マッチ棒のように細い体に、魔法使いのような長い鼻の顔。ーその名を、プルシェンコ 。
最近、私の“神”になりつつある人ですが、この人を見てるのが、私にはとても楽しいのです。
あとから、「4年前のエキシビジョン のあの人か!」と、気がついたのですが、原則男子の競技に興味が無くて、今回初めて名前を知りました。
大好き!プルシェンコ!大・大・大好き!
記者会見の時、高橋大輔が、「もし失敗するとしても4回転はとびたい」と、言った時、「ありがとう、同士よ。」と、やんちゃなことを言ったので、ライザチェックに対して、ヒールな役回りの印象も一部あるようですが、私はこの人が好きだあ~。
競技では、ライザチェックがフェロモンふりまくりで、一部欲求不満の女子には圧倒的支持を受けたらしい(失礼!)ですが、まー、ノーミスで綺麗な演技だったので、彼の金メダルには異存は無いんですけど、じゃーその演技を何度も見たいかっていうと、別にそうは思わなかったんですね。
一言で言うと、守りに入ってる人って、見てて退屈なんですな、私には。
守りに入ってるのって、見ててわかっちゃうから。
同日の競技でのプルシェンコは、全体に雑だったので、まーこれは銀でも仕方ないでしょとは思ったんですが、しかし、エキシビジョンでまたも私の目(と心)を奪ったのは、やはり魔法使い(プルシェンコ)なのでした。
あの無邪気な踊りっぷり、ジャンプへの果敢な挑戦。
プルシェンコは、私には、妖精(すでに人ではない次元。)のように見える。
きっと、モーツアルトと同じ類なんだろうなと。天才、っていうの?
で、2001年の面白いエキシビジョン
を見つけて、それが今、私の一番のお気に入り動画なんです。
なんと、マッチョなアエロビの着ぐるみを着て、踊っています。
着ぐるみなんか着ても、ジャンプってとべちゃうの?ってすごく驚いたのと、アンコールが終わったあと、更に、音の無いリンクで、ジャンプだけ何度もとんで見せた姿に、この人の果敢さと素直さ、怖気づかない心、を、見た感じがして、ああ、素晴らしい、これは神だ、^^;と、思ったんです。