インド映画『PS-1 黄金の河』(Ponniyin Selvan=ポンニ河の息子、の意味) | インド・アラビア雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

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こんにちは、こんばんは。

 

来月、6月14日から公開される予定のインド映画 『PS-2/大いなる船出』に先立ち、現在、

『PS-1/黄金の河』が再上映されています。

久々にインド歴史絵巻的な映画の登場で、楽しみにしてたのですが、原作は1950年代にインドでベストセラーになったものだそうで、結構、っていうか、70年前の原作か!?

舞台は、10世紀のインド南部・タミル地方に実在した、チョーラ朝(9世紀~13世紀に滅亡)。
首都のタンジャーブル(映画では、タンジャバイ)は、現在のタミルナードゥ州でも県庁所在地であり、古都として有名だそうです。ただ、映画の内容は、どうも創作みたいですけどね!

バーフバリと比べると、スケール感はかなり小さいですね。
まあでも、実際の10世紀が背景の話なので、余り大規模な戦闘シーンとかがあると変かも。

スケール感は、10世紀という時代に合わせた規模といえるかもね。

ヒロイン達の衣装や装飾は、素朴とは言いがたく、これでもか!と飾り立てていますが。

そして、2時間半の長編映画ですが、テンポも速いので、あっという間で余り気になりません。

(まあ、ダンス音楽シーンを省けば、30分はカットできるんじゃない?笑)

というか、カメラワークが早すぎて、ややついていけない。^^;


ーで、何が印象に残ったかというと、2大美女の対決シーンといいますか。

“聡明なプリンセス・クンダヴァイ”と、“復讐の美女ナンディニ”というのが登場していて、


まあどっちもすごいインド美女なんですけど、やはり迫力、存在感、貫禄がね~、

アイシュワリヤー・ラーイ(50歳)が、本当に、驚愕の美貌ですよ!

だって、50歳のはずなんですよ、ぼちぼち。

もちろん元々美女ですが、結婚出産を経たインド人なら、普通50歳は、おばちゃんですよ?

それがどういうわけか、若返ってました!映像に相当修正でもかけさせてるのか???

まーエイジング施術とか受けてるでしょうが、それにしても、美貌が余りにも圧巻でした。

 

それに比べると物語は、男性陣の魅力がちょっと薄いかも。

まあ脚本のせいですね、きっと。

しかしインド映画業界というのは、美女の基準はものすごく高いのに、男性達は何を基準に選んでるのかよくわからない、マッチョというかデブ気味のおっさんぽいのが多いなと。

まあ、それも魅力的でしょーが、こんなに美女ぞろいなのに、イケメンはどっかに居ないのかよ?と、ききたくなります。

とういわけで?続きを6月の楽しみにしつつ、チョーラ王朝の資料でも探してみます。

インドの歴史って、資料が少ないからそこがつまんないんですけどね。
ヨーロッパと比べると、記録が圧倒的に少なくて残念。