■スクールビジネスと資格について
ちょっと話がとびますが、私が始めてメヘンディを描いてもらったのは、毎年六本木のアークヒルズで開催されてる、アラブチャリティーバザールでのことでした。
今にして思えば、チューブで、ばりばりケミカル。手首にくるっと、素人ばりのメヘンディを描いてもらって、千円でした。
ーで。
とても嬉しかった!のを、覚えていますよ。
そして、あれが、下手でしかもケミカルだったな~と、今では苦笑いしても、当時味わった“嬉しい気持ち”に変わりはありません。
商売は、相手が喜んでくれたら、それで成立する関係だと思います。
判断するのは、売り手側ではなくて、買い手側だと思う。
例えば、メヘンディのスクールにも、30万、50万、など、私から見れば、「うわ、高っ」と思うスクールがありますが、高いから悪い、とは言えませんね。
それは、スクールビジネスであって、ボランティアではないからです。
誰のためのスクールか?という点は大いに問題ですが、材料費や土地代が知れている以上、値段が高くなる理由は、人件費しか残りません。
そして、払える人が払って通っており、高いかどうかは、受講する人が判断することです。
一日二日でそれほどの大金を投入するのだから、就職の斡旋などのフォローもちゃんとして欲しいところですが、それも、スクール=結果的にはお客が決めることです。
しかし、私が最近、明確に問題と思ったことがありました。
集客の仕方に「嘘」があり、その点が問題だと思っているのです。
故意に誤解を招く説明の仕方で、集客の一助にしようとしていると思われました。しかし、読み手の判断にもよりますので、皆さんにも、投げかけてみたいと思います。
メヘンディの資格についての質問で、
Q:「メヘンディを描くのに資格はありますか?」
A:「プロとして活動するための資格講座もありますが~」
という一文です。
残念ながら、先月出版された、「メヘンディスタイルブック」の中に出てきた、Q&Aのコーナーに、これがありました。
この文章を読んで、皆さんは、どう感じますか?
当店の受講者の皆さんは、この文章の言わんとするところを、100%、「プロとして活動するためには、資格講座を受けなくてはならない」と、認識しました。
誤解しやすい文章をわざとのせていると思います。
多分、資格についての質問は、少なくないのでしょう。
その際に、どう説明すれば、本当はプロとして活動するために必要の無い資格が、必要であるかのように思わせることができるだろうか、と、考えた言い回しにしか受け取れないと、全員が言っています。
「プロとして活動するために資格は必要ありませんが、スクールが任意で発行してる資格もありますよ」
と、言えばすむことです。
しかしそれでは、資格そのものに意味が無いと思ったのでしょうか?
実際、「資格」というものは、対外的に効力があるからこその「資格」だと思うのですが、スクール内で発行している「資格」というのは、対外的な効力がゼロなので、本来は集客のポイントにはならないはずなんですね。
当店も同じ本に、グラビア部分で見開きにださせてもらってるので、非常に残念です。
高額であろうとも、価格設定は主催者の自由ですし、受講者が納得しているならそれで第三者が口を出す事では無いですが、この「プロとしての活動には資格が必要であるかのような嘘」を公言したことだけは、見過ごす事が出来ませんでした。
ここの部分、本が重版されることがあったら、訂正して欲しいと思ってます。
全国のメヘンディに興味を持ってる人達へ、誤解を植えつけています。