冗談を言うのが好きです。

 

Saya tidak percaya orang itu. Dia suka berbohong.

私はその人を信用していません。彼はよくうそをつきます。

 

受講生は「suka が「好き」というのはわかりますが、「よく~する」という意味があるというのは初耳です」と言いました。

また、Dia suka berbohong. は「彼はうそをつくのが好きです」という意味ではないかと聞かれました。

 

確かに「うそをつくのが好き」という意味にも取れますね。sukaは「~が好き」か、「よく~する」かは文脈で判断します。

 

しかし、両方の意味にはならずに、1つの意味だけの suka もあります。

その特徴は、次の通りです。

 

1.suka+名詞 「~が好き」

 

  suka + 「名詞」は、「よく~する」の意味になりません。

 「よく~する」は suka +「動詞」です。

 

次の例文を見てみましょう。

 

Ibu suka manggis.

母はマンゴスチンが好きです。

 

Ayah suka sepak bola.

父ははサッカーが好きです。

 

2.suka + 好まれない動詞 「よく(しばしば)~する」

 

「悲しむ」、「怒られる」などの「好まれない動詞」は、「~が好き」という意味にはなりませんね。

「よく(しばしば)~する」は、好きかどうかとは関係がなく、行動の頻度を示すだけです。

 

次の例文を見てみましょう。

 

Saya suka merasa sedih kalau mendengar lagu itu.

その曲を聴くと、私はしばしば悲しみを感じます。

 

Karyawan itu suka dimarahi atasannya.

その社員は、上司によく怒られます。

 

 

【練習問題】

 

いかがですか? suka の使い分けは、わかりましたか?

それでは、次のインドネシア語を日本語にしてください。

 

Saya tidak suka lembur, tetapi suka bekerja lembur.

 

 

 

【練習問題の解説】

 

まずは、単語の意味を調べましょう。

 

saya        私

tidak                 ~ない

lembur                残業

tetapi                  ~が       

bekerja lembur    残業する   

 

それから、suka の後が「名詞」か「動詞」を確認します。

「動詞」であれば、「好まれる動詞」か「好まれない動詞」かも確認しましょう。

 

suka を使った例文は、「らくらくインドネシア語初級」の120ページにあります。

 

 

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現在、INJカルチャーセンターではグループレッスンはオンラインで行っています。最近は、首都圏以外の地方の方、インドネシアやシンガポールなど国外在住の受講生が増えています。講座では、日本人が苦手なわかりにくい部分も詳しく説明しているので、レベルや目的に合った講座で勉強して、インドネシア語がどんどん上達するようにがんばりましょう!

http://www.indonesia.co.jp/lesson/group/

 

Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya. 

さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。

Sampai jumpa lagi!

それでは、また!

 

 

【練習問題の解答】

 

Saya tidak suka lembur, tetapi suka bekerja lembur.

私は残業が好きではないが、よく残業します。

 

 

【次回の予告】

 

次回のブログは、関係代名詞 yang と tempat の違いについて書きます。

お楽しみに!