少年は荒野をめざす | インド・アラブ雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

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東京の神楽坂にて、インド・アラブ民族衣装と雑貨レンタル専門店+メヘンディ(ヘナ)アート/ジャグアタトゥのスクールを営む店主のブログ。衣装や雑貨は、CM、TV、映画、PV、雑誌などで実績多数。

GWの合間の訃報。漫画家の吉野朔美さんがお亡くなりになりました。大変ショックです。

生涯にわたり、わすれられない作品というのはあるもので、そのひとつ、どころか2つ、は、彼女の作品でした。
特に、自分が若い日に、やはり高校生を主役にした「少年は荒野をめざす」は、おこがましい言い方をすると、当時の自分の人生とどこかかぶるようで、長い間特別に思い入れがありました。
丁度連載時期に自分も高校時代をすごしていて、登場人物含め、まるでよくにた設定の環境にいました。
あれから30年もたち、物語は年をとりませんが、現実にいきている私たちは、当然のように年をとっていきます。
読んでいない人には「?」でしょうが、物語のりくとみやこ達は、その後どうなったのかなあとか、今想像してみます。
大人にみえたとりこ(陸の年上の恋人)も、10代の女子だったわけです。

生きてる私たちは当時からはるかに年を重ねますが、物語の主人公たちのその後の人生を想像してみる。
自分の人生も振り返り、15歳の自分には想像もつかなかった『未来』という名の『現在』が待っていた『今』を思います。

まさに人生は物語。

登場人物や背景が変わったりしながらも、複雑に交錯して、完全に過去と切りはなれた人生はありえないのですよね。
今、狂おしくも懐かしく、あの時の自分たちに思いをはせます。
私が生きたあの時代は、「昭和」と言われます。


タイムスリップできませんけど、タイムスリップして、会いに行きたいです、あの頃の自分に。そうして、物語の続きがこうなっていたと、教えてやりたい気がします。
そしてできるなら、変えられるものなら、変えたい未来(つまり現在)も、あったかもしれません。


強く過去を思い出す今夜。


吉野朔美さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。


なぞ多き物語の続きを、生きていく覚悟を持って。