こんにちは、ジジです。
昨日、イスラエルが、ガザ地区からのミサイルを迎撃する写真と共に、
映画のタイトル、「テルアビブ・オン・ファイア」について言及したのですが、
タイトルだけだと、意味を逆に捉えたアラブ人がいたようです。
つまり、私がイスラエルを“犠牲者”と言っており、それは間違いだと。
“被害者はガザだ、イスラエルは加害者だ”、という指摘ですね。
日本語の問題もあるだろうし、映画を多分みていないので、彼によれば、
相応しいタイトルは、「ガザ・オン・ファイア」だと!
ーまあ確かに。
それで、映画を観てない人のために。
この映画は、パレスティナ人青年が主人公で、背景は、イスラエルの実行支配下におかれた街。
監督はパレスティナ系イスラエル人で、つまり、映画の視点は、パレスティナ人によるもの。
そして民間レベルでは、イスラエル人とパレスティナ人は実質共存しています。
時々政府(もどき)間で、殺し合いを展開しながらも、エリアを共有し、共存してもいる。
接点があるのです。
それをわかりやすく、時にコミカルさも交えて伝える、秀逸な映画でした。
私は決してアラブ贔屓ではありませんが、イスラエルによるガザへの攻撃は、実際の所、
強者による、弱者への、虐殺以外の何者でもありません。
日本の不勉強な副大臣が、「イスラエルに寄り添う」などと発言したが、不勉強も甚だしく、恥ずかしい。
日本の大臣として発言するな!と、言いたいですね。
ハマスによるロケット弾の攻撃は、そもそも、反撃でした。
つまり、その大前提として、イスラエルによる地上からの侵攻が、先にあった。
これは、侵攻と言っていいと思いますが、イスラエルは本気で“東エルサレム”を狙っており、
そこに居るパレスティナ人を強制立ち退きさせるための実力行使に入っていました。
そのため、ガザ地区を実効支配しているハマスが、ロケット弾で反撃したのです。
つまり、先にイスラエルによる侵攻があり、地上戦では太刀打ちできないガザ地区のハマスが、
ロケット弾によって、イスラエルに反撃したのです。
それに対して、イスラエルも空からの攻撃を開始しました。
しかしそれは、必ずしもイスラエルの民意とイコールではないだろうとも思っています。
戦争にはうんざりだと言い、パレスチナ人と共に仕事をしてる多くのイスラエル人がいます。
本当に、戦争を嫌がっており、決してのぞんでいません。
しかし、イスラエル(アメリカ)政府の野望が、ガザ侵攻をさせ、戦争を引き起こしています。
力は圧倒的な差があり、イスラエルとガザの被害者の比率は、実に1:100というレベルです。
そして、今度こそイスラエルは、地上からのガザ侵攻を完遂させて、先住者であるパレスティナ人を、
完全に追い出す(虐殺)事に成功するかもしれません。
なぜなら、イスラエルは、「停戦に応じない」と言っているからです。
このような強行姿勢に出た背景には、ここ数年のアメリカの後押しが影響していると思います。
アメリカは2018年に、エルサレムをイスラエルの正式な首都と認め、大使館をそこへ移動しました。
(東エルサレムは、パレスティナ人が大半をしめ、彼らにとり、ここは首都も同然の場所です。)
その一方で、アメリカは、パレスティナを国として認めない方針を変えていません。
エルサレムを首都と認定されたイスラエルは、1967年の第三次中東戦争では、占拠したものの
国際社会の圧力によって手放さざるを得なかった東エルサレムを、今回は、多分、本気で狙っている。
但し、地上戦の場合、イスラエル兵にも一定の犠牲者が出る事が予想され、
そこまで踏み切るかどうか、迷ってるところだろうと思います。
そして周辺のアラブ諸国は、イスラエル一国(背景にアメリカ一国)に対して、
ほぼ手をこまねいてみているだけです。
イスラエルは、周辺を全て、敵国に囲まれているようなものなので、その分防衛意識が強く、
アイアンドームのような対空防御システムを開発してるのは、ガザの為だけではなく、
全方位からの攻撃に備えているからです。
しかし周辺アラブ諸国は宗派の違いもあり決して一枚岩ではない為、団結して対抗できません。
ーあーあ。
何やってるんだよ、どいつもこいつも、と思う。
そして、この原因を作った英国よ、出て来い。
出てきて、責任をとれ。
