17歳だった。 | インド・アラビア雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

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東京の神楽坂にて、インド・アラビア民族衣装と雑貨レンタル専門店+メヘンディ(ヘナ)アート/ジャグアタトゥのスクールを営む店主のブログ。衣装や雑貨は、CM、TV、映画、PV、雑誌などで実績多数。

お正月に、古い仲間の新年会に呼んでもらって、十数年ぶりに再会する人達とか居て嬉しかったのですが、いちばんびっくりしたのは、20数年前の自分に再会したことでした。
当時、私は、16歳とか17歳でした。
自分では当時ビデオとか持ってなくて、この映像たぶん初めて見たなー。衝撃的。

インド雑貨専門店主ブログ 聖子ちゃんカットとか、明菜ちゃん(中森明菜)カット、とかの時代ですよ。
男の人の髪型にもなんとなく時代が感じられます。
当時NHKで、「YOU」って番組があったんですけど、この収録の時は、地方から上京してる学生の生活を取材したような内容?だったと思います。
ーで、マイクを向けられてる眼鏡の男性が、昔も今も、お料理の得意なお友達の“Zさん”。
この番組の中で、彼が手料理を披露するコーナーもあり、結構クローズアップされて映ってて、ついでに私も映ってました。

子供だったので、TVの収録だなんて聞くと面白そう!と、みんなでワイワイ、くっついて行ったんですね。
参加記念の腕時計とかワッペンとかをNHKからもらって、喜んで帰りました。^^
ーで、このZさん宅が、新年会の場所で、そのビデオラックにこのビデオがあったというわけです。
もの持ち、いいなー。20年以上前のビデオなんて、普通もって無いですよね~。
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Zさんは、当時からお料理よくやってくれて、ご飯食べさせてもらってました。
私の家は、両親の家庭内戦争が激化して、子供が帰れる家ではなくなっていたため、私は、第二のお母さんの家である千駄ヶ谷のマンションに避難していて、そこから高校に通っていました。
そこには色んな人が出入りしていて常時、10~20人くらい居たのかな?ご飯を自分達で用意するんですが、得意な人が皆におだてられて永遠に作らされるという世界でした。
私もたまに、学校の家庭科の授業で習ったばかりのおかずを作ったことがあります。

習ったその日のうちに、実践するので、結構うまく作れたりして。
教科書開いて、キッチンで調味料とにらめっこ。
ちょっと懐かしいし、思い出すと涙出てきちゃいますね。この頃のことは。
それから20年以上たって、Zさんは、新年会でもみんなに美味しいお料理をふるまっていました。
40代、独身、一戸建ての持ち家(新築)+親無し+貯金がたっぷりだそうです。
只今、奥さん募集中!
インド雑貨専門店主ブログ ちょっと怖そうに見えますが、すごく優しいです。
あと、今スキンヘッドなのは、やくざだからじゃなくて、武道家だからです。たぶん。
おうちもすごく綺麗に掃除、整頓されてて、「こんなに何でも出来るなら、別に奥さんなんて要らないでしょう?」って言ったら、「そういうものではない。奥さんは欲しい。」そうです。
世の中、いい男が余ってるもんですね。
ちなみに彼は、親の介護で婚期逃したタイプ。
「誰か居ないの?」と、言ってたら、
「独身はお前くらいだ。お前はどうだ?」と、仲間から言われました。
うーん。なんて良いお話。・・・しかし、拒否られそうです。
子供の頃から知ってるだけに、正体バレバレですもんね。・・・^^;
でもとにかく、普段は味わえない家庭的な雰囲気で、楽しかったし、いいな~と思いました。
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とにかく、感謝です。