タイガーウッズは、そんなに悪いのか? | インド・アラビア雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

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東京の神楽坂にて、インド・アラビア民族衣装と雑貨レンタル専門店+メヘンディ(ヘナ)アート/ジャグアタトゥのスクールを営む店主のブログ。衣装や雑貨は、CM、TV、映画、PV、雑誌などで実績多数。

ちょっとゴシップネタ。

ウッズが謝罪会見をしたのですが、なるほど!と思う部分と、何で?と思う部分と、両方ありました。

「自分は大変な努力をしたので、楽しみや誘惑は、そのご褒美に受け取っても良いと思っていた。富と名声があれば、それらを手に入れるのは簡単だ。」

ーこれをきいて、なるほど!と、思った。

ところが、そのあと、「そして、それは間違っていた。」と、謝罪した。

ーここで私は、何で?と思った。

私は、ウッズが間違っていたと特に思わないのである。

多くの男性は、何のために成功したいのかといえば、上記のようなものを手に入れるために成功したいのだ。
ウッズの場合は、スポーツ選手なので、その業界での成功が、自己実現の第一歩であることは間違いないが、それに伴い、富と名声を得ること、それに伴うご褒美を受け取る事も、その中には含まれていたはず。
その結果、黒人男性の成功のシンボルの一つといわれる、典型的な白人女性(スウェーデン人モデル)と結婚したところまで、全くもって、予定通りというか、予想通りの展開をする。

独身であっても、二股三股は感心されないけど、それは相手がまともな恋愛の相手の場合だと思う。
金の亡者でウッズの成功のおこぼれにあずかりたい女達が何人重なって交際していようと、ウッズに責任は無いと思う。
ー言うなれば、「お互い様」ってやつ。

で、これが結婚してて、浮気した場合は、どう話が違うか?ってことだけど、遊びであっても、家族にばれない事は、最低限のマナーだとは私も思う。
遊びだろうと本気の浮気だろうと、妻を致命的に傷けるものだから。

しかしまあ、家庭を壊すつもりはなく、お金目当てのあばずれと、10人20人遊んだという話なら、ギャグに近い話で、相手にするような深刻な話と思えない。簡単にいうと、単に下半身がだらしないという事ですが、ギャンブル、酒癖、女癖というのは、生来のもので、なおらないと俗にいいます。

しかし、そのことと、家族が居なくても生きていけるかどうか、という事は、虫の良い話ですが、別次元で、ウッズは、「家族が必要」だと思っているから、結婚したんだと思う。


ウッズがもし間違ったとするなら、結婚の際に、
「浮気をしないで君を一生愛し続ける」などという約束をしたことではないだろうか?

最初から正直に、

「今は君に夢中だけど、僕は基本的に下半身にだらしのないところがあるので、結婚してもいつか遊びはするかもしれないが、僕には君も必要なんです。沢山稼ぐし、家族は守るので、それで勘弁して下さい。それで良かったら、僕と結婚して下さい。」

と、言えば良かったんじゃないだろうか?

(これで結婚してくれる女がいるかどうかが問題かもしれないが、私は居ると思う。)

そもそも、金の亡者だらけのアメリカにおいて、成功したウッズに、それ目当ての女性が言い寄ることは当然だし、結婚した妻だって、愛が無いとは言わないが、ウッズの成功と結婚を切り離す事はできないだろう。

まだ若干34歳で、浮気がばれて心の離れた妻を、生涯の女として、これから一生すごすというウッズの決意に、心から同情する。

女というものは、裏切った男を決して許さない生き物なので、これほど世間に暴露された派手な女性関係があって、妻との関係を修復するのは、実際不可能な話でありながら、離婚もせず、妻に負い目を持ちながら生きていく、というのは、男として、地獄への道に見える。

財産をばーんと折半して、お互いに自由になっても良いではないか。

子供の為っていうけど、冷戦下で育つ子供は絶対まともには育たないし、そんなに外部のあそびを必要としながら、ゴルフで好成績を残したという事は、ウッズが家庭だけでは満ち足りないという事の証なのだから。