自炊モードになってから、野菜を求めて八百屋さんとスーパーをはしごする日々で、勢い神楽坂の商店街
を歩く事が増えています。
神楽坂は、新旧の入れ替わりがもともと激しいのですが、ここ一年の入れ替わりの速さは、異常といってもいい位。
ばんばんつぶれて、ばんばん新しい店が出来る。でも、新しい店で、神楽坂に定着する店はとても少ない気がします。すぐまた工事がはじまっちゃう。
神楽坂って、ネームバリューばかり先走っていますが、なんと言ってもローカルな場所、ローカルな駅。
平日の閑古鳥ぶりはランチタイムでもレストランに空席が目立つほどで、土日の観光客が頼りなのですが、店が並んでるって言う以外に実はこれといって観光名所があるわけでもない普通の商店街だったりするため、「これが神楽坂?石畳はどこになるの???芸者さんは?」と。毘沙門天も境内小さいし。
宣伝イメージは、石畳、芸者、古い町、ですが、実際は、アスファルト、置屋はたったの一軒、商店街の入り口は、右にアパマン、左にパチンコ屋ですから。
その割りに家賃だけは高く、集客は土日以外は悪いので、採算合わないのでは?
ココで生き残っている店は、大きく言うと、2種類って感じ。
一つは、みんなが期待する神楽坂のイメージを持つ小京都的な店であること。
(もしくは、プチパリ的な店であること。国籍で言うと、日本かフランスのどっちかで勝負する。)
もう一つは、オンリーワンの個性的な店であること。
神楽坂に限っては、外観や雰囲気が結構ものをいい、「それっぽい」店が圧倒的に有利だと思います。
無国籍やイタリアンは、ぶっちゃけ不利じゃないかしら?
そのせいかなんか、神楽坂上に新しく開店したばかりのイタリアン(ピザ)の店のオーナーが、不機嫌で、通りす
がりの私に八つ当たりしました。(ランチタイムにがらがらなのは、私のせいじゃないってば。)
神楽坂コーナーに写真を載せようと思って、とりあえず外観写真を撮ってたら、「お前なんだ、プレスか?勝手に写真とるな。こっちへ来い。」ーって、すんごい剣幕なので、「私はこの近所で輸入雑貨店をやっており、ネットショップには神楽坂の紹介コーナーがあるので、新しいお店だから、掲載しようと思っていたんだけどー。」と、名刺を出して説明したら、いきなりニコニコしだし、それまで、「英語で話せ。日本語はわからん!」とか言ってたくせに、「いいよいいよ、好きに写真撮って。」って、日本語かー、おい!感じ悪い。
人の国に来て、「英語で話せ。日本語は知らん。」って、通用すんの?
(こういうやつ、六本木にうろついてるアジア蔑視の白人に多いよね。)
ランチは、パスタセットで、1,575円からだそうです。ほー、ほけきょ。